森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

今朝の大事件(なんちゃって)

2020年07月08日 | 日記


なんちゃって…と書きましたが、一応、事件かもしれません。今朝、はす向かいのコンドの下にたくさんのパトカー&消防車が集まって来たのです。

ウォーキングの途中で、その様子を目撃したのですが…。消防士さんに何事か尋ねると、消防士さんは黙って高層階を指さしました。それが下の写真。ガラス張りのビルなのですが、なんと窓が破れているではないですか。どうぞ冒頭の写真と見比べてみてください。



「その隣の板張りの窓は、先週割れたんだよ。しばらくこのビルの下は歩かない方がいいよ」
と消防士さん。

粉々の破片はもちろんですが、もしも大きな破片が人の上に落下したなら、それこそ大変なことになりますからね。

そこで私は勝手に想像したのです。もしかしたらあのユニットの住人、コロナ自粛中に大喧嘩? とか…。で、ストレス溜まった住人が、窓に花瓶でも投げつけたのかしら? …とか。

…このところ、コロナ感染者が増えてきたハワイ。せっかく4月、5月と皆が頑張って感染者が収まっていたのに、元の木阿弥でまたロックダウン状態に戻らなければいいのですが! 自由に外出できなかったあの日々は、やはり辛かったですから…。

あ、暗い話でゴメンナサイ。次回は明るい話題をお届けしまーす!
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モンクシールの無邪気な寝顔@モクレイアビーチ

2020年07月06日 | 日記


アメリカの独立記念日だった昨日。ホノルルは朝から大雨だったので、オアフ島の最果て、モクレイアビーチに出かけてきました。そちらは晴れてました~。雲が多かったけれど、逆に暑すぎず、よいビーチ日和となりました(前回は、皆、真っ赤に焼けてしまいましたから~)。

で、例のごとく、お昼寝中のモンクシールを発見! 今回は一人? で、無邪気な顔して眠っていました。モンクシールって、ホントにかわゆいですね~。ワンちゃんにも似ているような。



夏本番のハワイ。今週もコロナに負けず、頑張ります!
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「やさしくひも解くハワイ神話」こぼれ話3

2020年07月04日 | 神話・伝説


今日のハワイも快晴! 朝からウォーキングに出かけ、先ほど帰ってきました~。明日はアメリカ独立記念日なので、今週末は3連休。自粛…しつつも、ハワイの夏を楽しみたいですね。

そうそう、今月からようやくコンドの庭でのBBQ施設も解禁になりました! さっそく主人にBBQしようと提案したら、面倒くさいと断られましたが…。

さて、今日は前回お約束したように、拙著「やさしくひも解くハワイ神話」から漏れたお話をもう1つ公開しちゃいますー。第8章「大とかげ、モオ」の章の冒頭に入るはずだった、短いお話でございます。

ハワイには本当に、モオにまつわる話がいっぱいありますよね。ほかにもモオと仲良しになった少女の話、モオに一目ぼれした酋長の話などあって、本にどの話を入れるか、悩みに悩んだものでした。

では以下、丸々、注釈付きご紹介します。どうぞお楽しみください~!


「ライエ岬の伝説」

 ハワイには神々に倒されたというモオの伝説が多々あり、元々はモオだったという岩や島が⑴各地に点在しています。オアフ島北東部のライエでも、そんな島々を見ることができます。

 昔々の大昔。風光明媚な海辺の地、ライエにある岬に恐ろしいモオが住み着き、一帯を恐怖に陥れていました。
 今、この岬はライエ岬と呼ばれますが、昔はラニロア岬と呼ばれていました。なぜなら当時、岬には邪悪なモオ、⑵ラニロアが住んでいたからです。モオは海に向かって長く伸びた岬に陣取り、通りかかる人々を片端から襲ったので、旅人やカヌーは絶対に岬に近づくことができませんでした。
 そんな邪悪な怪物の噂を聞きつけ、やって来たのが、カナとニヘウという勇猛な兄弟です。2人は不思議な力を持った半神。カナは細長い縄の形で生まれ、成長するにつれ、その住居は海から山に向かってどんどん細長く拡張されなければなりませんでした。一方、ニヘウは並外れて小さいけれど怪力の持ち主です。
 オアフ島にやって来る直前、2人は母を誘拐したモロカイ島の酋長を力を合わせて倒し、母をハワイ島に届けたのち、ハワイ中の怪物退治へと乗り出したのでした。
 モロカイ島の救出劇でも、半神としての怪力と神通力で恐ろしい化け物を次々倒した2人。ラニロア岬の先端で牙を剥くモオも、2人にとっては敵ではありません。
 2人はまずモオの頭を切り落とし、身体を5つに切断。海に投げ捨てると、それぞれが小さな島になりました。岸のすぐ近くに浮かぶククイホオルア、プレモク、モクアウイア、ケアヌアカルアパアア、キヘワモクという5つの島々です。
 また岬でカナがモオの頭を切り落としたとされる地点には、今も地中に大きな穴があいたままになっています。
 時が流れ、ラニロア岬はいつしかライエ岬と呼ばれるようになりましたが、ナニロアというモオの名は、今も岬に⑵近い道の名前として残っています。岸近くに浮かぶ、獰猛なモオの名残りである5つの島々も、当時のままの姿を見せ続けています。
 
※注1 ハワイにはこのように退治されたモオにちなんだ地名が各地に残り、たとえばホノルルのモイリイリは「モオ・イリイリ」が短くなったもの(ハワイ語でイリイリは「小石」の意)。その地域でモオが女神ヒイアカに倒され、細かく切り刻まれたという伝説にちなみ、その地名がついたとか。また同じくクアロアでヒイアカに退治されたモオ、モコリイの名も、クアロア沖に浮かぶ島の名として残っています。
※注2 ラニロアはハワイ語で「背の高く偉大な」を意味します。
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2カ月ぶりに、日本から郵便物が到着~!

2020年07月02日 | 日記


きゃあ~! 気がつけば1か月近く、ブログのUPを放棄してしまいました。ハワイも今日から7月。ああ、何度も訪問してくださった皆さん、ごめんなさい! 毎日ボーッとしていたわけではないのですが…。大反省です。

ハワイではレストランも博物館も徐々にオープンして、徐々に普段の生活に戻りつつありますが、同時にコロナ感染者の数がジリジリと増えてきました。1日10人以上の日もあり、今こそ気を引き締めなければ! ですね。日本の皆さんの日常はいかがでしょうか?

そんな中、いよいよ8月からハワイの観光業も解禁されることに。もっとも、アメリカ政府の認可した場所でコロナ検査を受け、陰性の証明があれば14日間の検疫が免除されるというものですが…。必然的に、アメリカ本土からの観光客をまず受け入れることになるので、ちと恐ろしいですね。本土では今、まさにコロナ旋風が巻き起こっていますから…。

それより私は、早く日本からのお客様をお迎えしたいです! 日本からの直行便が、予定通り8月から飛びますように~。

そんなわけで、今(直行便が途絶えてから)は日本からの郵便物もとんでもなく大回りしてハワイにやってくるよう。この2カ月以上、日本からの便りは途絶えていました。ところが今週、初めて日本からの郵便物が到着! それが上記のアロハエクスプレスです。ハワイ好きの皆さんにはお馴染みのハワイ専門誌であり、私の1冊目の著書「ミステリアスハワイ」を出してくれた出版社の雑誌でもあります。

4月20日の発行なので、それこそ2か月以上かかってハワイに到着したのですね…。感無量でした。ようこそハワイへ! という気分です。

ちなみにこの号のP130に、新刊「やさしくひも解くハワイ神話」の書評を書いていただいてまして…。雑誌を手に取り、二重の意味でとっても嬉しかったです。MAHALO!



…と、今日は大変、お久しぶりでしたが、また今週中に戻ってくることを誓います! ご無沙汰してしまったお詫びに、次回は新刊から漏れた神話を一つ、UPしますねー。少々お待ちください。
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