森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

ダウンタウンに日本のお弁当屋さんが登場!

2014年10月15日 | グルメ


昨日はダウンタウンにオープンしたお弁当屋さんのオープニングイベントにお邪魔してきました。「マダム・シェフ」と言います。その名の通り、若い日本人女性がオーナー・シェフですよ~。

昨日はお惣菜をいろいろ試食させていただきましたが、ナスやカボチャの煮つけ、メンチカツ、出し巻き玉子など、懐かしい「おふくろの味」がいっぱいでした。もちろん鶏のから揚げなどガッツリ系も美味しかったのですが、私は大根おろしをのせた出し巻き玉子に感激! 薄味の上品なお味で、でもグッとくる美味しさでした...。日本風のお弁当も各種販売するそうです。うちから徒歩10分なので、これから通ってしまいそう。

料理全般、野菜がたっぷりで美味しかったので、「野菜はどこで仕入れるんですか?」と聞いてみました。すると、野菜は別に自家栽培とかではなく(笑)、生産者から仕入れているそうですが、そもそもお弁当屋さんを開く前、カット野菜やフルーツをレストランに卸すビジネスをなさっていたそうです(現在も進行中だそうです!)。野菜を洗浄し処理して卸す、という。なるほど! それで野菜の扱いはお茶の子さいさいなんですね!

 

同様に寿司飯も商っているそうで、帰りにはレインボーロールや具たくさんの稲荷寿司もいただき、夜、家族と一緒に満喫しました。

肝心のロケーションですが、イオラニ宮殿やカメハメハ大王像のほど近くの、アラケアST沿い。アラケアSTとキングSTの角から、ちょっと海側にあります。営業時間は11時~15時。ああ、夕方まで開いていてくれたら嬉しいけれど、ダウンタウンはランチを中心にした営業店が多いので仕方ありませんね。これから、贔屓にさせていただきま~す!

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エベレスト登山(靴)とハワイアン

2014年10月13日 | 日記


息子のいる街は、ニューヨーク州とはいえカナダも近いエリアで。すでに朝晩は、気温が10℃以下になることもあるようです。日中はまだ20度くらいあっても(キラウエア火山の山頂くらい?)、夜になるとブルブル震えているよう。生涯初めて紅葉を目にして感動したらしいですが、一方で迫り来る本格的な冬に、楽しみなような、コワイような気分を抱いている模様です。

なぜ楽しみかといえば...。もちろん、息子は冬は未体験ですからね。雪を体験してみたいとか、そういう幼い期待感を持って冬を待っている感じでしょうか。

大学の案内によれば、その街はけっこう雪が多く、一度の吹雪で1.5メートル積雪することもあるとか。なのでハワイから冬服もたっぷり用意していったのに加え、息子は雪用ブーツも買って行ったのですが。テキサスから来たルームメイトにそのブーツを見せて自慢したところ、「おまえ、エベレストでも登るつもりか~?」と笑われたそう。それを聞いて憤慨したのがハワイアン夫です。

「だって大学が新入生に送ってきた必要品リストの中に、雪用ブーツってあったゾ。テキサスなんて雪のない地域から来たから、その子はわからないんだ」(夫)
「でも、メインランドの子の方が、私達より事情がわかってるんじゃないの?」(ハワイ出身のあなたより...との言葉を飲み込んで言う私)
「いや、中西部の人間にはわからないだろう。雪の恐さを。ちゃんと足元カバーしないと、凍傷になって指をなくしたりするんだゾ」(夫)
「そ、そうなのかな...」(本当はあの靴、大袈裟すぎたんじゃないの? と内心思っている私)
「今にその子だって後悔するゾ」(夫)
「...」(雪が積もったら積もったで、実家から靴を送ってもらおうとか、買物に行けばいいやと思ってるんじゃないの? と内心思っている私)

これからどれくらい雪が降るかは、まあ神のみぞ知る、ですが...。ま、備えあれば憂いなし、ですしね。今後、あの(大袈裟な?)靴が、しっかり役立つことを祈ります!

(冒頭の写真は、昨日訪れたヘエイアのヨットハーバーで撮ったものです)
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「フラQ&A」が発売になりました!

2014年10月09日 | ハワイアナ


なんだかお知らせが大変遅くなってしまいました。私が日頃大変お世話になっている文踊社から、フラダンサー必見の新著「フラ・ダンサーなら知っておきたい フラQ&A」が出版されました~。

合計9人のクムフラ(フラの師)に、フラに関する素朴な疑問100問をぶつけたこの1冊。私も、約半分のページを執筆させていただきました。それに後書きも書かせていただいているので、ぜひ! ご覧になってくださいね。価格は1300円。好評発売中です。

この企画は、そもそも雑誌フラレアの特集記事だったものです。2回にわたって特集され、それがあまり好評だったので、さらに3人のクムフラへのインタビューを加え、1冊の本にまとめられました。

質問内容は幅広く、「メガネをかけてフラを踊ってもいい?」「体型とフラの関係って?」といった素朴な質問から、「ハラウ移籍のルールって?」「人生におけるフラのプライオリティは?」など深~い質問も。また「肩を揺らさず踊るには?」「美しいハンドモーションの秘訣は?」などなど、ぜひ知りたい技術的な質問も満載です。

それもサニー・チン、アロハ・デリレイ、チンキー・マホエ、エド・コリアー、フランク・ヒューエットなどなど、フラ界を代表するクムフラが、これらの質問に真正面から答えてくれていますので、フラダンサーの皆さん、これはお宝的な貴重な1冊ですよ~。学びがあるだけでなく、クムフラが本音で話してくれていますから、読んで楽しい1冊でもあると思います。

…思い返せばこの本の取材のため、6月末、アロハ・デリレイさんにお会いしたのが、アロハ先生とお話した最後となりました。カネオヘのスターバックスで待ち合わせし、1時間以上、たっぷりお話してくれましたっけ。

「日本人ダンサーのアミ、小さいですよ」(アミとは腰を回すモーション)
「フラとは心の一番奥の感情を表現するものなの、ヘアとか化粧の仕方とか、そんなのは重要じゃないわ」

あの2ヶ月後に急逝なさったアロハ先生。まるで遺言みたいなアロハさんの貴重な教えも、インタビュー中にいろいろ飛び出しましたっけ…。アロハ先生を慕う皆さんにも、ぜひとも読んでいただきたい1冊です。アロハ先生、本当にお世話になりました!
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マノアのスリーピング・ジャイアント

2014年10月02日 | 神話・伝説


スリーピング・ジャイアント、つまり眠れる巨人といえばカウアイ島の伝説で有名ですが、ここオアフ島にも、スリーピング・ジャイアントが存在します。マノア渓谷がその場所です。

マノア渓谷といえば、虹のプリンセス、カハラオプナの神話の舞台として有名ですね。マノアに吹く風を父に、マノアに降る雨を母に持ったカハラオプナは、薄幸&美貌の虹のプリンセス。暴力夫カウヒに苦しめられ、何度も殺害されては生き返る...を繰り返すのですが、スリーピング・ジャイアントは、その暴力夫が岩に変えられたものだそうです。

最後にはカハラオプナを守る神が、残忍なカウヒを罰し、巨大な岩(ヴァアヒラ尾根)に変えてしまったのだとか。ヴァアヒラ尾根は、マノア渓谷の一辺を成しています。

写真ではちょっと見ずらいですが、尾根の右側が巨人の足元です。そしてなだらかなスロープを描いて、左側の頭に続いています(少し...鼻がとんがっています)。わかりますか?

マノアのスリーピング・ジャイアントは、マノア渓谷からはもちろん、タンタロスの丘からも見ることができますよ~。ぜひ近くを訪れたら、スリーピング・ジャイアントを眺めてみてください。そして「カウヒ...ひひ、これが暴力夫のなれの果てよ!」と笑ってやってくださいね。
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