息子のいる街は、ニューヨーク州とはいえカナダも近いエリアで。すでに朝晩は、気温が10℃以下になることもあるようです。日中はまだ20度くらいあっても(キラウエア火山の山頂くらい?)、夜になるとブルブル震えているよう。生涯初めて紅葉を目にして感動したらしいですが、一方で迫り来る本格的な冬に、楽しみなような、コワイような気分を抱いている模様です。
なぜ楽しみかといえば...。もちろん、息子は冬は未体験ですからね。雪を体験してみたいとか、そういう幼い期待感を持って冬を待っている感じでしょうか。
大学の案内によれば、その街はけっこう雪が多く、一度の吹雪で1.5メートル積雪することもあるとか。なのでハワイから冬服もたっぷり用意していったのに加え、息子は雪用ブーツも買って行ったのですが。テキサスから来たルームメイトにそのブーツを見せて自慢したところ、「おまえ、エベレストでも登るつもりか~?」と笑われたそう。それを聞いて憤慨したのがハワイアン夫です。
「だって大学が新入生に送ってきた必要品リストの中に、雪用ブーツってあったゾ。テキサスなんて雪のない地域から来たから、その子はわからないんだ」(夫)
「でも、メインランドの子の方が、私達より事情がわかってるんじゃないの?」(ハワイ出身のあなたより...との言葉を飲み込んで言う私)
「いや、中西部の人間にはわからないだろう。雪の恐さを。ちゃんと足元カバーしないと、凍傷になって指をなくしたりするんだゾ」(夫)
「そ、そうなのかな...」(本当はあの靴、大袈裟すぎたんじゃないの? と内心思っている私)
「今にその子だって後悔するゾ」(夫)
「...」(雪が積もったら積もったで、実家から靴を送ってもらおうとか、買物に行けばいいやと思ってるんじゃないの? と内心思っている私)
これからどれくらい雪が降るかは、まあ神のみぞ知る、ですが...。ま、備えあれば憂いなし、ですしね。今後、あの(大袈裟な?)靴が、しっかり役立つことを祈ります!
(冒頭の写真は、昨日訪れたヘエイアのヨットハーバーで撮ったものです)