ハッと気がつけば…。ひえ~! 前回ブログをアップしてから10日もたってる! ごめんなさーい。そんなこと、ブロガーとして許されることじゃありません! なのに…。
というのも私、恥ずかしながら一つのことに没頭すると、ほかの全てが疎かになり。仕事に邁進して、電気代を払わず電気を止められたこともある女です。これからはヘビーなネタを追求しようと思わず、できる範囲で書いていきます! どうぞ許してくださいませ。
今日はさっそく、マウイ発の軽いネタを紹介しましょうね。
先月訪れたマウイ島カフルイには、クイーン・カアフマヌ・ショッピングセンターという施設があります。オアフ島でいうとアラモアナセンター級の立派なショッピングセンターで、1階中心部には、センターの名の由来となったマウイ島出身のカアフマヌ女王の銅像も立っています。
カアフマヌ女王といえば、カメハメハ大王の妻の1人。大王のお気に入りとして知られていますね。美しく体格がよく、しかも賢い、いわゆる女傑だったとされる女性です。マウイ島の王族の一員だったカアフマヌは、13歳でカメハメハの元に嫁いだとか。マウイの誇りなのでしょうね。
ですが。ショッピングセンターのその銅像の説明書きを見た私は、正直、ドン引きしました。そこにはカアフマヌの偉業が、いろいろ記されていました。カメハメハ大王の死後、息子のリホリホ(母親はカアフマヌではありません)が若くして跡を継ぎカメハメハ2世になった時に、カアフマヌが後見人になったとか。古代から続く(男女は一緒に食事してはいけない、などの)さまざまなタブーを廃し、ハワイの近代化を図ったとか…。
カアフマヌがカメハメハ2世の後見人(ハワイ語でクヒナ・ヌイ。英語では宰相、日本語では摂政という感じの肩書きですね)として辣腕をふるったのは本当でしょう。そして、説明書きの「カメハメハ2世と同等の立場」で、というのも、まあ本当かもしれません。
でも! その次の、「ハワイ史上、始めての女性君主として」云々とのカアフマヌの説明書きは、どうも解せません。Monarchという言葉でカアフマヌを表現していましたが、これは国王とか君主という、ごく限られた意味合いの言葉ですからねえ。
カアフマヌは、宰相、摂政ではあったかけれど、君主ではなかったはずです。歴史書ではそんなこといっていませんし、今、仕事でハワイ州観光局の資料を読みこなしているところですが、その歴代の「支配階級にあった首長、君主」のリストを見ても、カアフマヌの名は含まれていません。やはり…。
マウイのハワイアンにとっては、カアフマヌはさぞかし自慢の存在なのだと思います。で、銅像でも「ハワイ初の女性君主だった」としてしまったんですね。う~ん。どうも私には納得がいかないのですが…。
ま、外国人である私がつべこべ意見を述べる問題でもない、ですけれど。皆さんはどう思われますか?
やはり~。カアフマヌは君主では絶対ないですもんね?
なんだか一緒に憤ってくださったようで、嬉しく感じます(笑)。
ハワイ初の女性君主は、リリウオカラニですものね。
観光客の目にする銅像に、こういうことを書くのは考えもの。
たとえそれがお国自慢の一環であっても。
(マウイは大好きでも、やはりそう感じてしまいます)
…にしても、カメハメハ2世は、よほどカアフマヌに頭が上がらなかったのでしょうか。
高貴なる母が早世した…結果なのでしょうか。
私も彼女はクヒナ・ヌイ、摂政だと認識しています。
「2世と同等の立場」とは、何を持って同等と??
2世母は最高ランクのはずなので
生まれだけみれば、
2世はカアフマヌより上ですよねえ。
まあ、カプ破りをはじめ
豪快な女性ではありますが^^
銅像の説明に書かれちゃうと
これしか読んでいない人は、こういう認識になってしまいますよねえ。
ただでさえ、
ハワイイについては「裏を取る」のが大変なくらい、いろいろ、あやふやな説が多いのに・・・
う~ん、私も納得いかないほうに
一票!!