昨日ご紹介したレインボーフォールといえば、半神マウイの神話の舞台として有名ですよね。滝の後ろには大きな洞窟があり、そこには昔、マウイの母で美しい月の女神、ヒナが住んでいたのだそうです(上の写真で、滝の裏の洞窟がわかりますか?)。この洞窟にちなみ、半神マウイとヒナにまつわる、こんなお話が残っています。
昔々の大昔。近くに邪悪な大トカゲ、モオが住んでいました。モオは美しいヒナに想いを寄せましたが、全く相手にされなかったため、激怒。住居を水浸しにしてヒナを溺れさせてやろうと画策し、ワイルク川を堰き止めて洪水を起こそうとしました。
ヒナは慌てて助けを求め、それを聞きつけたのが、孝行息子のマウイでした。マウイ島から、魔法のカヌーでアッという間にハワイ島に到着。邪悪なモオを退治し、事なきを得たのだそうです。めでたしめでたし!
…と、今回初めて気が付いたのですが、滝の近くには、そんな神話を記したボードも設置されていました。やっぱりイラストで見ると、お話のイメージが湧いてきますね~。
レインボーフォールを訪れたら、ぜひこのボードも、しかとご覧くださいね!