新年のご挨拶＆元旦から牛、のエピソード

新年、明けましておめでとうございます！　ただいまハワイは、元旦の夜。昨夜来の花火も治まったようで、静かなお正月を迎えています。皆さんは素敵なお正月を過ごされていますか？

年をとると季節の移り変わりがものすごく早くなるというのは、本当ですね！　私にとっても、2012年は光のごとく早く過ぎ去っていきました。きっと2013年も超スピードで過ぎていくのでしょう。一応、今年の抱負について触れちゃおうかな。今年は、私も初心に戻って、いろいろなことをしっかり勉強したいな～と思っています。ハワイの歴史・文化をしっかりと見つめ直していく、そんな年にしたいです。

昨年秋から、私もささやかながら公けの肩書きをいただく機会がありました（もうすぐ発表できるかな？）。いえ、そんな大げさなものでは全くないのですが、一ライターとしての仕事にも増して、書く・発信する、の責任を感じるようになりました。そして思ったのが、こんな生半可な知識じゃダメだ、私！　ということ。ハワイに移り住んで22年にもなりますが、その年月に見合った勉強をしてきただろうか、と自問することしばしばです。もっともっとハワイのことを真剣に学ぼう。今年は、そんな気持ちで過ごしていきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします！

さて、我が家は毎年、元旦の夕方におせち料理を食べることになっています。なので、ついさっき、紅白を観ながらおせちをいただいたところ(ハワイでも、1日遅れで放映されるんですヨ)。というのもハワイアン夫と息子が、元旦は早朝から本格的なハイキングに出かけることになっているからです。

今年もやはり、朝5時半頃に家を出ていったのですが…早くもお昼過ぎに帰って来たので、留守番をしていた私と娘はビックリ。ノースショアのある山に出かけたのですが、なんと。山頂まで半分のぼったか…という頃、狭～いトレイルで巨大な雄牛に遭遇して、通せんぼされたのですって！　

何でもトレイル横の草むらから野生の雄牛が急に出てきて、威嚇されたとか。「ウンモウ～！」と急に藪から雄牛が出てきた時には、息子は飛び上がるほど驚いたそうです。巨大な角が生えたその雄牛がトレイルの真ん中をふさぎ、頑として動かない。石や木の枝で音を出しても何をしてもトレイルからどかない。一度Ｕターンし、しばらくしてから戻ってくると雄牛が消えていたので、しめしめ、とハイキングを続けようと思ったら。夫たちの姿を見つけた雄牛がまた藪から出てきて、道をふさいだのだそうです。そこで仕方なく山頂制覇を断念して帰ってきたのでした。



ま、雄牛の横を無理に通ろうとして元旦から雄牛に襲われたんじゃ、洒落にもなりませんからねえ。夫が言うには、恐らく草むらに牝牛か子牛がいて、それを守っていたのでは、とのこと。もしくは。雄牛は山の主で、怪しいハイカーに通せんぼしていたのかもしれません。私は後者のような気がしますね～。ところで上の写真は、1週間ほど前から息子の部屋の床に転がっていた牛のぬいぐるみです。何かの予兆だったのでしょうか？

2013年も元旦からエキサイティングな展開？で、幸先がいい我が家。今年もお互い、良い年にしていきましょうね！　ＡＬＯＨＡ！

森出じゅん