森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

ビーチに咲く伝説の花2つ

2024年05月29日 | 神話・伝説


2週間前、シーライフパーク近くの東海岸で撮った写真を整理していたら。ビーチに咲く愛らしい花の写真があったのでシェアしますね。

上記のブルーの花の写真はパウ・オ・ヒイアカ。女神ヒイアカの巻物(スカート)と名の付く小さな花ですね。火山の女神ペレが、小さな赤ちゃんだった妹、ヒイアカをビーチに寝かせて海に入っていたところ、カンカン照りに。この植物が蔓を伸ばして日陰を作り、ヒイアカを守ったことから、この名がついたそうです。

この花は直径1センチもなく、小指の先ほどの大きさで。後々、たくさんのモオ(大トカゲの半神)や大鮫を退治して勇名を轟かせたヒイアカも、昔はチビちゃんだったのですネ。

もう一つは、イリマ。イリマの花で作ったレイはオアフ島を代表するレイ。そのオレンジ色が、オアフ島の象徴カラーでもあります。何でもいたずら好きの霊を引き寄せるそうで、墓場で付けてはいけないレイ、なんて言われます。プア・アピキ(いたずら好きの花)という別名があるので、そんな言い伝えが生まれたようです。



ハワイのビーチ近くでは、この2つの花がよく咲いていて。特にこのカウポビーチではパウ・オ・ヒイアカとイリマが咲き乱れていて、私はひとり、神話の世界に飛んでいってしまいました。

さらなるカウポビーチのお話については、またの機会にシェアしますね。思わせぶりでスミマセン!
コメント (2)
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