森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

戒厳令下? ハワイに復帰しました(その2)

2020年03月27日 | 日記


ハワイに帰った後、毎日、窓から海を眺めながら検疫生活しております。24日に到着したので、考えれば早くも今日で3日目! 日本を出た日から数えるそうなので、そうすると4日目になります。

まだ発狂状態にはなっていませんので、どうぞご安心くださいませ!

日本にいる間は商店&レストランも普通に営業していたので、まさか事態がそんなに緊迫しているとは思いもよらなかったのです。飛行機が出発予定日の翌日から運休すると知るまでは…。それから、私的にややパニック状態になりました。

そんなわけで、日本最終日はドキドキしながら空港へ。まず東京シティエアターミナルに着くと、もうガラガラで! 成田空港もしかり、です。あちこちで職員が手持ち無沙汰に集まって歓談していて、お客さんに注意を払ってくれません。日本でこんなこと、珍しいですよね。ハワイではしょっちゅうだけど…。

出国ゲートのセキュリティチェックでも同様でした。全く並ばず検査を終え、出国審査のエリアに行くとまた人が皆無。職員が退屈そうにしておられました。思わず「人が全然いない…!」と絶句していると、「…これが現実です」と職員さんが返してくれました。

ANA(ユナイテッド航空でチケットを取っていましたが、乗ったのはANAとのコードシェア便でした)の搭乗ゲートに着くまでも、ほとんど人とは会わない状態で…。電光板を見ても欠航だらけ。ホノルル便だけが飛んでいる状態でした。







ANAの職員さんと少し話したところ、その状態は何もそのウィングに限らず、空港全体、1週間以上前から似たような感じだったそうです。あの巨大な「空飛ぶホヌ」にもたった20人くらいしか乗っていませんでした。「1本前のホヌはもっと少なくて、10人くらいでしたよ」と職員さん。

確かに初体験のホヌは真新しくて温かく、広くて快適でしたが…。あの飛行機を1本飛ばすたびに、どれほどの損失が出るのでしょう。そんなことを考えると、「日本、いやハワイもアメリカも、大丈夫なのだろうか」と空恐ろしくなってきました。今後、世界中で大変な失業者が出るに違いないのですから…。





ホントに、これはオリンピックがどうの…とか言っている場合ではなかったのかもしれません。1年延期になったのはヤレヤレですが…。

こんな未曽有の危機ですから、今こそ世界中で足並みを揃えて頑張る時ですよね! 某大統領のように「中国ウィルスが~」なんてアホなことばかり発言するのではなく…。

明日も頑張りましょう!
コメント (2)
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