【俺は好きなんだよ】第959回は、『ファング一家の奇想天外な秘密』(2016)
原題は、『THE FAMILY FANG』。
『ファング一家』ですね。
上映時間: 107分
製作国: アメリカ
スタッフ。
監督: ジェイソン・ベイトマン
製作: ダニエラ・タップリン・ランドバーグ、リーヴァ・マーカー、ニコール・キッドマン、パー・サーリ、レスリー・アーダング、ディーン・ヴェネック、ジェイソン・ベイトマン、ジェームズ・ガラヴェンテ
原作: ケヴィン・ウィルソン 小説『The Family Fang』 (『ファング一家の奇想天外な謎めいた生活』西村書店刊行)
脚本: デヴィッド・リンジー・アベイア
撮影: ケン・セング
プロダクションデザイン: ベス・ミックル
衣装デザイン: エイミー・ウェストコット
編集: ロバート・フレイゼン
音楽: カーター・バーウェル
出演。
ニコール・キッドマン (アニー・ファング)
ジェイソン・ベイトマン (バクスター・ファング)
クリストファー・ウォーケン (ケイレブ・ファング)
メアリーアン・プランケット (ケミーユ・ファング)
ジェイソン・バトラー・ハーナー (若きケイレブ)
キャスリン・ハーン (若きケミーユ)
マッケンジー・ブルック・スミス (若きアニー(少女時代))
ジャック・マッカーシー (若きバクスター(少年時代))
テイラー・ローズ (若きアニー)
カイル・ドネリー (若きバクスター)
フランク・ハーツ
ジョシュ・パイス
グレインジャー・ハインズ
ロビー・タン
マイケル・チャーナス
ガブリエル・イーバート
リンダ・エモンド
スコット・シェパード
物語。
誰だってちょっと変わった秘密がある
落ち目の女優アニーとスランプ中の作家バクスターは、ファング家の長女と長男である姉と弟。
両親のケイレブとケミーユは、街で奇行を演じては市民を驚かせる前衛芸術家で、そんな両親を手伝っていたアニーとバクスターは両親を理解できず、今は自立していた。
だがバクスターの入院をきっかけに、ケイレブとケミーユは子どもたちと久しぶりに再会するが、ケイレブとケミーユが殺人犯に誘拐されたらしいと保安官から連絡がある。
昔から人々を騙し続けてきた両親を知っている2人は、これもパフォーマンスでは、と思いながら捜索を続ける。
アーティストとしての両親の作品なのか、はたまた本当に事件に巻き込まれたのか?
全米ベストセラーの原作を、ハリウッドを代表するスタッフが創り上げた奇妙な家族の過激なアートの物語。
ケヴィン・ウィルソンの小説『The Family Fang』(『ファング一家の奇想天外な謎めいた生活』)はニューヨーク・タイムズ・ベストセラーのほか、タイム、ピープル、エスクァイアの年間ベストに選ばれている。
『ラビットホール』でピュリツァー賞受賞の脚本家デヴィッド・リンゼイ=アベアーが脚色。
俳優としてはもちろん、監督としても頭角を現すジェイソン・ベイトマンの元に豪華スタッフとキャストが集まった。
撮影のケン・セング(『デッドプール』)、美術のベス・ミックル(『ドライヴ』)、音楽のカーター・バーウェル(『キャロル』)ら一流のスタッフが、原作の持つ独特の世界を見事に映画として生まれ変わらせた。
FANGは牙なので、狼とかのイメージ?
あなたは群れるか一匹狼でいるか。
かなり変わった物語は、そのまま奇人アーティスト一家を表現しているかのよう。
原作もまた凝った作りのようです。
その辺の面白さ、伽k巣北の味わいも含めて、豪華キャストが惹かれたのかも。
見たことないタイプの映画ってのは、それだけで楽しいものです。