菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

模倣して、習う。

2010年06月24日 00時00分19秒 | 映画のあれこれ
「パロディの質が、そのメディアの質を表現する」と言った評論家がいた。


パロディはパクリと言い換えていいのかもしれない。
そして、優れた模倣とは、基のモノの精神だけが残り、新たな体を手に入れたものか、体だけ同じで、新しい精神があるものだ。


よく似せられるということは技術の表れでもある。
 
パクっても、元のが分からなくなっているなら、それもまた技術の賜物だろう、


日本映画は海外の映画を上手く真似られているのだろうか?


逆もまた真なりで、Jホラーの隆盛以後、海外ではその模倣品が、大量に作られた。


だから、日本映画的なモノでパクられているものや、パクられていないものが、日本映画の技術を分かりやすく表現しているかもしれない。



日本で言えば、商業を凌駕する同人誌界を持つマンガは成熟したメディアなのだといえるのかも。



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