【俺は好きなんだよ】第1094回は、『コンフィデンス』(2003)
原題は、『CONFIDENCE』。
意味は、1、〔人や物事への〕信頼、信用。2、自信◆【同】self-confidence。3、秘密、打ち明け話。4、〔秘密が話せる〕親密な間柄。5、~の確実性、~が確かであること。6、ずうずうしさ、厚かましさ。など。
『信用』ってとこですかね。
上映時間: 97分
製作国: アメリカ
スタッフ。
監督: ジェームズ・フォーリー
製作: マイケル・バーンズ、マーク・バタン、マイケル・オホーヴェン、マイケル・パセオネック
製作総指揮: スコット・バーンスタイン、エバーハード・ケイサー、エリック・コペロフ、マルコ・メーリッツ
脚本: ダグ・ユング
撮影: ファン・ルイス・アンシア
音楽: クリストフ・ベック
出演。
エドワード・バーンズ (ジェイク)
レイチェル・ワイズ (リリー)
アンディ・ガルシア (ビュターン)
ダスティン・ホフマン (キング)
ポール・ジアマッティ (ゴードー)
ブライアン・ヴァン・ホルト (マイルズ)
フランキー・G (ルーパス)
ロバート・フォスター (モーガン・プライス)
ルイス・ガスマン
モリス・チェスナット
ドナル・ローグ
リーランド・オーサー
ニコール・レンツ
キャッチコピーは、「ラスト10分――気づいたときには ダマされる」。
物語。
ある日、ジェイクは仲間のゴードー、マイルズらと共にライオネルという男を巧みに騙し、金をせしめた。それは、警官たちも賄賂で巻き込んで完璧に仕組まれたものだった。ところが、間もなく仲間の一人が遺体で発見される。これには一つの大きな誤算があった。その金の出所が、なんと暗黒街の大物、キングと判明したのだ。窮地に陥ったジェイクは熟考の末、自らキングのもとに出向き和解を申し出る。
しかし、キングはジェイクの詐欺師としての腕を認めながら、逆に、銀行家モーガン・プライス相手に500万ドルという大金の詐欺を実行するよう命じ、見張り役として手下のルーパスを送り込むのだった。
大金を巡って巧妙な駆け引きや騙し合いが展開される痛快クライム・サスペンス。
若き詐欺師がひょんなことから大金強奪を強要され、様々な思惑を秘めた人間関係と絡み合いながらことに及んでいくさまをスリリングかつユーモラスに描く。
監督は、『摩天楼を夢みて』のジェームズ・フォーリー。
いぶし銀の匠でございます。
シナリオも演出もしっかりしてますし、地味めですが芸達者たちの競演を楽しめます。
いわゆる、掘り出しものってヤツですね。