菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

ヒモの方に教わった、離れかけた女の心を引き戻すセリフのこと。

2010年04月09日 00時01分26秒 | ブロぐ。

 
ふと、思い出したので記しておきます。


『昔、雀荘で知り合ったヒモの方に教わった、女を引き止めるセリフのこと』

それは、こういうセリフ。

「俺、〇〇(相手の名前)が家に帰ってきた時に、○○を一人にしたくない。○○がただいまって言ったら、俺がおかえりって言いたい。○○が帰ってくるの待ってちゃダメか?○○」

 


寂しさをうまく煽った文句になっている。
全部を言うのではなく、どれか一節でいい、とも言っていた。

そして、その女性の名前を上手いタイミングで、何度も入れる。
 

実は、文章より、この名前の入れ方がポイント。

例えば、相手の名前が【ゆうこ】の場合。
普段はユウちゃんと呼んでいるなら、あえて、どこかでユウコって、ちゃんと呼ぶ。
ところどころ、【お前】や【キミ】にする。
これを相手の心にあわせて変えるのが、技だそう。


彼は、この文句を教えてやるのは、文章は正確でなくても意味が伝わればいいだけで、肝心なのはこの名前を挟み込む塩梅だから、と言っていた。


大事なのは、相手の名前を呼ぶこと。
これ、普段の生活でも気にしておくといいのではないかと。
相手が呼ばれたい呼び名というモノが実はあると思うのです。

普段、“ママ”と呼ばれている人だって、名前で呼ばれたい時もある。
名前で呼ばれている人も、肩書きで呼ばれたいこともある。

よくドラマで再婚相手の男性を「パパ」とか「お父さん」とか呼ぶのが重要なポイントになっていたりする。
あれです。

名は体を表すと言いますね。
体は心に影響する。
すなわち、名は心に届く。

名前、それは燃える命。
と、ゴダイゴの『ホーリー・ネーム』でも歌われていましたね。
まぁ、「ホーリー・ネーム」という響きには、少し嫌な印象が付与されちまいましたが。


名前を呼ぶのも呼ばれるのも、けっこう大切なことだってことなのです。


 

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