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菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

一本の指では折れるが五本なら拳になる! しかも、十一人の戦士ゅがいる。 『ラガーン』

2019年07月28日 00時01分48秒 | 俺は好きなんだよ!

【俺は好きなんだよ】第1153回は、『ラガーン』(2001)

 


原題は、『LAGAAN: ONCE UPON A TIME IN INDIA』。
『年貢:昔々、印度で』。

 

 


上映時間: 224分
製作国: インド

 

 

スタッフ。

監督: アシュトーシュ・ゴーワリケール
製作: アーミル・カーン
脚本: アシュトーシュ・ゴーワリケール、クマール・ダイヴ、サンジャイ・ダマー
撮影: アニル・メーフター
音楽: A・R・ラフマーン

 

 


出演

アーミル・カーン (ブバン)
グレーシー・シン (ゴゥリ)

レイチェル・シェリー  (エリザベス・ラッセル)
ジャヴェード・カーン・アムロヒ(通訳兼召使ラーム・シン)
ポール・ブラックソーン  (アンドリュー・ラッセル大尉)

クルブーシャン・カールバンダー(藩王ラージャー・プラン・シン)
スーハシニー・ムーレイ(村長ヤショーダマ)

アミン・ハジー (太鼓打ちバーガ)
ラジェシュ・ヴィヴェーク(占い師グラン/守備)
ダヤ・シャンカール・パンディ(腕っぷしゴーリー/ピッチャー)
アキレンドラ・ミシュラ (馬飼いアルジャン/守備/スラッガー)
アミン・ガジ (少年ティプー)

ラグビール・ヤーダヴ (鶏飼いブラ/守備)
ラジェンドラナス・ズトシー (イスマイル/守備/スラッガー)
シュリヴァラーブ・ヴヤス(医師のイシュマール(イセル)/捕手/スラッガー)
プラディープ・ラーワート (元英軍人のデヴァ・シン・ソディ/投手/スラッガー)
アーディティヤ・ラーキア (のカチュラ/投手)

ヤシュパル・シュルマ (ライバルのラカ/守備/スラッガー)

ラジェンドラ・グプタ (ムキヤ・ジー)
A・K・ハンガル(シャンブ・カカ)

ジョン・ロウ(ボイヤー大佐)
デヴィッド・ガント(ウォーレン少佐)
ジェレミー・チャイルド(コットン少佐)

 

 

 

物語。

1893年、イギリス植民地時代のインド。インド中央部にある小さな村、チャンパネール村は干ばつが続いていた。
だが、英軍人で支配者のラッセル大佐からの年貢を倍にするとのお触れに村人たちは猛抗議。
そこでラッセル大佐は、クリケットで勝てば年貢を払わないですむが、負けたら3倍という賭けを強制的にやらせる。
今ここに、“Lagaan=年貢(地税)”だけではない命を賭けた戦いの火蓋が切って落とされる。

 

 

2001年に公開されたインドの叙事詩的スポーツ・ドラマ映画。アシュトーシュ・ゴーワリケール(英語版)が監督を務め、アーミル・カーン、グレーシー・シン(英語版)、レイチェル・シェリー、ポール・ブラックソーンが出演している。2億5,000万ルピーの製作費が投じられ[2][4]、ブジ近郊の村で撮影された。ヴィクトリア朝時代のイギリス領インド帝国を舞台としており、ラガーン(地税)の免除を賭けてイギリス軍将校の提案したクリケットの試合に挑む村人たちを描いている。

 

受賞歴。

2002年のポートランド国際映画祭にて、最優秀作品賞(観客賞)を受賞。

その他に、46の賞を受賞。

 

米アカデミー賞の外国語映画賞にノミネート。

 

クリケットのルールが分からなくても、見ている内に必要な部分は分かってきます。 

 

 

映画は1957年公開の『Naya Daur』からインスピレーションを得て製作された。監督のアシュトーシュ・ゴーワリケール(英語版)は『ラガーン』を製作することは不可能だと考えていた。ゴーワリケールはアーミル・カーンに会い、彼は詳細な脚本を見て製作に参加することに合意した。ゴーワリケールはプロデューサーを探すことに苦労し、脚本に興味を示すプロデューサーを探し出したものの、予算の削減と脚本の修正を求められたため交渉は不調に終わり、最終的にアーミル・カーンがプロデューサーを兼務することで合意した[9]。アーミル・カーンは『ラガーン』の製作をきっかけに自身の映画製作会社を立ち上げることになった[10]。また、自身がプロデューサーを務めることによってゴーワリケールに創造的な自由を与えることができたことを以下のように語っている。

監督がプロデューサーに「ラクダが50頭必要だ」と言ったら、プロデューサーは恐らく「何故25頭にできない?25頭のラクダでマネージメントできないのか?」と返答するでしょう。それに対し、監督が私に同じことを言ったなら……私は彼がそれを何故必要としているのかを創造的に意識しているので、彼の質問の時間を無駄にさせないでしょう[11]。

 

映画は国内外の映画祭で上映されて多くの称賛を浴び、『Mother India』『Salaam Bombay!』に続きアカデミー外国語映画賞にノミネートされたインド映画となった。2001年で最も収益を上げた映画の一つに挙げられ、2010年にはエンパイア誌の「世界映画ベスト100」で55位にランクインし、また、2011年にはタイム誌の「スポーツ映画ベスト25」に選ばれている。

 

スディシュ・カマスは「この映画は単なる物語ではなく経験です」

 

 

お気に入りの台詞。
「いかに厚い靴底でも貫く釘は必ずある」

「一本の指は折れるが、五本の指は拳になる」

 

スポコンであり、ドラマであり、アクションであり、コメディでもあり、ミュージカルであり、社会派であり、ラブストーリーでもある。

そうどこか、『逆境ナイン』っぽいのよね。

 

 

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