菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

双方。 『サーホー』

2020年06月11日 00時00分17秒 | 映画(公開映画)

で、ロードショーでは、どうでしょう? 第1704回。


「なんか最近面白い映画観た?」
「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」

 

 

 

『サーホー』

 

 

 

 

近未来のムンバイと架空都市ワージーを舞台に、裏社会の跡目争いと300億円にものぼる巨額盗難事件が発生する中、伝説の覆面捜査官アショークの八面六臂の活躍を描くサスペンス・アクション。

 

主演は、『バーフバリ』シリーズのプラバース。

共演は、歌手やモデルとしても活躍するシュラッダー・カプール。

 

 

監督は、本作が長編2作目となる新鋭のスジート。

 

 

物語。

大都市ワージーの経済と裏社会を牛耳る前首領プルドヴィラージから跡目を継ぎ、ロイ・グループをさらに巨大にした首領ナランタク・ロイはエネルギー事業を展開するため20年振りにムンバイに帰郷するが、暗殺され、資産が積まれた船も爆破される。
前首領プルドヴィラージの息子のデーヴラージは理事会を招集して新首領の座を狙うが、ロイの側近イブラヒムは抗争を避けて秘密裏に育てられたロイの息子ヴィシュワクの存在を公表する。ワージーに到着したヴィシュワクはロイ・グループの継承と父殺しの犯人捜しを宣言し、同時にロイの遺産2兆ルピーの鍵となる"ブラックボックス"の存在を公表し、法律顧問のカルキを保管場所であるムンバイに派遣する。

同時期、ムンバイでは正体不明の盗賊による連続窃盗事件が発生していた。事件を解決するため覆面捜査官アショークが捜査チームのリーダーに抜擢され、殺人事件の捜査を担当していたムンバイ市警察のアムリタが捜査チームに編入される。
強引なアショークにアムリタは反発する。

 

 

 

出演。

プラバース (シッダーント・ナンダン・サーホー)
シュラッダー・カプール  (アムリタ・ナイル捜査官)

ジャッキー・シュロフ (ナランタク・ロイ)
ニール・ニティン・ムケーシュ (チャクラヴァルティ捜査官)
アルン・ヴィジャイ(ヴィシュワク・ロイ/イクバール)
デーヴラージ  (チャンキー・パーンデー)
ヴェンネラ・キショール  (ゴースワミ捜査官)
ムラリ・シャルマ  (デヴィッド)
ラール (イブラヒム)
スプリート (アレックス・フェルナンデス)
マンディラ・ベーディー (カルキ)
プラカーシュ・ベーラワディー (シンデー署長)
イヴリン・シャルマ (ジェニファー捜査官)
マヘーシュ・マーンジュレーカル (プリンス)
ティヌー・アナンド (プルドヴィラージ)
ラヴィ・ヴァルマ (アジャイ捜査官)
デーヴァン (警察長官)
 シャラト・ローヒターシュワ (マニ)
タニケッラ・バラニ(ラーマスワミ・アッラガダ大臣)(カメオ出演)

 

 

『サーホー』を鑑賞。
現代インド、マフィアの跡目争いと300億円の盗みの二つの出来事に挑む刑事と後継者の活躍を描くサスペンス・アクション。
『バーフバリ』シリーズのプラバースを立てるためだけの荒唐無稽なザ・インド映画エンターテイメント大作。
決めまくるそのさまを支えるエネルギーにニヤニヤが止まらぬ。ツッコミながら楽しむ。
シナリオはそのためだけにあるので、ご都合祭りですはありますが、前半はその暴走ぶりに仰け反れます。後半は帳尻合わせなので派手さにちょっと食傷しますが。
インド映画の特徴の一つである歌と踊りはガンガン入りますし、もはやストーリーと関係ないレベル。これは、そういう構成のショーなんです。
約3時間あるので、2本立てを見に行くつもりで、なんならダンス中にトイレ行ってもダイジョブです。インドでは、結構そうやって何度かにわけてみたりするそうですよ。入場料金が安いからですが。
アクションなどかなりしっかりしてます。ここ大事。
サーホーはあるキャラのの名前です。
とにかく、全部入りの満願全席パーティな華作。

 

 

 

 

 

 

 
おまけ。

原題は、『SAAHO』。
キャラクターの名前です。

 



製作国:インド
上映時間:169分
映倫:G

 

 

公開情報:ツイン 


 2019年作品。

 

 

 

今作はヒンディー語、テルグ語、タミル語で同時製作され、主演のプラバースのヒンディー語映画デビュー作、ヒロインのシュラッダー・カプールの南インド映画デビュー作となった。

 

批評家からは酷評されたものの、興行収入は43億ルピーを記録した。

 

 

 

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