菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

ひるむな。 『ウィルコ・フィルム』

2012年04月03日 00時00分27秒 | 俺は好きなんだよ!
【俺は好きなんだよ】第348回は、『ウィルコ・フィルム』(2002)


一応、『WILCO FILM』とも書く。
原題は、『I AM TRYING TO BREAK YOUR HEART』。


スタッフ。
監督:サム・ジョーンズ
製作:サム・ジョーンズ/ピーター・アブラハム
製作総指揮:ゲーリー・ハストウィット
撮影:サム・ジョーンズ


出演。
WILCO
ジョフ・トゥイーディー
ジョン・スティラット
リロイ・バック
グレン・コッチェ
ジェイ・ベネット
グレッグ・コット
トニー・マルガリータ
ジョナサン・パーカー
フレッド・アーミセン
ジム・オルーク
クリス・ブルックリー


解説。
新作『ヤンキー・ホテル・フォックストロット』がビルボード初登場13位(!)を記録したのも記憶に新しいウィルコの内側に迫るドキュメンタリー映画。


単館上映されていたインディペンデント・フィルムであったが、上映から2ヶ月経過した時点(この時上映館数わずか4館)でボックスオフィスTOP50入りを記録。
その後125館以上の劇場で公開されるまでに至った。
ローリング・ストーン誌等で活躍するカメラ・マン、サム・ジョーンズの手によりスーパー16mmモノクロ・フィルムで影された独特の画がなんともいえない雰囲気を醸し出している。
ライヴ映像やラジオ出演シ-ン、レーベル契約時の映像なども盛り込まれている。

メイキング映像などの特典が充実している。、
1時間ほどのアウトテイクに、ウィルコの未発表曲含むライヴ&レコーディング映像もある。






WILCOのアルバム「YANKEE HOTEL FOXROT」
そして、その「YANKEE HOTEL FOXROT」のレコーディング過程とそれをめぐる様々な事件をモノクロの16ミリフィルムに収めたドキュメンタリー。

ファンには、もちろん見どころ一杯なのだが、自分たちの音を作ろうとするバンドの記録としていることがドラマ性とメッセージがつまっている。
バンド関係の経験者なら、確実に楽しめます。
というか、これを元にふぃ区チョンを作れるほどの面白さ。

ジム・オルークはプロデュースでは無く、完成したテープのミックス担当。
同時にWILCOの魅力は、オルタナフォークという奇妙なジャンルにホを進めた革新と変幻であることを実感。

日本ではまったくメジャーではないバンドのドキュメンタリーが出ていることからも、そのファン根強さがわかるはず。










ウィルコ・フィルム [DVD]
クリエーター情報なし
キングレコード








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