一期一会

日々是好日な身辺雑記

台北観光/三角湧老街へ

2018年07月09日 | 旅行



台北は3度目で、iPadに2005年のマレーシア旅行以後の海外旅行の写真が保存してある。
そのiPadのアルバムの中に2009年8月にカミさんと台北に来た時の写真があるが、あまり枚数がない。
6日間いてホテルを2ヶ所に取った事と国立故宮博物院に行った事くらいしか覚えていない。
bあとはあずき氷を食べた事と小籠包の鼎秦豊に行ったくらいか。
今朝はこのホテルはNHKが見れるので日本の大雨被害のニュースを見ながら地球の歩き方で今日の観光プランを練る。
足を延ばしての三角湧老街を最初に、台北のシンボルTAIPEI 101、昔の繁華街の迪化街、そして夜は士林夜市というプランにした。
ニュースを見ていて始動は珍しく10:00となったが、今朝の台北は晴れたので歩き廻るには絶好の天気だ。

三角湧老街は新北市にあり、台北からはMRT阪南線終点の永寧からバスで行くのだが、
永寧駅で出口を間違ったかバス停が見当たらず、地球の歩き方にはバス代15元とあったので、
大した距離ではないだろうと思いタクシーに乗った。だがその予想とは違い高速道路にのったので
ちょっと驚き、現金の持ち合わせも少なかったので、少しビクビクしながら乗っていた。
そのタクシーが三角湧老街に着いたら320$(日本円で1280円くらい)だったが、
このタクシー利用が間違いだった事を後で痛感する。

老街とは古くからの街並みの事で、三角湧老街も日本統治時代に建てられたレンガ作りの家屋が並ぶ。
一つ一つの建物が重厚で、よく見ると彫刻も施されなかなか立派な家屋だ。
お土産屋や食べ物屋が多く、乾物などお土産に良いかと思ったが、結局手提げ袋案はカミさんも
パイナップルケーキも何もお土産はいらないとの事で、ザックで帰る事になった。
あまりの暑さにミルク小豆かき氷を食べる。

(三角湧老街)









1時間くらいの散策を終えて帰りのバス停を探すが、来る時がタクシーだったのでその場所が分からない。
頼りは地球の歩き方159ページに載って小さな地図で、そこには李梅樹文物館という表記の上に
(三峡バス停へ)と書いてあるので、縮尺からすると三角湧老街から1kmくらいなのでその建物を目指し歩く。
1kmは走って6分だから歩いて20分位だろうと思ったが、どこかで間違えたらしく通り名が違っていた。
地図さえあれば通り名で分かるのだが、地球の歩き方の地図の枠の外に出てしまったらしく、現在地が分からない。
仕方がないので李梅樹文物館までタクシーで行ってもらう82$。(三峡バス停へ)の表示に従い、聞いてみるが分からない。
若い人なら英語が通じるかと話しかけるが、スマホの翻訳機を使っての会話になる。
バス停は幾つかあるのだが、何本ものバスが走っているが、どれもバスNOと行き先が違うのだ。
探し始めて1時間くらい経ち、8人目くらいの中年男性に聞いたら息子のような若い男性と話し
場所が分かったらしく、バイクで送ってくれると言う、10分くらい走って着いたのでだいぶ離れていたのだ。
そもそも地球の歩き方の位置と違っていた。前にもスペイン旅行でマドリッドからトレドに行く時に、
バスが出る地下鉄の駅が違っていた事がある。帰ったら編集部に電話しておこう。
ただ世界中の旅情報を最新のものに改訂する事が紙ベースの媒体では不可能だろう。

そんなトラブった三角湧老街の後は台北に戻り、高さ508mのランドマークタワーTAIPEI101に行く。、
台北市内はMRTに乗り動けるので便利だ。これまではバスでの観光が主だったので、行き先を告げ、
料金を聞き、コインを入れるだけなのだが、発音が分からないので書いたメモを見せるのだ。
これが意外と厄介で下りる時も車内アナウンスと電子表示板に注意してないといけない。
TAIPEI101は展望台には登らず、ショッピングモール見物と遅くなったランチを食べる為に行った。
小籠包の店鼎泰豊は長蛇の列で60分待ちの表示が出ていた。
ショッピングモールには世界中の名だたるブティックが軒を並べているが、服には関心がないので
ウィンドウショッピングもしなかった。何しろこの日の装いもユニクロコーディネーションだし。
遅い昼食を3時にコーラとクレープのサンドウィッチで済ませた。

(迪化街)





(士林市場)







この後は迪化街を散策し、5時ごろに一旦ホテルに戻り、7時から台湾で一番規模の大きな士林夜市にでかける。
この士林市場は新設されたらしく、屋内の夜市で日曜日という事もあり、大変な人出だった。
屋外の道端では射的や弓矢の的当てもありお祭りのようだ。
ここではワンタン麺と青菜炒め、デザートにマンゴーを食べた。
ナイフとマンゴーを買って、夕食後のデザートにホテルの部屋で食べれば良かった。


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