一期一会

日々是好日な身辺雑記

FIFA 女子ワールドカップ2019

2019年07月09日 | 雑記



昨日は午前中の日課のジョギングを止めて、NHK BSで放送されたサッカー女子ワールドカップの決勝戦を見ていた。
特にサッカーの大フアンというわけでもないが、土曜日の日経夕刊に(サッカー米代表トランプ氏と舌戦)
(女子W杯優勝でも招待受けず)という見出しで、主力選手のラピノーが(優勝してもホワイトハウスには行かない)と表明との記事が載っていた。
この発言に激怒したトランプが(語る前に、まず優勝すべきだ!)とツイートし、(買っても負けてもホワイトハウスに招待してやる。
国やホワイトハウス、国旗に敬意を払うべきだ)と攻撃したが、他の選手も(弱者に厳しいトランプ政権は支持できない)との加勢と。

フランスでの決勝戦アメリカ対オランダは見応えのある好ゲームで、アメリカのスピードある攻撃とオランダのゴールキーパーの
2本のシュートを阻んだ守りというゲーム展開だったが、反トランプのラピノーが先制のPKを決め、その後のシュートでのゴールを加え、
2ー0でアメリカが優勝し、そして今大会6ゴールのラピノーが得点王とMVPを獲得した。
10日にはニューヨークでの凱旋パレードがあるらしいが、はたしてトランプはホワイトハウスに招待するのか、
多分あの強がり見栄っ張り男の事だから、前言を翻して招待はしないだろう。



そしてサッカー放送の延長線上で同じNHK BSの世界のトップニュースを、iPadで株価をチェックしながら見ていたら、
イギリスの駐米大使がトランプを無能で適任でないと本国へレポートとのニュース。
あれっ、そんなニュースは日経電子版の速報でも見てないなぁと思ったが、よくよく考えたらトランプが無能なのは周知の事実なので、
わざわざ速報で出すほどでもないが、何せあの007MI6の英国なので情報漏洩は問題なのだろう。

Googleで検索したら色々なインターネットメディアではこのニュースが報じられており、主なところを目を通してみたが、
CNNニュースは英紙デイリー・メールの報道として、英国の駐米大使が本国への通信で、トランプ大統領を「無能」で「自信に欠け」、
「適任でない」と指摘し、トランプ氏のキャリアは「不名誉な終わり方」をする可能性があると指摘していたと報じた。

英外務省は声明で「英国民は大使らが駐在先の政治について、率直な意見を閣僚らに報告してくれるものと思っている。
その意見は必ずしも閣僚や政府の意見と一致するわけではないが、率直であることが大使らの任務だ。
米国の駐英大使が英国の政治に関する自分の見解を本国へ報告するのと同じことだ」と述べたと報じた。

前段のトランプ評価は特に目新しくもなく大方の評価だと思うが、英外務省の声明はさすがに練りに練られた外交の国イギリスらしいものだ。
このニュースはCNN以外でもBBCやAFPでも見れるが、今日のAFPではこのニュースに関してトランプがメイ首相を非難するツイートが載っている。

上の写真右側が駐米イギリス大使サー・キム・ダロック氏で、率直である事という任務に沿って本国へレポートした人物だ。
そして左が類が友を呼ぶのトランプの顧問弁護士で元ニューヨーク市長のルドルフ・ジュリアーニでロシア疑惑報道では
トランプ擁護派としてABCやCNNに出演し、ロシアから情報をもらう事は違法ではないと主張した人物だ。