moneのひねもすのたり

monechanと日がな一日趣味三昧にあこがれて

ベトナム へ 7

2019-01-12 12:57:40 | 旅行
ベトナムへ来て七日目、ホーチミンで朝を迎え朝食前の散歩に「戦争証跡博物館」へ行くことに、ホテルから約30分 戦争証跡博物館まで歩き、隣にあったカフェでモーニングコーヒーを飲みます。



ここで初めて本格ベトナムコーヒーに巡り会いました。本来のベトナムコーヒーは、向かいの師匠が注文したもの。下にコンデンスミルクを入れておき、上のアルミケースにコーヒーを入れお湯を入れて持ってきます。私のはブラックです。



上のアルミカップの中はこんな感じです。十分に蒸らしながらゆっくりと抽出します。ベトナムでは植民地支配を受けたフランスの手法を取り入れた飲み方をするのですが、このベトナムコーヒー、ほのかな甘味に濃いコクのある味で病みつきになります。

ゆっくりとモーニングコーヒーを味わった後、戦争証跡博物館へ



建物の外には戦闘機や戦車など当時使用されたものが展示されているのですが



ここまで無造作に並べられるとまるで遊園地にでも来た様で



本物のような気がしないくらいです。



想像していたものより少し小さい様に見えるのですが



そばまで行くと重厚感があり、迫力に威圧されます。



展示室の中に入ると雰囲気は一変、戦争の原因、経緯を追った資料などが展示されています。



使用された数々の武器や



銃口を頭につきつけられるベトナム人女性の写真や、人間の死骸をまるで物のように手づかみする米兵の写真



米兵にナイフを突きつけられ命乞いをしている人の写真



何人もを並べて銃殺しているところなど



とても正気の沙汰とは思えない数々の写真などが展示されています。これらは歴史のひとつで、目を背けてはいけないとは思うのですが、私にはどうしても直視することができず、それらを写真に撮ることもできませんでした。

重い気持ちでホテルへ一旦戻り、今度はサイゴン スカイデッキへ向かいます。地上68階・地下3階建て地上262.5メートルの高さで、地上178mの49階に展望フロアがあります。
チケットを買い、案内表示に沿って進むと女性が右手へ誘導します。師匠は案内されるがままに右へ行こうとするのですが、その場所はどう見てもエスカレーターではなく壁が1m弱ほど凹んだゴンドラの様な場所で壁がグリーン色に塗られています。待てよと思って反対側を見ると三脚にカメラが・・・ 慌てて師匠の手を引っ張りそこへ入るのを止めました。おそらくバックがグリーンに村れているのは合成写真にするためでしょう。
それにしてもスカイデッキのスタッフと同じ様な制服を着て誘導されたら思わず従ってしまいそうです。無駄な出費をしなくてすみました。

少し行くと本物のスタッフが私たちの行動を見ていてニコニコ微笑んでやはり右手へ、そしてエレベーターで一気に49階へ



発展目覚ましいホーチミンの街が眼下に広がります。



蛇行しながら流れる雄大なサイゴン川



中央エンジ色の屋根 趣ある建物は、国家級芸術建築遺跡として認定された ベトナム国家銀行(中央銀行)ホーチミン市支店



このサイゴンスカイデッキ 現在ホーチミンで一番高くベトナム国内でも3番目に高い建物となっています



ここは、夕暮れ時の夕焼け色からきらきら輝く夜景へと移り変わってゆく時間帯に来ればきっと綺麗でしょう。

サイゴンスカイデッキからの帰り道、師匠と別れてベトナムが世界第一の輸出を誇るベトナムの胡椒を買うために地元のスーパーへ行ったのですが、観光客が来ないところではペッパーも通じません。google翻訳を使いやっと店員さんに説明。売り場に案内してもらうのですが、案内されたのは実のままのもの。
ジェスチャーで挽く真似をすると、挽いた胡椒を教えてくれました。私の演技が良かったのでしょう。胡椒は45,000VND(約225円)ベトナムにすれば高価な調味料です。お土産にちょっと買い込んでしまいました。


ホーチミンでの観光はそこそこに長距離バスでカントーへ向かうためホテル手配の車でミエンタイバスターミナルへ向かいます。
バスターミナルではたくさんのバス会社のチケットカウンターがずらーっと何十メートルに渡って並んでいます。その中からフーチャンバスを探し、カントー行きのチケットを購入。
チケットに手書きで書かれた座席に乗ることになるのですが、座席は




2階というのか2段というのか、横になって乗ります。長距離バスは全てこの様な座席の様です。



カントーまでは3時間少々。途中でフーチャンバス専用の休憩所で20分休憩をとります。師匠がこの休憩で売られている豚まんがとても美味しいのだと、ご馳走してもらったのですがこれは最高でした。フランチャイズで日本に出店したいぐらいです

休憩も終わり出発しようと駐車場を出る直前、エンジン不調。エアコンも効きません。修理を試みては何度かエンジンをかけ直すのですがどうも調子が悪くアイドリング不調。外気温は34度 窓も開かず車中はサウナ状態。15分ほどするとハンマーでガンガンとエンジンを叩いている様子、その後エンジンは復活しました。
まるで昭和のテレビの様。私も今度車が不調になれば一度ハンマーで叩いてみようと思いました。

その後はトラブルもなく無事カントーへ到着。バスターミナルで明日の水上マーケット観光を予約するため、客引きのおばさんに料金交渉。ここでも念のため電話番号は確認しておきました。

しばらくするとフーチャンバスのワンボックスが来て、バスで到着したお客さんを何台かに分乗させて、それぞれの目的地まで送ってくれます。これはとてもありがたいサービスでした。

我々のホテルが一番遠く最後にホテルに到着しました。
昨日師匠からベトジェット 国内線のフライト状況を調べる様に言われ調べたとろ、ホーチミン発ハノイ行きが50分遅れています。今日のバスのトラブルのことも考え、フロントに私たちの明日のタイムスケジュールを伝えフーチャンバスの迎えの時間を相談、フーチャンバスのチケット手配と迎えをお願いしておきます。


その後案内された私の部屋は



何よりも良いのはバスタブが付いていました。ベトナムに来て初めてお風呂に入れます。



そして窓からは、 メコン川の2つの分布のうちの1つ ハウ川(Sông Hậu)が望めます。



ホテルに荷物を置き、夕食に有名なMekong Restaurant 出かけたのですが、師匠のちょっとした誤算でホテルの場所がレストランから遠かった様です。
流石の師匠も途中で屋台に座り込みビールで燃料補給しながら、ハウ川ほとりの遊歩道を歩くこと約2時間弱。
レストランの向かいには公園がありホーチミンおじさんの像がありました。




帰りは師匠も歩く気がしない様でタクシーでホテルへ
明日は水上マーケットへ行く為、4時起き。お風呂に入って早めに休みます。