moneのひねもすのたり

monechanと日がな一日趣味三昧にあこがれて

輸入車<K>

2012-01-13 21:00:53 | クルマ
軽自動車はあまり乗った事がなかったのですが、以前担当だった営業マンから譲ってもらったのがきっかけになりました。
譲ってもらったのは輸入車の軽。1994年にメルセデスとスウォッチの共同プロジェクトが発表され、1998欧州で販売スタート、日本への正規輸入は2000年12月にスタートした <smart K>



リア床下にメルセデス・ベンツ製の3気筒600ccターボエンジンを搭載したRR
セミATなのでクリープは無く、アクセルを普通に踏み込めばアクチュエーターが自動でクラッチをつなぎ発進。シフトアップの遅さや「しゃっくり」と言われる前後の揺れが出ますが、これはこれで慣れてしまえるもの。アクセルコントロールやマニュアルシフトで、ある程度はカバーできるようになります。しかし、
初期モデルにはヒルストップがなく坂道発進ではバックしてしまいます。
これが後々家内に嫌われ手放す第一原因になりました。



コンセプトは環境・エネルギー問題や都市部の慢性的な駐車スペース不足を解消することなので、ちょっと引いてみると小さいです。



2人乗りなので上から見るとますますコンパクト



車内はシンプルで機能的な作りです。



2007年の11月に手に入れたのですが、トリディオンセーフティセルと呼ばれるシェルのような硬質なボディ剛性とRRでポルシェぽい走りが手軽に楽しめて面白いクルマだと聞かされて乗ってみたくなったのでした。

当時、スマートの営業マンがドイツ本社へ研修に行った時の写真をもらったのが出て来たのですが、


スマート本社のシンボルタワー


街に駐車中のスマートたち





ドイツの街にはとても良く溶け込んで、お洒落に見えます。

その後、ちょうど1年乗っていたのですが、手放す事になってしまいました。
しかし、このクルマに乗った事によって軽の手軽さを知ってしまいました。
安全性には少し不安があるものの、小廻りも利くし経費も安く経済的なクルマなのでその後も軽に乗る事になったのですが、
ただとても残念なのが個性的でお洒落な軽がない事です。
ただただ、ボディを規制枠一杯に車内をを大きく使う事だけを考えず、独創性のある軽が発売されるのを期待しています。