友人のYちゃんは定年を過ぎて、1年ごとの契約で働いています。
そして来年の誕生日で、嘱託の契約を終了することにしました。
その会社は65歳まで働けますが、
63歳で辞めることを決めました。
定年後の給与が半額になりましたが、
新しく入った人たちがあまり仕事をせず、
その仕事がYちゃんに回ってきて、忙しくなる一方でした。
「辞めたらどうするの?」
「何もしないでゆっくり過ごすつもりです」
「でも、お金はどうするの?」
「質素に暮らせば大丈夫だと思います」
「でも、外で食事したり、色々出かけたり、
旅行だって行けなくなるでしょ?」
「う~ん・・・」
Yちゃんの自宅は持ち家で、夫も働いています。
でも、貯えはほとんどなく、夫婦とも外食が多く、
出費は多い方だと思います。
年金だって夫婦合わせても十分とはいえるかどうか・・・。
来年以降のYちゃんの家の経済状態が心配でした。
Yちゃんとは、カラオケや、フリマ、食事など、
一緒に出かけることが多いのですが、
今後は頻繁に出かけることは難しくなるのかなと思い、
寂しくなりました。
何をするにもお金がかかります。
お金がかからない生活を選ぶということは、
色々な付き合いを減らすということでなのでしょうか。
しばらくして、
「来年から従兄の会社で働くことになりました」
とYちゃん。
それを聞いて安心しました。
今まで44年間、通勤に2時間近くかかっていたので、
勤める場所が自宅の近くになったことが、
再就職の決め手になったそうです。
老後はお金も大事ですが、社会との繋がりも大事。
働かずにいれば、お金のかかる外出も少なくなるからです。
よかった~、またYちゃんと出かけられる~。
「会社を辞めたらハワイへ行こうと思ってます」
Yちゃんのポーチはボロボロになっていたので、
再出発を決めたYちゃんに、
新しいポーチを作りってプレゼントしました。
ハワイにも持っていってほしいと思います。
表です。
裏です。
厚生年金に44年(528ヶ月以上)加入すると特別に年金額が倍くらいに増える場合がありますね。
働けるうちは、働くのが良いのでしょうね しみじみ
ポーチ、本当に味わいがありますね。
Yさんも確かそんなことを言っていました。働けて、お給料いただけて、おいしいもの食べて、笑って暮らせる時間を少しでも長くしたいと思います
久し振りのポーチ作り、老眼が進んでいて大変でした