女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

彼女たちのように。

2020-08-16 17:05:45 | 映画

 

また『マンマ・ミーア!』と、

『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』を観ました。

好きな映画だし、観ているととても楽しくなるので、

何度観てもいいのですが、

映画チャンネルの再放送の多さにはちょっと💦・・・です。

今は映画館でも再上映の映画がいっぱいです。

それに夏は学校が休みなので、子供たちや、若い人向けの作品が多くて、

映画館からはちょっと足が遠のいていました。

でも、映画チャンネルから、少し気分を変えたくて、

観たい映画がないかチェックしてみました。

『ジョーンの秘密』と『パブリック 図書館の軌跡』がよさそう。

作品の内容と感想は観てからアップしたいと思います。

 

『ジョーンの秘密』のジュディ・デンチは好きな女優さんのひとりです。

007シリーズのMが有名ですが、あのクールな役よりも、

年老いたどこか寂し気で、頑なな役もすごい味わいがあります。

85歳の人生が詰まった演技力でしょうか。

顔や首のしわやたるみまでが、その演技に繋がっていく。

意地悪な役のときはしわやたるみは醜く、

クールな役のときのしわやたるみまで輝いて見えます。

 

マギー・スミスもしわやたるみが、いい味わいになっていますね。

彼女も85歳。

今年の1月に『ダウントン・アビー』を観ましたが、

マギー・スミスなくして、あの映画(テレビドラマシリーズも)は、

ありえなかったと思います。

『ミス・シェパードをお手本に』では、孤独なホームレスを演じました。

『ダウントン・・・』の貴婦人役とは正反対。

でも、しわやたるみも、その役、その役で活きていました。

 

アメリカの女優さんよりもイギリスの女優さんのほうが、

整形などに頼らず(ホントのところはわからない)、

しわを隠さない人が多いように感じます。

ヘレン・ミレン、ジュリー・ウォルターズ、ペネロープ・ウィルトンなど、

みなさんしわとたるみが、とてもいい味になっています。

 

最近、頬のしみがとても気になっていて、

ぽっかりと海に浮かんだ小さな島々のように、いくつも並んでいます。

ちょうどマスクのギリギリのところなので目立つのだぁ。

でもね、しわやしみを気にするのなら、

もっと中身を気にしなさい!ともうひとりのわたしが言っています。

そうすれば、イギリスの女優さんたちのように、

しみさえも美しく輝いて、人生を照らしてくれるはず。

彼女たちのように歳をとっていきたいのです。

 

1輪だけ咲いたフルディーン。ちょっと寂しい(T_T)