五高の建物を外から見ると煙突がついていることがわかるが、屋内に入ると見当たらないので不思議に思う人も多いのではなかろうか。しかし、教室の壁には柱のように膨れた構造が煉瓦を積上げた煙突で、屋上まで続いたストーブの排気装置になっていることがわかる。教室内では上部にストーブの煙突を通す穴(ストーブを使用しないときはブリキの蓋がしてある)下部には煤受けの引き出しがついている。引出しを開けると今尚明治・大正・昭和の煤が平成の今でも時々落ちてくることがある。(TH)
五高記念館の建物の煙突
屋根には煙突が見える
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