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さわやか大学の第三回の講座に出席してきた。講演者は環境省・環境カウンセラー 小林修氏であった。話は「癒しの玉手箱」という題で、特に熊本の湧水は日本一で、夏は冷たく、冬は暖かいという水で、湧水地区が豊富なこと、この湧水には名水の癒しの効果があるという部分から講義の導入があり、例えば市内を流れている白川は戦後から昭和四十年代には日本一の汚い川になってしまっていたが、人々の努力によりそれは川と人とのふれあいを通じて、あるときは体験学習を通して、又あるときは川の汚染状況のバロメータである源氏ホタルの成育の状況を講演し続けてきた。人は清流の流れにあうと、頬に当る水滴は涼をさそう、即ち陰イオンが生じると気分を和らげる働きがあると云うはなし、自身も三〇年の昔から携わり、その三十年来の努力が実を結び白川も今日では日本一の綺麗な川に生まれ変わった。熊本市の江津湖にも水生昆虫や種々の小魚が返って来たことも江津湖の浄化の証拠であり、絶滅危惧種である水前寺のりの育成と標本の回覧等々と中々興味のある講演であった。結論として,自然の物は全てが古くなれば錆びが発生して来る。それを如何にして食い止めるか、人間という動物はこの自然の環境によって左右されるのでこの自然と如何に協調して生活して行くか、食べ物、飲み物の摂取の仕方然りである、足腰を常に鍛錬し、寝たきり老人にならないための努力が必要であることの強調があった。
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