ひねもすのしのし。

オタクおばさんの太平楽な日々

我が愛しきアニキたち

2013-01-28 21:00:41 | アニメ

ご無沙汰しておりまーす。

久々の雪で、ちょっと2週間前の悪夢がよぎった今日。
そうなんです、あの悪天候の中、後にも先にもたった一人の娘の成人式…全く、この平成4年生まれってのは、いろいろ不遇な巡り合わせがあるようで…。
修学旅行の年にはインフルエンザ大流行、卒業の時には東日本大震災で、卒業式は延期だわ入学式は自粛ムードだわ。
そして成人式が記録的大雪。あはは~~。

「着物なんぞ着ない」と言い張る偏屈娘をなんとか説き伏せて、ようやく9月に決めた晴れの日の振り袖。
ま、その振り袖に決めた理由も「ライダー(Fate/Zero)のマントの色に似てるから」だからね…全く、これだからオタクってのは!
そして、大雪に見舞われる…。

いーんだいーんだ、全部をガンガン乗り越えて強く進んでいってくれい!

さてそんなこんなの日々の中、私の中で「アニメ3大アニキ」が決定!
まずは「天元突破グレンラガン」のカミナ!
まーここは。もう鉄板っていうか。今更説明とかもおこがましいってくらいの、まさに「アニキの代名詞」。
その明るい豪快さと圧倒的なカリスマ、そして退場の見事さにおいて他の追随を許さない。
「俺の背中を越えてゆけ」
自分を「越えられない壁」とすることによって、無言で弟分の成長を促したアニキの王道をゆく男。

第二のアニキは「スクライド」のストレイト・クーガー
2001年の作品だったけど、去年アニマックスの再放送で一気見してハマった~!
主人公・カズマのかつての兄的存在で、現在は袂を分かった組織に属している。
にもかかわらず、カズマに対し要所要所でイカす助け船を出していく。
それも直接間接問わず。
自分が大好きで、「速さこそ最強」と信じて疑わず、「俺は俺の味方」と公言してはばからない。
ちょっと他人との距離感がおかしいとこがあったりするけど、その押しつけがましくないフォローはやっぱり「アニキ!」と呼びたい。
独自の世界観と猫背、そして早口長台詞も素敵だ。
聞いたことのある声だと思ったら、なんと「ニャンちゅう」の人でした!

作品の時系列的には全く逆になっちゃうけれど、最後のアニキは「ふしぎの海のナディア」からサンソン!
ここ4日くらいで全39話を一気見して、すっかりハマりました。
賢雄さんの出世役として有名だったから、ずっと気になってたキャラクターだったんですけどね。
なるほど、これはオイシイわ!
主人公の敵キャラとして登場し、やがて仲間に。そして少年ジャンにとっての良き兄貴分へという、クーガーとは逆ラインのアニキ。
ジャンと、いや4歳児のマリーとだって同じレベルで真剣にバカができて、絶対上から目線にはならない。
そのくせ、決めるときは全力で決める。(その時の、賢雄さんのイケメンボイスったら!!)
ああ見えてロボットと素手で渡り合える怪力の持ち主で、射撃の名手(ジョーファンとしてガタッ)。
いや~~、良いアニキだわ~~、サンソン。
その上、12年後にマリーと結婚ですと!?
23歳の年の差婚で、16歳のマリーのお腹が大きい…って、犯罪ぎりぎりの人生勝ち組アニキ!と呼ばせて頂こう。

三人のアニキに共通するのは、性格が明るい伊達男だってとこ!
特にカミナは明らかにサンソンの流を汲んでるなー。同じガイナックスだけに。
垂れ目、下睫毛とか。テンションの高さとか。
ただ、人生を全うする幸せパワーは踏襲できなかったか…残念!

惜しかったキャラは、「Rainbow二舎六房の七人」の桜木六郎太なんだけど…。
ちょっと、「アニキ」というニュアンスには暗かったかな。
作品の重さもね。ちょっと異質だったので。
でも最高の「アンチャン」の姿は、私の中でいつまでも鮮明だけどね…。

コメント (3)
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