ひねもすのしのし。

オタクおばさんの太平楽な日々

また脇道に逸れちゃった

2012-02-06 14:14:39 | アニメ

さて1月アニメの感想!と行きたかったんだけど、どーもね。

いや~~、今アニマックスで再放送中の「剣風伝奇ベルセルク」が面白くって!

当然ながら、今公開中の映画版に合わせた再放送なんだろうけど、もー映画そっちのけですわ。
2日で、録画済みの17話を一気観。
1997年の作だから、それなりの古さはある。
しかし…いや、だからこそなのか。
両端の切れた、4:3画面に漲るこのパワーはいったい何ぞーー!

最近のアニメにはない生々しい力、私の愛して止まない「ガッチャマン」にも通ずる、作り手の熱を感じる熱い画質がたまらん!

平沢進の音楽がまた!
この人のCDは何枚か持ってるし、いつかここでも書きたかったけど、何とも言えない浮遊感があるっていうか。気をつけてないとどっかへ意識を持ってかれそうな、とても不思議な力のある曲が、この世界観にまさにぴったり。


私は基本、昔の作品ばかりを懐かしむことはしたくないと思ってる。
新しい物にも面白い物、燃える物はいっぱいあるしそれを目一杯楽しむことを信条としてはいるんだけどね~~~。
いやーほんと、昔もいいよっっ。

で、映画版のCMが毎回流れて、その映像もかなり見たけど…。
確かに絵はキレイだし、画面の奥行きも凄い。
きっと大画面で観たら迫力あるんだろうな~。

でも…なんかキレイ過ぎないか?
グリフィスはともかくガッツやキャスカはさ、もっとこうグイグイと荒々しい“生”を剥き出しにしていて欲しいんだよね。
そこはさ、動きのなめらかさの犠牲にしていい部分じゃないんだけどなーーー。

アニメ観てたら、昔よりずっとキャスカが好きな自分がいた。
原作コミックでは、哀しみと恐怖のあまり自我を手放してしまって久しいキャスカ…。
彼女本来の、凛々しく健気な姿を久々に目にしたら、より一層あの悲劇の無残さと彼女を守ろうとするガッツの悲壮さが…ヤバい、胸に来る。

あ~~、久々にコミックス読み返したくなってきたわ。

コメント (2)
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