前回書ききれなかったアニメについて。
まずは「シュタインズ・ゲート」。
副題は「花澤香菜が可愛すぎる件について」。
ま、正確には「花澤香菜の声と演技が可愛すぎる件」になるのか。
いやいや、そんな屁理屈なんぞどーでもい~~っっってレベルで、花澤香菜演じる「まゆしぃ」の可愛さは異常!
いやー、これは難しいキャラですよー。
一つ間違えたら、うっとおしくてしょうがない感じになるのは必定。
それをね~~、あのビミョーなバランスで「ああー可愛いよ、可愛いよ、まゆしぃ!」とおばちゃんまで萌えさせる破壊力。
彼女の「とぅっとぅるー」が聞きたくって、毎週若干胸が高鳴るわ…はぁはぁ。
ストーリーは…よくわからんです!
でも、そこはあんまり関係ないかも。
タイムスリップの実験してる、ちょっと痛めの大学生をリーダーとするグループがなんやかんややってる内に、シリアスな展開になってっちゃう…そんな薄ぼんやーりした感じで観てます。
でもそれでも充分に楽しめてますよ~。
キャラクターがね~~~。
件の大学生「おかりん」、オタク巨漢「ダル」に可愛い「まゆしぃ」。
みんな本当にいい味!
この会話劇の妙は、ちょっと癖になるわ。
「ダル」の関智一さん、新境地じゃないかな~。
すっごく面白い!
「厨二病、乙!」は、名台詞として深く心に刻みまする…。
「へうげもの」
やっぱ、異彩を放っておりますなーー!
アニメのクオリティも高いし、作品中でも語られる、まさに「数寄者」好みな作品かと。
アニメの後に5分間の、作中に出てきた茶道具の解説が入るっていうのもいかにもNHKらしい演出だと思うし。
案内役の中島清之助は、少々うざいけどね。
花のなさは、当初からの織り込み済み。
これを39話やろうってんだから、やっぱNHKは凄いわ。
ただ!ただあのエンディングは…もう全てが台無しっっっ。
いかにも「ルパン」の不二子テーマなED、あれを意識してるんだろうなーって、その雰囲気が必死すぎで…キツイですって。
しかも歌ってるのが、ド下手な斉藤由貴って…もう誰得?
「俺たちに翼はない」。
これはねーーー、ちょっと意表を突かれました。
観る前の印象は、まあよくある「萌え」なんだろう、と。
しかも絵柄に若干の古さも感じるし…。
今更、こんな平成初期の「萌え」見せられてもな~~、と切り候補だったんですがねー。
まさに「現代のメルヘン」…なーんて表現はちょっと良すぎで臭すぎだけども。
あの幼い絵柄で、ある時はきわどかったりある時は下世話だったり、不条理だったり…。
結構、捕らえどころのない不思議な作品です。
もう少し洗練されてたら「デュララララ!!」になったのかも?
時々、繰り出される無駄ギャグに、ぎゃふん!ってなっちゃいつつも、ちょっと先は気になるなーー。