ひねもすのしのし。

オタクおばさんの太平楽な日々

盆地に響く歌声

2009-09-30 00:27:36 | 日々雑感
27日、山梨の甲府に行ってきました。
娘の高校が、合唱の関東大会に進出ということで。
新宿を9時過ぎに出て、甲府着11:16。

すぐに駅前のほうとう屋さんに直行。絶対にこれ食べるって決めてたんだ!
美味しい~。しかも、ボリューミー!!
この食べ介な私が、一品で大満足。
あつあつの鉄鍋に、もっちり歯応えのほうとう、ゴロゴロかぼちゃ、じゃがいも、里芋、これでもかときのこ(私が頼んだのが茸ほうとうだったから)…。

熱いわ、暑いわ、食べても食べてもだわ…これで大食い選手権とかやって欲しいわ…確実に死ぬっっっ。

娘の学校の出番は夕方5時だっつーのに、早く着き過ぎ。
でもとにかく、会場へ。
結局、約30校・各2曲で60曲聴いちゃった~~~。
我ながら、よくやるっての。
またパンフに、いろんな落書きしつつ…。
「うまい」「中音が豊かで広がりがある」「男声は柔らかだが、ソプ強い」なんてのはまあまともなコメント。
中には「指揮者、カッコいい。宝塚?」だの「端のソプの子、かわいい~」だの。
果ては「顏芸!?」なんてのも。
いや、合唱独特のあの表情、あれの激しい学校ってのがあるんだよね~。
中でも一番スゴイ子を、双眼鏡でロックオン!
歌そっちのけで、ガン見ですよ!
凄いな~~、人間の表情筋ってあんなに動くもんか~~と、感心しきり。
あんなに目を剥いたりしなくても、歌えるだろうになー。
で、歌い終わると、ふーーーって真顔に戻るんだけど、うおお、モーションキャプチャーか!ってくらいの変化で。
ああ、この子、こんな顔だったのねー。
原形を止めないくらいの、歌への入り込み…お見事ですな。
すみません…バカな楽しみ方で。
まーでも、それくらいせんとやっとられんでしょ、計5時間以上聴いてんだから。

さて、娘達の出番。100人超の部員数はいつも最多。出てくるだけで壮観なり。
今年の自由曲は「颱風」。
去年と同じく、与謝野晶子の詩に鈴木輝昭氏の曲。
そのタイトル通り台風の情景を歌った曲で、テーマは明快。
比較的、ノンストップなスケール感のある楽曲で、うちの高校の大人数スタイルには合ってる、良い選曲ではないかと。
私のコメントは「繊細&パワフル。(全国進出は)間違いないでしょ」。

結果、総合2位で3年連続全国大会出場決定です~~~

1位だった千葉県立幕張総合高校、ここはほんと凄かった!
私なんて、「あれ?マイクかスピーカー変った?」ってキョロキョロしちゃったくらい、その声のハリ、伸びの素晴らしさったら!
いやいやいや、あれは1位だわ~。さすが昨年の全国金賞校。
でもね、まだまだ娘の高校も延びシロはある。全国までに修正して頑張れ!

さて、私がこういった合唱大会に出かけて行く楽しみの一つに、審査結果を待つ間の学校間のエール交換があるのです。
客席のそこここに陣取った各校のうち、どこかが口火を切る。たいてい男子高。
ざっと立ち上がって、コンクール曲とは違うポップスやアニソンをワンコーラス高らかに歌い上げ、喝采を浴び、次いで次の学校を手拍子とコールで指名して行く。「まーくはり、まーくはり」みたいに。
で、指名された学校が立ち上がり同じように歌い、また指名…という具合です。
まあ、スケートのエキシビションみたいなもんかな。
たいていのところは、ちゃんとそれ用の曲も準備してあって。
娘のとこは3番目に呼ばれ、「カントリーロード」を歌ってました。
あの雰囲気、たまんなく好きだー!
もう、みんなやたらめったら楽しそうで、青春しちゃってるわね!って思う。

全国は金沢…何か美味しいもんあるかな~~ってそこかっっ!
でもチケットが、手に入るかな~~?
コメント (2)
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