ひねもすのしのし。

オタクおばさんの太平楽な日々

4月のアニメ

2009-04-07 00:09:58 | アニメ
4月開始のアニメ、第1話の感想~。
いっぱいあるので、なるべく短めに…なるかな?

まずは、何と言っても「グイン・サーガ」
まー概ね、良かったと思いますね。スケール感あったし、特に音楽。
今どき珍しいほど、正統派のファンタジー作品ではないかと。
肝心のグイン@賢雄さん、良かったです~~。ちゃんとグインでしたわ~~。
特に、低く呻くように「俺は何者だ?」と問うところとか…。
アクションもカッコよかったし…てか、グイン、強すぎ!!
ただ、何故か手放しで絶賛できない自分がいるのも、また確かで…。
うーん、まずはやっぱりキャラクターデザインかな~。
なーんかベタベタしてるんだよな~、グイン以外が。
もう少し、スッキリした顔立ちの方が見やすかったような…。
あと、展開急ぎすぎ!
パロの陥落は、もっとじっくり描いて欲しかったし、ナリス!
なんだあれ!カッコよく登場したと思った途端、数秒後「あーー!」と転落。
顔見せにしても、ちょっと情けなさすぎ~~。
そして何より一番残念だったのが、双子が迷い込んだルードの森の不気味さが、全く表現できてなかったこと。
原作読んだ時感じた、あのむせ返るような濃密な緑の空気、体にまといつくような得体のしれない不気味な気配…。
そういうのが、これっぽっちも迫ってこなかったんだよね~~。
私、この原作読んだのが入院中で、ページをめくれば味気ない病室の白い壁が一瞬のうちに、肺まで侵食されるようなルードの森に豹変したのが忘れられなくて…。
個人的にそういう思い入れのあるシチュエーションなので、ちょっとハードル高くなっちゃったかも…。

「戦国BASARA」。
同じアクション系でも、「グイン」とは全く逆方向にぶっ飛んじゃった作品。
ま~~~、動く動く!
「グイン」が正統・重厚、パワーで粉砕なら、こちらはけれん味たっぷり、切り裂くようなスピード系。
わかっちゃいたけど、いきなりの伊達政宗の英語セリフには、正直、鼻白んでしまった。いかんいかん、これを真っ当な時代物と思っちゃいかんのだ~。
しっかし!あの真田幸村は、何事!?
あれじゃまるっきり、猿飛佐助じゃーーん。
私の中の幸村のデフォルトは、かつてのNHK時代劇「風神の門」での竹脇無我さまでございましてよ!
ああーもう、降りしきる桜の花びらを見つめる、あの静謐な面影は何処に~~~。
いやいや、だから!
だめなんだってば。今までの時代物の概念を捨てて観なければっっ。
純粋にマンガとして見れば、まあ十分に楽しめる要素はたくさんありそうだし。
信玄と幸村のバカ熱い主従っぷりや、謙信とくの一・かすがの、妖しい雰囲気とか。
そうそう、このかすがのエロ可愛いことったら
うっきゃー、私が謙信だったら(この仮定が既にヘンなんだが)、迷わず押し倒してるっつーの!
声優陣も、異様に豪華だし。
まあ、いろんな意味で今後も楽しめそうです。

「けいおん!」
かわいい女の子を描かせたら定評のある京アニの制作だけあって、確かに少女たちの動きは素晴らしい。
だけど~~、今どき朝から「遅刻、遅刻」と、食パンくわえて飛び出すってどーよ?でもって、登校時間間違えだって。
天然ドジっ子設定だっていうが、それにしたってこのドジぶりは、狙いか?と思わざるを得ないほどで、辟易。
「とらドラ!」の流れを期待したんだけど、無理っぽい?
もう1話観てみて、無理なら切りかな?

「真マジンガーZ」
何か悪いもの食べた?
も~~~、自分の中でどう理解していいやら…。
第1話のタイトルが「大団円」ってのも、何だか作り手のしたり顔が垣間見えるみたいで感じ悪い。
有名な監督さんらしいけど、この第1話を見る限りでは「空回り」が痛過ぎるよ…。
とりあえず、今回はプロモーションビデオであったと自分に納得させ、もう1話チャレンジしてみますわ。

「シャングリ・ラ」
予想外に良かった!これは拾いもんかも~。
シャープな線のキャラクターはよく動くし、世界観が新鮮。
ちょっと複雑だけどね…。
これにも賢雄さんが!ひげ面のクマ男です。何?今期はマッチョシーズンですか?
でもこっちのマッチョは、人の良い三枚目系みたい。
いろんな声の賢雄さんに会えて、幸せなシーズンだ~。
そしてこの作品でめちゃめちゃオイシイのが、美人オカマさん・モモコ役のあのお方!
公式も本編のクレジットも名前が伏せられてるんだけど…だって、あのお声は…、ねえ。
ギロロで伯爵な、麗しのバス・ヴォイス!
中田さんのオカマ演技なんて滅多に拝めるものじゃないので、これが聞けるだけでも超お得な気分ーー!って、言っちゃった…。

コメント (4)
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