物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

W杯日本ベスト16

2022年12月06日 | Weblog
日本、宿敵(今回がW杯で3回目の対戦)クロアチアにPK戦で敗れる。
PKは日本が先行。最初のキッカとして南野拓実が出てきたときは、胸が詰まった。
彼は現在のコンディションは絶好調とは言えないだろう。森保ジャパンでは、大迫と並んで17ゴールと一番点を取ってきた男。背番号10を付けながら、今大会は途中出場ばかり。この試合も後半に出てきたが、流れを変えるゲームメイクまではできていなかった。その彼が一番を買って出た。TV画面に映る顔が悲壮感に溢れている。「このメンタルではやばいな」直感的に思った。案の定、ボールは力が無くコースが甘い。クロアチアのキーパー・リヴァコビッチはわりと余裕を持って止められたんじゃないか。
そのまま三苫も吉田も外し、ゲームセット。南野はじめ、選手たちは号泣。それを見て私ももらい泣き…。
南野は10代でセレッソ大阪でプロデビュー。その頃から「若き天才」「森島・香川・清武に続いて日本を背負う男」と言われ、その活躍を間近で見ていただけに思い入れが強い。繊細の男前なので、失敗したり、活躍しなかったりすると、メディアからものすごく叩かれる。
でも後で知ったのだが、日本はPKの蹴る順番は決めてなくて、最初誰にするか選手たちで決めようとすると5秒くらい誰も手を上げなかった。それで南野が「じゃあオレが蹴る」と立候補した。その勇気を称えたい。
グループステージで敗退するだろうと誰もが思っていた森保ジャパン。それがドイツ、スペインと優勝経験国を撃破し、ベスト16では前回優勝国のクロアチアと1対1と引き分けてPK戦にまで持ち込む。
前回ロシアでのベスト16も痺れたが、今回の実績はそれ以上だ。2050年までのW杯優勝、そのとき私は87歳。観られるような気がしてきた。
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2 コメント

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Unknown (tonda)
2022-12-28 13:01:53
グループリーグ組合わせが決まったときに、こりゃだめだと正直思いました。100年に1回決まるかどうかの浅野のトラップとノイアーのニア上ぶちぬきや三苫の1ミリ前田大然の両脚の間をぬけてボールが田中にわたり押し込んだプレーも100年に1回決まるかどうか、これから上に行くにはとんでもない化け物クラスがでてこないと厳しいかなあ、少子化が進み国力も全体的に落ちていく斜陽のニッポンサッカーに未来はあるか?あるとすれば、多様性の進展につきると思います。チェイスアンリや藤田チマこれから生まれてくるであろう八村塁の息子あたりに期待します。
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Unknown (モジャン)
2023-01-09 15:42:52
ですね。個人レベルで世界的にトップクラスの選手が現れないとダメだと思います。
今は世界のトップリーグで活躍する「選手たち」が何人かいる段階です。
それでも98年のフランス(あのときの代表はJリーガーばかりでした)の布陣と比べると、よー進歩したなあ、という思いです。
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