物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

好きこそナントカの上手なれ

2011年07月15日 | Weblog
 本社のホールでプレゼン(事例発表)する機会があった。全社の広報関係者会議の最後に、わが職場でのコミュニケーション活動について紹介するというもの。30枚近くのパワーポイント資料を作って臨む。
 偉そうな戦略などあるわけではなく、自身が管理者になってやってきたことや、これからの展開など、具体例を時系列で紹介。
 社員自らが講師となり、職場のメンバーに対して趣味や特技を披露する「わくわくセミナー」については、オリジナル施策としてかなり興味深く聴いてもらった。
 何でそんなことを考えたのかという点についても触れる。影響を受けた書籍とTV番組がある。
 書籍は齋藤孝先生の『教育欲を取り戻せ』。人には食欲や性欲と同じように、「教育欲」というものがある。その第三の本能である「教育欲」の正しい導き方を述べる。人は自分の知っていることを人に伝えたい、また伝えることが快感になるということだ。
 TV番組は『アメトーーク』。ひな壇の芸人たちが自分たちの趣味や好きなことについて語る。かなりマニアックなテーマも多いが、それでも観てしまう。人が自分の好きなことについて語っている姿を見ること、それ自体が面白いのだ。
 その2つを基にわりと以前から「わくわくセミナー」の構想があった。各講師は毎回きっちりと準備をしてくれて、当日素晴らしい「講義」を行ってくれる。ホント感謝である。講師資料も参考までに映写したが、会場からは「すご・・・」とタメ息が出ていた。
 そんなこんなで途中、ごく薄~い笑いを何回か取りながら、しゃべり終える。いくつかの質疑応答をこなし、全体会議は終了。最後、マネジャーのKさんが締めの挨拶。その中で、「最後の事例紹介面白かったですよね。私はMさんとは古い付き合いでよく知ってるのですが、彼が“好き”でそういうことをやっているのが伝わってきました」とコメントしてくれた。
 さすがK先輩、その通り。好きでやってるのですね、結局のところ(^_^)。でもやはり素晴らしいのは各講師である。改めて感謝。
コメント
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