行政書士・社会保険労務士 大原事務所

人生も多分半ばを過ぎて始めた士業。ボチボチ、そのくせドタバタ毎日が過ぎていく。

冬は寒い

2012-12-21 14:03:09 | 日記・エッセイ・コラム

 それにしても寒い。ここ二日程特に寒い。良いか悪いかは別にして自営業としては、用がなければ朝っぱらから外に出る必要はない。

 買い物に行った以外は、今日も終日自宅兼事務所で仕事。このところ昼間自宅にいることが多い。こういうときは光熱費がかかる。7月も自宅兼事務所での仕事が多かったが、冷房のためのエアコンのせいで電気代などいつもの倍以上の請求がきた。暖房は灯油が中心だから灯油代だが、消費量が多い。光熱費が賄えないほど稼ぎが悪いわけでもないのだが、省エネは時代の要請。この暖房費を何とかしようと考えた。

 とりあえず朝は寒い。仕方がないので石油ファンヒーターを点ける。ここからが省エネ対策。ニットの帽子を被って、厚手のセーター、その上にチャンチャンコの親分のような厚手の綿入れを着る。下半身は息子が昔気に入っていた子供用の毛布を巻き付けた。中はワイシャツとネクタイなので来客があれば1分でサラリーマンスタイルになれる。

 すると10分もしないで暑くなった。ストーブを消した。しばらくして、厚手の綿入れも脱いだ。それで丁度いい位。1日中寒さを感じないで仕事ができた。部屋はあっためていないからニット帽を取れば頭は冷える。眠くもならない。

 夕食後、パソコン相手に雑用を済ませているときも同じ格好。ストーブは点けなかった。必要なかった。ふと思った。そういえば昔受験勉強をしていた冬も同じだった。ストーブは居間にあるだけで自分の部屋にはなかった。ニット帽こそなかったと思うが、ほとんど今と同じ格好で真冬でも夜中まで受験勉強した(もっとも半分以上は深夜放送を聞いていたのだが)。しかも窓は今のようにサッシでも二重ガラスでもないから隙間風が通り抜けた。今よりずっと寒かったと思う。それでも何とかなった。
 

 これで今年の冬の光熱費は倹約できそうだ。

 さて、寝る前に一杯やろうと思ってリビングに下りていった。ガンガンにストーブを焚いて、ホットカーペットを点けて、汗が出るほど暑くした部屋で、息子が半袖のシャツ1枚になって、氷でいっぱいのグラスにコーラを入れて喉を鳴らして飲んでいた。こいつがたまにエコや省エネなどとのたまうのだから笑止千万である。