MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

井上 智(g)&北川 潔(b)「Second Round」

2024-06-19 09:21:43 | 音楽夜話(ジャズ)
井上 智(g)&北川 潔(b)「Second Round」


ジャズさくら(日本のジャズの音源を紹介しているサイト)を流していた。


井上智(G)と北川潔(B)のDuoアルバムが流れた。
何かトーンがジム・ホール風だと思ったら、彼の愛弟子さんだった。
彼の元でジャズを学び、ギターduoも数多く体験したという。
すごい人もいたものだ。今は日本に帰国して活動しているという。
ジム・ホール自体ベースとのduoは、レッド・ミッチェルとか、
ロン・カーターとか名手との共演アルバムもある。個人的には
レッド・ミッチェルとのduoアルバムがマストだったりするけれど、
この井上氏のアルバムも居心地がいい。録音上のベース・サウンドも
極上に録れている。この弦のハジキ感がいい。
こういうアルバムには目(耳)がない。いつも聴いていたくなるから
きりがないのだけれど、ジャズさくらは1曲単位の放送だから、
アルバム聞きたければ検索して・・・。


井上智さんインタビュー全3回
https://note.com/jazzanecdotes/m/ma30ee4c8786a


井上智&北川潔
Second Round
https://www.youtube.com/watch?v=4U77Ai2RFNk&list=OLAK5uy_m3lrLDRsSEssbG3NBdjjm4BIIVYpv1sL4&index=1



指揮者の来し方行く末・・・。

2024-06-19 09:06:45 | 音楽夜話(クラシック)

現役日本人指揮者ランキング【ちょっと辛口のTOP10評価】
https://otomamire.com/active-japanese-conductor/
経歴
現在のポジション
将来への「伸びしろ」
指揮テクニック
人気
魅力


第1位:小澤征爾 逝去
第2位:佐渡裕(63)
第3位:井上道義 引退
第4位:大野和士(64)
第5位:山田和樹(45)
第6位:小林研一郎(84)
第7位:広上淳一(66)
第8位:尾高忠明(76)
第9位:沼尻竜典(60)
第10位:下野竜也(54)


2021年1月のネット記事にこのようなランキングが載っていた。
ランキングに載らない方々も数多くいらっしゃる。
日本の指揮者はいかがなものかというものだった。
世代交代を余儀なくされて、次世代の指揮者に託されるもの。
確かに、世代交代は待ったなしに来るだろうなという時期に
かかっている。リスナーとしても聴き耳立てて、ミーハーで
いきますが、いかがなものでしょうね・・・。
順位はつけられないけれど、これから見どころのありそうな
方々が、海外をにらんで活動できるかどうか・・・。
見どころのありそうな方はどなたか。
ミーハー的に上げてみた。


山田さんは出世頭か。国内の閉そく感がある中で、
海外で活動されている。楽団に選ばれるだけでも
大変なことだけれど、ラッキーなニュースが飛び込んでいる。
チャンスをつかめるか。見守ろう。
鈴木さんは、親父さんもさることながら、サラブレットだし、
引くてはあるところにはある。堅実に積み上げてほしい逸材。
原田さんはアメリカナイズされていて、日本で活動することが
逆輸入みたいなところがある。発想が柔らかいし、いかに
聴いてもらえるか腐心しているところがすばらしい。
反田さんはこれからのクラシック界の実業家。風穴をあけてほしい。
沖澤さんは作曲家の働きもさることながら、女性指揮者の先人たちの
先駆けをひろげてほしい。
下野さんも上がってきたが、日本で活動して世界に駆けていく力が
あるかどうか。いいものがあるだけに、方向性を見誤らないで欲しい感はある。

以前からいわれていた、指揮者にとって60歳還暦はまだまだこれからと
いうことらしい。
その意味で、大植さん、藤岡さんはまだまだこれから。このお二人は、
若いころ海外で活動されていて帰国してポストを得た感じ。
もうそんなお歳なのと思ったが、私がコンサートに足を運んでいたころは、
彼らが海外で頑張っていたわけで、時折、名前は聞くものの、
音源でしかそのすがたは図れなかった。
その方たちが還暦すぎとは時間がたつのは早いもの。
川瀬さんは神奈川フィルで頭角を現したけれど、
まだまだこれからの人、あまり海外というイメージがしないのが玉にきずか。
チャンスはあってほしいが。
太田さんも実演に接したことはないけれど、これからの人だろう。
60歳でまだまだなら30代は始まったばかりの様だ。
楽しみながら育つのをまとう。それまでリスナー側も元気でいなければ。
そういうことだ(笑)。


・山田和樹(45) 2024年5月、バーミンガム市交響楽団の音楽監督に就任
2025年6月にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の定期公演に客演予定
・鈴木優人(43) BCJでの活動。バッハ関係、モダンオケで古典からロマン派辺りまでのプログラムを組める人  
BCJでは海外からお呼びがかかるようだ。
・原田慶太楼(39)2021年より東京交響楽団正指揮者。逆輸入の様な形で紹介された。
日本でもぽつぽつと仕事はあるが、アメリカナイズされたものが世界で通用するかどうか。
・反田恭平(29) ショパン・コンクールあたりから、将来は指揮活動も、クラシック界を考えた
こともあり、実業家視点でものを語ることがあり、世界に通用するかどうか。
・沖澤のどか(36)「作曲家演奏家として二足の草鞋を履くか、日本と海外を行き来するうちに、
それなりの評価を得るかも。
・下野竜也(54) 広響からN響へ。それから先が問題。彼が何を望むかで音楽の窓口の開きかたが変わるだろう。
・大植英次(67) ちょっと八方破れなところが好き嫌いをうむが、
アメリカのメジャーあたり呼ばれると面白そうだけれど・・・。
エネルギッシュな指揮姿若いころはアメリカで活動していたし、
後進の指導にもあたっている。そういう位置関係にいる方だった。
大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督を退任。現在は同楽団桂冠指揮者。
・藤岡幸夫(62)90年代に海外のオケを指揮している。
日本人作作曲家の作品をアルバム化
(吉松作品をシャンドスなどから出している)などは有名。
帰国してからも、マンチェスター室内管弦楽団首席指揮者、
日本フィル指揮者を歴任し、現在は関西フィルハーモニー管弦楽団
首席指揮者。


・川瀬賢太郎(39)2014-22神奈川フィル 2018~オーケストラアンサンブル金沢 
 2019正指揮者~2023~音楽監督 名古屋フィルハーモニー管弦楽団 2022年札幌交響楽団正指揮者
・太田 弦(30)2019年4月より2022年3月まで大阪交響楽団正指揮者2023年4月より仙台フィルハーモニー
管弦楽団指揮者 2024年4月より九州交響楽団首席指揮者





ゴルダ・シュルツ(ソプラノ) マティアス・ゲルネ(バリトン) ファビオ・ルイージ指揮ダラス交響楽団およびコーラス  ブラームス:ドイツ・レクイエム

2024-06-19 09:02:55 | 音楽夜話(クラシック)
6月18日


10:00-12:00 20.00-22.00 WRR


 ブラームス:ドイツ・レクイエム op.45


ゴルダ・シュルツ(ソプラノ)マティアス・ゲルネ(バリトン)
ファビオ・ルイージ指揮ダラス交響楽団およびコーラス
2024年4月4-6日 ダラス、マイヤーソン・シンフォニー・センター


ドイツレクイエムのプログラムを選ぶと、ほとんど通して聴けていない
ことが多い。途中で必ず寝落ちしたりしてしまう。それほど名曲なの
かもしれないけれど、そういう曲も個人的にある。70分前後の
聴取に耐えられないのだ。


よほど調子よく、夜のコンサートでも、昼間のリピートでも
気合入れないと寝てしまう。困ったものだと思うけれど、
これが現実だったりする。ブラームスの歌曲は、入るのだったら
交響曲より抵抗ないかもといったのは、クラシックリスナーの
先輩の助言だったが、宗教曲でなおかつ「演奏会用作品として作曲され、
典礼音楽として使うことは考えられていないのが大きな特徴として挙げられる」。
(wiki)とあるものだから、荘厳な曲だけれど、今一力はいらない
のはそういうこともあるのかもしれない。厚いハーモニーの合唱が続く中、
いつ終わるともわからない曲が続くと、緊張も解かれ、睡魔に襲われる。


今日は聴けてる。きちんと起きてスピーカーと対峙している。
3曲目までいった。バリトン独唱があった。5曲目はソプラノ独唱があった。
6曲目バリトン独唱もあった、7曲目。聴き通せた。


矢張りこれは自分の持ち曲ではないなと思う。ある意味今の自分には
重すぎるというか、ブラームスの心情がすくいきれないところもある。


1曲目は何とかなってもこれ以上はむずかしいという。その意味では
寝てしまうというのもギブ・アップなのかもしれない。
今日はたまたま起きて通せたけれど、次回いつ来るかわからない
1曲でもある。