MOBU'S MUSIC MAZE

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「原信夫と#&♭」 「SOUL」(1960)

2024-06-06 11:40:14 | 音楽夜話(クラシック)
「原信夫と#&♭」 「SOUL」(1960)






朝、ジャズ・さくら(日本のジャズを中心に放送しているネットラジオ)を
聴いていたら、いやにパンチのあるビッグ・バンドがかかった。
これは寝起き一発がっんと来る演奏。
60年代に日本コロンビアで録音されたという、原信夫と#&♭のビッグ・バンドの
アルバム。このころは元気も大ありだったのだろうな。
抽象的なオブジェのジャケットに「SOUL」と青文字で書いてある。
A面は東洋のソウル。B面は西洋のソウルと分けてあり、
3人の作曲家(モダンジャズ3人の会)が東洋・西洋で1曲づつ曲を書き、
西洋のミュージシャンの曲をアレンジしたものをバンドに演奏してもらい
アルバムにしている。第15回芸術祭参加アルバムだそうだ。
結構、その意味では格調高いのかもしれない。演奏もしっかりしているし、
本国に追い付け追い越せの気風があったかどうかはわからないけれど、
バンド・サウンドは大したものだった。
作・編曲 前田憲男 三保敬太郎 山家 清 構成 藤井 肇(JAZZ評論家)


[1960] Nobuo Hara And His Sharps & Flats – Soul [Full Album]
https://www.youtube.com/watch?v=Z997Lgi4cSk&t=87s



エッカルト・プロイ指揮ポートランド交響楽団 ロドリーゴ/アランフェス協奏曲 マーラー5番

2024-06-06 11:37:36 | 音楽夜話(クラシック)
6月6日


エッカルト・プロイ指揮ポートランド交響楽団 ロドリーゴ/アランフェス協奏曲 マーラー5番




09:00-11:00 20.00-22.00 WMEA


ロドリーゴ:アランフエス協奏曲 ニ長調
ソリスト・アンコール:ロメロ:キューバン・ファンタジー


マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調


ペペ・ロメロ(ギター)
エッカルト・プロイ指揮ポートランド交響楽団
2024年5月7日 ポートランド、メリル音楽堂


ペペ・ロメロ・・・。おいくつになるのだろうか。
ゆっくりと進められた。若い演奏家だと苦も無く
さっくり早弾きしてしまう人もいるけれど、
スペイン色をだすとこういう演奏になるのだろうか。
年齢的な技巧の衰えがあるのかもしれない、早弾きが
できない部分ほかのところで、埋め合わせてる感じも
あるけれど、ペペの色は出ていると思われれる。




1944年生まれ、今年80歳になられる。ギタリストの
80歳・・・。他に誰が・・・。ジョン・ウイリアムズは
1941年生まれだけれど、2013年に引退しているので、
多分有名なギタリストで80歳でステージに立っているのは
ペペ一人なのではないか。ロメロ家はギター界の
「ロイヤル・ファミリー」と言われており、その重責を
果たしている。


マーラーは手堅くまとめている感じがする。時折ミストーンも
きかれるけれど、気迫で乗り切ってる感がある。
終楽章が特にその感じがあって、これはこれで面白かった。



ジョゼ・ソアレス指揮サンパウロ交響楽団 スメタナ・モルダウ ドヴォルザーク「新世界より」他

2024-06-06 11:34:18 | 音楽夜話(クラシック)
ジョゼ・ソアレス指揮サンパウロ交響楽団 スメタナ・モルダウ ドヴォルザーク「新世界より」


07:30- 19.30- YouTube_Osesp — Orquestra Sinfônica do Estado de São Paulo
Concerto Digital: Dia Mundial do Meio Ambiente – Juntos pelo Rio Grande do Sul


スメタナ:連作交響詩「我が祖国」~第2曲「モルダウ」
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第4番~前奏曲
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 op.95「新世界より」
ジョゼ・ソアレス指揮サンパウロ交響楽団
2024年6月5日 サンパウロ、サラ・サンパウロから生中継


南半球のオケがヨーロッパの音楽に触れる。
多分、ヨーロッパ出身の音楽家もブラジルにいると思われる。
独特の音色があるヨーロッパ音楽を南半球で。


スメタナやドヴォルザークは有名曲で、その間にブラジルの
ヴィラ=ロボスを挟む。


この曲は結構ヨーロッパの香りがする。
第4番ピアノ曲として構想(1930年-41年)。1942年改訂版により管弦楽化。(wiki)
なかなか聴きごたえがあった。全曲聴いてみようかな。

「新世界より」は、標準的なもので、聴きやすかった。
世界のドヴォルザーク。