MOBU'S MUSIC MAZE

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ユッカ=ペッカ・サラステ指揮サンフランシスコ交響楽団  シューベルト6番 ベートーヴェン7番

2024-06-03 21:02:38 | 音楽夜話(クラシック)
6月3日


6月3日
11:00-13:00 19.00-21.00 KDFC


シューベルト:交響曲第6番 ハ長調 D589
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92
ユッカ=ペッカ・サラステ指揮サンフランシスコ交響楽団
2024年2月2日 サンフランシスコ、デイヴィス・シンフォニー・ホール




シューベルトの6番は聞いたことなかったか、1-2度聴いたことが
あったかもしれない曲。その意味では5番の方が馴染みがある。
ロッシーニの明るさや、ベートーベンを研究したという。
ネットの記事にはシューベルトの「田園」と言われているという。
6番だからか、ベートーヴェンの6番も「田園」だからか。
ハ長調だと、田園のイメージとしてはちょっとかたい感じが
する。歌う旋律と明るさはあるものの、やはりベートーヴェンの
方が格が上のような気がする。シューベルトはこれからなのだけれど、
6番はまだ途上なのかもしれない。


ベートーヴェンの7番が後半戦。アメリカのオケは鳴るから、ほっといても
迫力がある。右肩上がりに曲のパワーが増してくる。3-4楽章はお決まりの
全開演奏だけれど、ある意味気持ち良い。
最近こういう曲聴いてないなぁ。
ベートーヴェンのハード・ロックとはよく言ったものだと思う。


ホセ・マリア・ガリャルド・デル・レイ(g) カレル・マーク・チチョン 指揮 ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ ドイツフィルハーモニー管弦楽団

2024-06-03 07:16:56 | 音楽夜話(クラシック)
6月2日
18:04-20:30 11:04-13:30 SR2


ロッシー二:ウイリアムテル序曲


ロドリーゴ:アランフェス協奏曲二長調
ソリスト・アンコール:
ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」 - 第2部 粉屋の踊り(ファルーカ)


ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」1919年版




ホセ・マリア・ガリャルド・デル・レイ(g)


カレル・マーク・チチョン 指揮


ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・
ドイツフィルハーモニー管弦楽団
2009年11月26日 カイザースラウテルン・フルフトハレ


ライト・クラシックで、中学の音楽の鑑賞の時間に聴いた。
トランペットが勇壮で、記憶に残った。
掴みはよかった。


ホセ・マリア・ガリャルド・デル・レイ(男性g)
1961年生まれのスペインの代表的ギタリストの1人。
この曲のアルバムはなさそうだ。63歳になられる。
作曲もしており、曲集もある。


スペインといえば、イエペス、スペイン国立
ブルゴス。という図式が個人的にあったりする。
イエペスとブルゴスは「貴紳」での録音がある。
アランフェスはアルヘンタだった。
デル・レイは2000年にブルゴスとアランフェスを入れている。
今はカタログにないので、聴くことはできないのかもしれない
けれど、ちょっとレアかも。2017年にピアノ伴奏での
アランフェスの再録をしている。
会場で生を聴くときは、オケとの音のバランスがむずかしい。
ギターがオケの音に埋もれてしまうことがある。
録音なのでそこまでの心配はないけれど、ちょっと線が
細い感じもする。きれいな音を出しているのはわかる。
技巧も確かだと思う。ちょっとギターの音が遠いかなという
感じもする。ポピュラーのようにオン・マイクで収録していない
かもしれない。スペインの香りはすこしするかな。
アンコールのファリャの方がわかりやすかった。


バレエ組曲になった「火の鳥」1919年版は、入りやすく
聴きやすい。スペクタクルな展開に聴いていて
惹きこまれた。掴みはOK。ダイナミックレンジも広く
オケもうまくなったように聞える。