MOBU'S MUSIC MAZE

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6月7日生まれのジャズマン タル・ファーロー ティナ・ブルックス

2024-06-08 14:18:42 | 音楽夜話(ジャズ)
6月7日生まれのジャズマン タル・ファーロー ティナ・ブルックス


Tal Farlow (Guitar) was born in Greensboro, NC, 1921–1998.生誕103周年 没後26年


イケメンのギタリスト。速弾き。やっぱりかっこいい人だと思う。
感がいいというか、音楽に対するセンスは抜群だと思う。手が大きいこと、
ピアニストでいえば、鍵盤の押す範囲が広い、ギターだとフレット数を
稼げるので、応用範囲が広い。そういうメリットを最大限に生かして
いるようだ。今日聴いてるアルバムは、3管フロントのギター、ベース、
ドラムスのピアノレス・セクステットだけれど、タルはあまり出てこない。
これでもかというのがないのは、それを聴きたい人にとっては物足りない
のだけれど、ほかのホーンとかアンサンブルとか、タルとの絡みとか、
タルの時々出てくるソロとか、ウエスト・コースト風のアンサンブルの
出来を聴くのにはいい1枚。
Bob Enevoldsen (vtb)
Bill Perkins (ts)
Bob Gordon (bs)
Tal Farlow (g)
Monte Budwig (b)
Lawrence Marable (ds)




『A Recital By Tal Farlow』
https://www.youtube.com/watch?v=FW55karNsl4&list=OLAK5uy_lvpqeGXoB5wt7AfjhpMTyyIrZkGkHsZyA&index=1






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Tina Brooks (Saxophone) was born in Fayetteville, NC, 1932–1978. 生誕94周年 没後46年


デューク・ジョーダンを追っかけてた時に、このアルバム探していました。
ブルー・ノ-トの75264、ティナ・ブルックスの「トゥルー・ブルー」。
ジャケットがシンプルだけど、ブルーの意味深なところがよくて探してました
が、当時、出会うことはありませんでした。CDになってから再発されたようですが、
その頃は追っかけは終了していたので、聴かずじまいで過ぎてしまいました。
いま聴いてみると、コクのあるハードバップですね。ブルックスのハバードとの
ハモリ方もちょっと特徴的な音使いをしているところがあったりして、「おっ」と
思うところがあります。短命でしたけれど、いいプレイヤーだったのだろうと思います。
ライオンが目を付けたくらいですから、全く何もないわけではなく、引きもあった
と思います。どこかで、再評価されているのかもしれません。


True Blue
https://www.youtube.com/watch?v=5A2Ct57TAHI&list=OLAK5uy_mWPfxVTjkhya0aRlz0K604GgBHjzIwXfw&index=1




大野雄二 PLAYS LUPIN THE THIRD

2024-06-08 14:16:10 | 音楽夜話(ジャズ)
大野雄二 PLAYS LUPIN THE THIRD


大野雄二さんといえば、「人間の証明」野性の証明」やルパン三世の
一連のサウンド・トラックなど、有名な作・編曲とジャズ・ピアニスト。


JAZZさくらを聴いていたら、ルパン三世の一連のサウンドト・ラックの
1枚目(1999年)リリースのものが流れていた。今どきの
スムース・ジャズと言ってしまえばそれまでなのかもしれないけれど、
聴き手を意識したような作りは、悪くないと思えた。


その中の1曲。JO YAMADAというアルトサックス奏者を
フューチュアした「炎のたからもの」という曲が番組で流れた。
ちょっと、マル・ウォルドロンとジャッキー・マクリーンの
「レフト・アローン」を意識したような楽曲で、哀愁漂うもの
なのだけれど聴かせた。


「炎のたからもの」ルパン3世 JAZZ
https://www.youtube.com/watch?v=zbZE__to7U8&list=OLAK5uy_lUL9HqMx1P2JP_AwrTYPX-EZQ6QUengVo&index=7


Alto Saxophone – Joe Yamada* (tracks: 4, 7)
Bass [Wood] – Yoshio Suzuki
Drums – Kenichiro Murata (tracks: 1, 2, 4 to 9), Yasushi Ichihara (tracks: 3)
Guitar – Kiyoshi Sugimoto (tracks: 1, 6, 8)
Percussion [Latin] – Tatsuji Yokoyama (tracks: 1, 2, 6, 8)
Piano, Producer – Yuji Ohno



アンドレイ・ボレイコ指揮ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団   マーラー9番

2024-06-08 14:13:40 | 音楽夜話(クラシック)
6月8日 


02:30-04:30 19.30-21.30 Polskie2


シェーンベルク:地には平和を op.13
マーラー:交響曲第9番 ニ長調
アンドレイ・ボレイコ指揮ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団および合唱団


より、マーラー9番。


ボレイコ氏は芸術監督。「レパートリーは幅広く、なかでもチャイコフスキーや
ブルックナー、マーラーなど、オーケストラの機能性を活かした作曲家の
作品と相性が良い。」(wiki)。


隙が無く聴かせる。うるさく無い。緻密に作りこんでいて、それが伝わる。
こういうマーラー演奏もあるんだと思った。以前、ネットに東欧のオケの
すごさを書いていたファンがいたが、そういうこともあると思った。
こういう演奏はそんなに数多く聴けるわけではないけれど、一度聞くと
ハマる。情感の出し方も自然だし、無理がない。おそれいりました。