MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

Branford Marsalis (Saxophone) 1960.8月26日 60歳おめでとう。

2020-08-26 18:00:54 | 音楽夜話(ジャズ)
Branford Marsalis (Saxophone) 1960.8月26日 60歳おめでとう。


マルサリス一家は、ジャズの家系で、ウイントンからして
出てきたときは英才教育を受けてきた感じだった。
そのあと兄のブランフォードが出てきた感じだと思うけれど、
ウイントンとは、少し違う路線で出ていて活動している。
これもありだろうなと思う。


しかしながら還暦とは、ある程度の年齢いっているのだな。
若くないというか、実績積んでるというか、業績を上げることは
なかなか難しい。表現者として、これからどう進むのか、
マルサリス一家の今後を見守ろう。


Branford Marsalis Quartet ‎– Eternal
https://www.youtube.com/watch?v=V7_Xr8uGR2Y


Branford Marsalis(sax)
Joey Calderazzo(p)
Eric Revis(b)
Jeff "Tain" Watts(ds)
Recorded October 7-10, 2003 

チャーリー・パーカー2時間で20曲。NHK-FM JAZZ TONIGHT。

2020-08-26 12:32:42 | 音楽夜話(ジャズ)

チャーリー・パーカー2時間で20曲。NHK-FM JAZZ TONIGHT。


パーカーの伝記を追うように進んだ。
録音がジャズを発展させたという考え方。
クラシックは譜面を基に検討されたが、JAZZはそうでなく、
録音されたものを再生して、後輩は学び発展させていった言う
考え方がある。
その意味ではチャーリーパーカーの時代録音可能になりそれを基に
後輩たちが学んでいったという歴史がある。




シリーズ「ジャズ・ジャイアンツ」今月は、ことし8月29日に生誕100年を迎える
モダンジャズの巨人、アルト・サックス奏者のチャーリー・パーカーを特集。
:大友良英


M1楽曲「Honeysuckle Rose~Body And Soul」
Charlie Parker
(3分38秒)
<FREMEAUX & ASSOCIES FA1331>
私家盤の録音。アドリヴ・ソロ。パーカーの初録音。40年代にパーカーは
パーカーだった。コードがわかる。リズムハーモニーがわかり、適当なところがない。
見事な演奏。ビバップ前にこのような演奏があった。




M2「Hootie Blues」
Jay McShann and his Orchestra、Charlie Parker
(2分56秒)
<Decca MVCR-20009>


パーカーがしっかり作りこんだ作品。18-22歳ころ。彼の演奏が新しいのは、
彼がベースになってジャズが深化した。なので今聞いてもそれほど新しい感じはしない。
当時は新しく聞こえた。


M3「Red Cross」
Tiny Grimes Quintet
(3分07秒)
<SAVOY COCY-75791>


ガレスピーとパーカーの出会いと進展。
ビバップ革命経過して、録音のストライキが
あり2年くらい録音が無い。
44年9月録音。


ストライキ明けた後の演奏はその前とは違う。
ビーバップ。影響が大きかった。


アドリブ:高度な技法を持つ。
勉強会を持ったりした。
ノリでできるようなものではない。
パーカー自体は破天荒な生活をしていた。


M4「Salt Peanuts」
Dizzy Gillespie、Charlie Parker
(7分02秒)
<Uptown UPCD27.51>
45年6月。2005年リリース。タウンホールでのライブ。


ケニー・クラ―クのドラム奏法が新しかった。バス・ドラムのアクセント。
アドリブ利かす「ソルト・ピーナツ」


マイルスが探したパーカー。マイルスのところに
転がり込んだ。そこでマイルスはパーカーから
JAZZを学ぶ。マイルスの初々しさ。ガレスピーの
ピアノの方向性がよい。複雑なアドリブを作っている。


M5「Now’s the time」
Charlie Parker
(3分15秒)
<SAVOY COCB-53033~36>


昔、パーカーの神髄は「フェイマス・アルト・ブレイク」を
聴けと言われた。ジャズを聴き始めたころだったので
聴いてもそのすごさがよくわからなかった。


M6「Famous Alto Break」
Charlie Parker
(0分50秒)
<Dial TOCJ-6123>


世に言うダイアルセッションなのか。


M7「A Night In Tunisia」
Charlie Parker
(3分04秒)
<Dial TOCJ-6123>


アドリブの違いを聴く。音楽の生命:チャ-リーパーカー
即興演奏の重要性を作った。


M8「Lover Man」
Charlie Parker
(3分22秒)
<Dial TOCJ-6123>


ドラッグのやりすぎでの演奏。
ラヴァー・マンセッション。それでも残る演奏。


M9「Relaxin’ At Camarillo」
Charlie Parker
(3分09秒)
<Dial TOCJ-6123>
カマリロ病院入院後、体調の復活。
47年2月録音。ダイアルとサヴォイ2つのレーベルと契約していて
録音を出していた。今では考えられないが・・・。




M10「Donna Lee」
Charlie Parker
(2分32秒)
<SAVOY COCB-53033~36>


ニューヨークに戻るパーカー。そこのメンバーと録音。
今回はサヴォイレーベル。マイルスが書いた曲を演奏。
マイルスがパーカーを研究。


参考文献:
チャーリー・パーカーの技法――インプロヴィゼーションの構造分析 2013/12/14
濱瀬 元彦 (著)
ジャズの「ノリ」を科学する – 2019/11/25
井上裕章 (著)


解説があっても、普通の人にはできない演奏。




JAZZ TONIGHT NHK-FM 聴き逃し 8月30日午前1時まで。
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=0449_01


続く・・・。


Leonard Bernstein (Composer)1918‐1990年 102周年生誕

2020-08-26 10:35:51 | 音楽夜話(クラシック)
Leonard Bernstein (Composer)1918‐1990年 生誕102周年


レナード・バーンスタインといえば、個人的には、指揮者・教育者・作曲家。
有名オケを指揮して、レコーディングも活発に行った。クラシック音楽啓もう番組
「Young People’s Concert」を制作し、1957年に『ウエスト・サイド物語』。
八面六臂の活躍とスター性で、クラシック界を上り詰めた。
70年代はカラヤンVSバーンスタインの時代で、よく聴かれていた。
両者の演奏は積極的には聴かなかったけれど、随分後になって少しずつ聴いた時期があった。


ウエスト・サイド・ストーリーも多分テレビの「金曜ロードショー」あたりで見たかもしれない。
ジョージ・チャキリスが印象的だった。


「シンフォニック・ダンス」
映画の収録曲から、オーケストラ向きに編曲されたものが流布された。それが、今では演奏会では
一般的なプログラムになっている。
「Young People’s Concert」は大人がみても面白く、彼の語りも堂に入っている。
今ではYOUTUBEにもUPされてる回もあり、見ることができる。




「ウエスト・サイド・ストーリー」からシンフォニック・ダンス 1976
指揮:レナード・バーンスタイン演奏:ニューヨーク・フィルハーモニック
https://www.youtube.com/watch?v=X8qM1ZCoQls


曲名はプロローグ、サムホエア、スケルツォ、マンボ、チャチャ(マリア)、
出会いの場、クール、ランブル、フィナーレ

Wayne Shorter (Saxophone) 1933. 8月25日 87歳おめでとう。

2020-08-26 09:17:05 | 音楽夜話(ジャズ)
Wayne Shorter (Saxophone)  1933. 8月25日 87歳おめでとう。


コルトレーンでも、ロリンズでもないショーター。この中央突破は難しかったと思われる。
何かJAZZに対する信念というか思いというか、彼の中でぶれない何かがいつもあってそれが
稼働している感じ。常に何かに向かっているような。
ショーターはショーター。ワン・アンド・オンリーなミュージシャン。


Night Dreamer / Wayne Shorter
https://www.youtube.com/watch?v=LbiPqe7yc7A&list=OLAK5uy_kRIH766RfUrTCQS1JcBbi5feuEJ7dO__M


Lee Morgan(tp 3,5,7out), Wayne Shorter(ts), McCoy Tyner(p),
Reggie Workman(b), Elvin Jones(ds)
Recorded at RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, April 29, 1964.


Pat Martino (Guitar) 1944. 8月25日 76歳おめでとう。

2020-08-26 09:14:41 | 音楽夜話(ジャズ)
Pat Martino (Guitar) 1944. 8月25日 76歳おめでとう。


ギター好きではあるけれど、何か聴いてこなかったプレイヤーというのも
存在する。特に主だった理由はないのだけれど、何か、パソコンでいえば、
キーをポチっとしなかったみたいな・・・。


凄いプレイヤーであることは記事などで知ってたし、輸入盤のレコード店
などで見かけたこともあるけれど、手にすることもなく今に至っている。
演奏が悪いわけではない。ただ、めぐりあわせがなかったのかもしれない。
こういう機会に改めて記事を読んだり、楽曲を聴いたりして深めていくこともある。
活動歴も長く途中、疾病で活動できなかったこともあるけれど、それを
超えて、独自の音楽理論とJAZZに向かう技術とをもって彼の今がある。
独特の濃い世界が展開している。


Pat Martino ‎– Footprints MUSE MR 5096
https://www.youtube.com/watch?v=eSo9jjTiSq0&list=OLAK5uy_mq1POcr7PPFWbY7LWfNvpSlz4Cs8hbxzA&index=1


Guitar – Pat Martino
Guitar [Side] – Bobby Rose
Bass – Richard Davis
Drums – Billy Higgins


ジョー・パスの「フォー・ジャンゴ」を思い出す。ここでもサイド・ギターを
置いて変化をつけている。邪魔にならず、なかなかいい感じで弾いている。
70年代ミューズには「イクジット」という名盤もあるけれど、こちらも
捨てがたい。