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水曜どうでしょうとお買い物の依存症。

茨城県潮来十二橋を行く娘船頭さん

2013年06月15日 | 旅行と水どうロケ地巡り
調査旅行に行ったついでに水曜どうでしょうのロケ地巡りをたまにしてはブログに書いてるけど
今回はロケ地巡りだけのために出かけてきましたよ。
行ってきたのは『潮来(いたこ)』。
水曜どうでしょうの『絵はがきの旅2』の企画で一番最初に引いた絵はがきの場所です。


(どうでしょう軍団が撮りたかった絵はがきの構図)

絵はがきシリーズは絵はがきの場所を特定するまでが企画の見どころなので
映像を順番通りにたどっていくことで容易にロケ地に辿りつけるので
ロケ地巡礼しやすい企画なんですよね。

今回のポイントは
・十二橋めぐり乗り場から川を渡った対岸の二重水門の先にある。
・水門側から数えて4つ目の橋である。
・絵はがきとは全く違う橋に作り変わっている。

ということなので、以上のヒントを検証すると
・二重水門の先にあるのは『加藤洲十二橋めぐり』であり
・加藤洲十二橋めぐりで水門から4つ目の橋は「子育ての橋」であるというのがすぐ分かります。


(どうでしょう軍団が撮影した茨城県潮来の絵はがきの構図)

と、場所まではすでに特定していたんだけど
どうせなら、どうでしょう軍団がロケを行った時よりも
もっと本来の絵はがきの構図に近づけようと思ってて
潮来あやめ祭りが開催されるこの時期までロケ地巡礼を待っていたんです。

ただし、動画の中でおばちゃんが
『新しく丈夫に作り替えられた橋=良い橋』と言っているように
この地域の人達は橋に風情などを全く求めていないようなので
もっとツマラナイ橋に作り替わっている可能性があってとても怖いです。


そんな不安を抱きつつもあやめが咲き誇る絵はがきの構図を求め
ナビと勘を活用して特定してあった場所に行ってみると
目的の絵はがきの構図の場所はすぐに見つける事が出来ました。


「茨城県潮来 十二橋を行く娘船頭さん」2013年現在

懸念していた通りに橋は丈夫でガッカリな見た目のコンクリ橋になってました。
元々の絵はがきのようにあやめが咲いていると予想していた場所は
どうでしょう軍団が来た時と同じただの荒れ地になってました。

治水などで仕方ない面があるのは分かりますが
十二橋巡りの川はほとんどの場所で2m以上の垂直護岸がされていて
非常に殺風景で写真的に非常に厳しいです。
船頭さんもお年寄りばかりで体力的に仕方ないのかもしれませんが
ほとんどの船は船外機(モーター)で運航していました。

与田浦方面から来た十二橋巡りの船は「潮来の方には行かないコースだから」とお客に言って
この4橋目の所で折り返して戻って行きました。
あと3つも橋を残しているのにおばちゃん船頭が有無を言わさず引き返すのってどうなの?と。
また、他の船の男船頭は観光案内中に携帯が鳴ったかと思ったら
お客が居るのに当たり前のように携帯に出て何やら会話をし始める無神経っぷり。
乗せられて放置されているお客のやり切れない表情がファインダー越しでも痛すぎでした。

それと、来たついでに他の橋も歩いて巡ろうと思いましたが
「これが橋?」と思うような板っきれを渡してある名前だけの橋があったり
観光用に設置されてるだけで一般道が通じておらず
私有地を通らなきゃ橋に辿り行けなかったりするところも多いので
早々に帰ってきちゃいました。
(ちなみにロケ地の子育て橋も私有地っぽいところにあるので
 畑仕事をしていたおじさんに断っていく必要がありましたよ。)

映像の中でどうでしょう軍団が取り繕うような言葉で説明していた本心が良く分かります。
今回は慣れ合いと惰性だけで続けている田舎の観光地の悪例を客観的に見せられた感じで
いろいろと考えさせられるものが多かったですね。

【2014年にロケ地撮影のリベンジに再訪しましたよ。】

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