藻blog.

水曜どうでしょうとお買い物の依存症。

九州たっぷりコース 最終夜

2014年01月21日 | 旅行と水どうロケ地巡り
指宿で砂むしを体験した後は鹿児島市内まで一気に北上しました。

最初に目指した場所は「鹿児島中央駅」。
水曜どうでしょうでは「サイコロ3前編 第4夜」と「サイコロ5 第2夜」に出てきますね。


(左:サイコロ3 / 右:サイコロ5)

ロケ当時には駅名が「西鹿児島駅」となっていましたが
九州新幹線が鹿児島まで開通するに伴い現在の「鹿児島中央駅」へと変わったらしいです。

で、現在の鹿児島中央駅の外観ですが



駅舎の工事中でフェンスに囲まれちゃっててロケ地どころじゃないっていう有様。(絶望)


証拠程度に「鹿児島中央駅」の文字を撮影。

駅前の風景が変わっているのはGoogleストリートビューである程度確認していましたが
まさか工事で建物が隠れていているとは予想してなかった・・・

ロケ地巡りに行って景色が変わっちゃってるのには慣れましたが
現在の風景すら見れないってのは結構キツイです。
特に今回の九州ロケ地巡りではイイ感じでロケ地巡りができていたので
ここにきてのまさかのロケ地が見れないってのはガッカリの衝撃がハンパ無かったです。

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しかし、凹んでばかりもいられないので何とか気を取り直して次の場所へと向かいます。
向かった場所は水曜どうでしょうでは何度も出てきた重要なアイテム「白くま」を売っている
鹿児島の天文館にある「むじゃき」です。

どうでしょうファンにとっては今更の事ですが、しろくまが番組に初登場したのは
「サイコロ5」の電車での移動中に何となく始まった藤村Dとミスターの早食い対決の時で
この時はミスターが白くまを吹き出して負けるという壮絶な終わり方をして
視聴者に強烈なインパクトを与えました。
次に白くまが登場するのは「リヤカーで喜界島一周」。
この時はリヤカーに乗るのを賭けた対決を行い、まさかの魔人藤村の敗北。
そして、この時の白くま対決の敗北に端を発して生まれたのが名企画の「対決列島」。
詳細は以下で安田さんが説明してくれてます↓







(対決列島 第1夜)

鹿児島なんて今後何回も来れる場所ではないので
今回の旅の間に水曜どうでしょうの1人のファンとして
どうしても本家むじゃきの白くまを食べておきたかったんです。

鹿児島中央駅前から路面電車に乗り、むじゃきのある天文館に向かいます。


「対決列島 第10夜」で大泉さんと安田さんが白くまを買いに走った天文館G3アーケード

アーケード前で大泉さん達を送り出したミスターが「(店まで)遠いなぁ・・」って言ってたし
買いに行った大泉さん達が3分で帰ってきた事に藤やんが驚いていたので
どれだけ遠いところにあるんだろうと思っていましたが
アーケード入り口から徒歩で3分くらいでむじゃきに到着できました。
でもまぁ、白くまを買いつつ3分で往復するのはやっぱり大変な距離ですね。

店前にはロケ当時と同じく目印の白くまが看板を持って立っていました。



店に駆け込んだ大泉さん達は証拠として白くまと記念撮影していましたが
僕が行った時も白くまと記念撮影する人が次々とやってきて大人気でした。
メインメニューがかき氷なのに、この冬最大の寒波が襲来中でも客足が途絶えないなんて
さすが全国に名を轟かせる白くまの聖地・むじゃきです。


(対決列島 第10夜)

さっそく僕も本家の白くまをいただこうと店内に入ると飲食コーナーは満員御礼。
しかも客の9割が女性という状況に男一人で入るにはアウェイ感が強すぎて
パスタよりも折れやすい僕のメンタルは5秒と持たずボキボキと複雑骨折してしまいました。

泣く泣く白くまを諦めて帰ろうとしたその時チラッと目に入ってきたのが
同じ建物の4Fにある「味処むじゃき亭」のメニュー表。
ランチ限定メニューセットを頼むとベビー白くまが付いてくるって書いてあるじゃないですか!

ランチのついでに頼むのであれば男一人でも行けるぞ!
店名にも「むじゃき」って入ってるからたぶんフェイクって事も無さそうです。
お腹はあまり空いていなかったですが白くまを食べに急いで4Fのむじゃき亭に向かいました。


B級グルメで話題の『わっぜえか丼』だそうです。

B級グルメも好きなので普段から情報を集めてたりしますが、わっぜえか丼は始めて聞きましたね。
味のほうは特筆するほどではなかったかなー。
まぁ、今回はごはんはどうでもいいんですよ。メインはこの後に出てくる白くまですから。
なので、ガガッとご飯を早々に食べ終わらせてしまって
本命の白くまを出してもらうように店員さんに注文しました。

すると、しばらくして店員さんが
「今、下の店が混んでいますので、白くまをしばらくお待ち頂けますか」と
申し訳なさそうに言ってきました。

本来なら軽くイラッとしますが、今回は全然OKです!
つまり、これで1Fにあった本家むじゃきの白くまを持ってきてくれる事が確定しましたから。
僕の中に僅かにあったフェイク説も無くなったので心置きなく本家白くまを楽しめます。
こうなりゃあ~、いくらでも待ちますよ♪

そして5分ほど待ったところで、いよいよ真打が登場しました。


ベビー白くま。

って、いや、これ本当にベビーなのか??まんが日本昔話に出てくるご飯みたいに山盛りじゃんか。
デカい、デカすぎるよっ。 なんて凶暴な白くまだよ!全然むじゃきじゃないよっ!

さすがにこの量にはビックリです。
ただ、様々なトッピングが随所に乗っており練乳も全面にたっぷりかかっているので
たとえ長期戦になったとしても場所ごとに味の変化をつけて攻め続けることはできそうです。

一通り写真も撮ったところで、いよいよ念願の本家白くまを食べます。
氷がフワッと溶けた後に練乳の甘さが口いっぱいに広がってとても美味いっ!
氷がすごく軽いのでいくら食べても舌に重さが残ることもないし
一口ごとに味が違うので食べ疲れが全くありません。

たまにショボイかき氷だと表面の甘味部分を食べたら
あとは味の無い氷をひたすら食べるだけの嫌がらせのような状態になる事がありますが
白くまは氷を掘り進んでいった先もちゃんと練乳が効いているし
トッピングだけかと思っていたら氷の中にもフルーツや白玉が隠されていて
氷の中から発見したときのサプライズ感もあってどんどん食べれます。

最初見た時にはその量の多さに若干引きましたが
実際に食べてみると最後の1さじまで飽きることなく大変美味しく頂くことが出来ました。
さすが本家の白くまです。わざわざ食べに来た甲斐がありましたよ。



次は何年後に来るか分かりませんが鹿児島に来た時には必ず寄らせてもらいます。

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白くまを満喫して、いよいよ満を持して向かったのは
「対決列島」で最終決戦・白熊対決が行われた『西郷公園』です。


「遅かったな!」と言わんばかりに大会コミッショナーの西郷さんが仁王立ちで待っていました。

いや、西郷さん、ホント、マジでこんなに来るのが遅くなって申し訳ないです。
他のどうでしょうファンからはだいぶ遅れをとりましたが
でも、やっとこうして僕も西郷さんに会いに来る事ができましたよ!



大会で使っていた緑色のベンチは無かったですが決戦会場はほぼその当時のままの姿です。
ネットで検索すると何人ものどうでしょうファンがここで白くまを食べたって話が出てきますね。
そういう世の中の熱いどうバカの記事を読むと大変刺激を受けますね。自分はまだまだだねー


(対決列島 第10夜) この時の安田さんが全力で喜んでて見てて気持ちいいんだよなー

最終白くま対決は対決中の本気っぷりが大変熱いですし
魔人が勝者コメントを言った絶妙のタイミングで噴水が吹き上がるのもイイんだよね!

最初から最後まで笑いっぱなしの対決列島。何度見ても面白いです!

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さてさて、九州ロケ地めぐりもいよいよ終わりに近づき
最後に向かったのは今回巡ったロケ地の中でも一番マニアックな場所になると思います。



この場所、何の企画に出てきた場所か分かりますか?

正直、この画像だけで分かる人はどうでしょうマニアというより
どうでしょうストーカーと言ってもおかしくない危ないレベルの人だけだと思います。

ということで正解の企画とその場面はこちら↓になります。



正解は『クイズ!試験に出るどうでしょう 第3夜』の「シラス台地」でございます。

この時ほとんど真っ暗の中でロケが行われていますが
ミスターがシラス台地を手に取る一瞬だけ背景が映りこみます。


(クイズ!試験に出るどうでしょう 第3夜)

大泉さんがあまりの暗さに
『よく見ていただいているんだろうか、せっかく来てるんだから ここまで。』と言ってましたが
シラス台地しっかりと見させてもらいましたよ!

ついでなのでロケ当時の雰囲気に近づける為に晩御飯を食べてからもう一度撮影してみました。


シラス台地で間違いないですね。

ここでのフィールドワークを終えたあと大泉さんが次に選んだ問題は「高校の100」でした。

【高校の100】の問題
・江戸時代に「漢委奴(かんのわのなの)国王」と刻印された金印が出土したのはどこか。


この答えが分からない人、もしくは対馬と答えてしまった人は
今すぐ深夜バスに乗って福岡県の志賀島までビシーっと直行しましょう。

僕はどうでしょうDVDを何回も見て勉強済みだったので
みごと「志賀島」を答えることができ、今回の九州ロケ地巡りの旅はここで終了となりました。

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「対決列島」テーマソング♪ / 自動車ショー歌・唄 小林 旭

今回の旅はひたすら水曜どうでしょう濃度の濃い旅でしたが
おかげで僕がチェックしていた九州のロケ地のうち
離島を除いた九州の下半分のロケ地をほぼ巡ることが出来ました。
また、当初の目的でもあった成田発のLCCの使い勝手もだいぶ分かり
今後の旅行計画にも非常に役立つ経験が出来たので
大変意味のある充実した旅となりました。

大変だった事もありますがやっぱり旅は楽しいですね。
次はどこに行こうかなぁ~

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九州たっぷりコース 第1夜(大分・竹田の姫だるま 他)
九州たっぷりコース 第2夜(熊本周辺のロケ地巡り)
九州たっぷりコース 第3夜(宮崎県高千穂の刈干切り 他)
九州たっぷりコース 第4夜(宮崎市周辺のロケ地巡り
九州たっぷりコース 第5夜(鹿児島・指宿の砂むし体験 他)
九州たっぷりコース 最終夜(鹿児島・白くま対決 他)←いまココ

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