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日本語の倦怠期は飽きて嫌になる時期という意味だが、主に夫婦の間柄について用いられる。
中国語では、どうだろう?
「現代漢語詞典」を調べると、疲労や倦怠感を指す“倦怠”(juan4dai4)がある。“倦怠期”(juan4dai4 qi1)は文字通りに飽きていやになる時期となるが、単に夫婦の間を指すことではない。
そのほかに、造語力の高い中国語ならではの新語が、最近たくさん現われた。“愛情倦怠期”(ai4qing2 juan4dai4qi1)、“工作倦怠期”(gong1zuo4 juan4dai4 qi1)、“職業倦怠期”(zhi2ye4 juan4dai4 qi1)、“倦怠指数”(juan4dai4 zhi3shu4)ーー愛情倦怠期、仕事倦怠期、職業倦怠期、倦怠指数などが見られる。
私は語学学習にも倦怠期があると思う。
倦怠期に入ってしまう原因はいろいろあるが、新鮮感を失うことや、理想と現実とのギャップなどは大きな要因だと考えられる。
日本での中国語学習は週1回、一回1~2時間程度で行う方式が多いと思われる。この方式は、短期間で目立つほどの上達を期待することが難しい。規則的な勉強を続けることが何より肝心だ。目に見えないが、少しずつの蓄積でも、続けるとそのうち驚くほどのものとなる。
しかし、進歩がはっきり実感できないがゆえ、理想とした目標に近づくことが無理だと思ってしまい、倦怠感を感じる要因となる。
では、どうやって倦怠期を乗り越えればいいのか?(つづく)