自分でも不思議に思いますが、四年ぶりの里帰りから東京に戻った時、成田空港についたとたん、心も体も落ち着くようになりました。
故郷もいいのですが、帰国期間はいつも短い上、厳しいスケジュールだったので、東京より慌しい日々を送っていました。それに、毎日いろな親友に招待され、ご馳走になり、感謝の気持ちがいっぱいですが、限界に達している胃は飢餓感さえ感じなくなります。目の前にご馳走はいっぱい羅列されていても、望んでいるのはただお粥一杯だけのときもありました。一週間経つと、心身とも一刻も早く規則正しい生活に戻りたくなりました。
だから、亜熱帯の暖かく湿った空気に浸された体は東京の冷たい空気に触れた瞬間、あ、戻った!戻った!あの慣れた自分の生活に戻ったとわくわくしてきました。この10年間も生活しているところには人生の大切な思い出がいっぱいありますし、好きな人、好きな仕事、好きな四季などがほとんどここにありますから、東京が好きで離れたくなくなります。
ある人から聞いた話ですけど、東京と故郷とは、今付き合っている恋人と昔の恋人のようなもので、どちらもいいところがあるに違わないけど、今のほうは自分に相応しいからそれをチョイスしただけです。
なるほどですね、今の自分に一番相応しいのは東京ですよね。
東京真好!(dong1jing1 zhen1 hao3)