ランダムなまず庵

 何事にも一寸手を出すが人並みに出来ず、中途半端なその日暮らし・・何でもありの風来ブログ、暇にまかせて「庵」ってます。

富士山に行ってきました・・その③

2008-07-29 11:39:53 | 旅行けば
 下山しながらこう考えた。「何でこんなに辛いんだろうか、どうでも良いことをやってる。兎角この世は住み難い」
 人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し・・徳川家康が言ったそうだが、軽いバックを背負っているだけなんだかキツイキツイ!!!!

 午前10時半に休み休みで下山し始めてから、6合目あたりで急に吐き気がしてきた。吐くものもなく粘液のようなものだけが少し出た。
 考えてみると、もう午後4時だと言うのに何も食べていなかったしトントンと胃を下へ下へと突いていたのだから急な異変に驚いたのだろう。昨日からの何とも不規則な食事状況も影響していると思う。

 昼食など忘れていたというか、バックの中には、五合目の売店で買ったクッキーと菓子パンがあったのだが、疲れで空腹にも気付かず、そこまで考えが行き渡らなかったのである。

 五合目からすぐバスで河口湖駅まで行き、旅館で風呂を浴び、午後5時半ころ、駅前の富士山が望めるレストランで食事と相成った。

 生ビール2杯、盛りそばなどを食して一息ついた。午後9時半ころ帰宅してもまだ胃の調子がおかしかったが、ビール1本飲んで寝た。

 富士山名物「餃子寝」である。一畳に枕が二つずつ並んでいる。寝袋の小さいものに入って・・・蓑虫そっくり・・以前は布団であった・・・・

 若者や外国人はまず、寝ないだろうと思う。第一お金が無駄である。

 総括すると、もうこんな「馬鹿」なことはしないと、次の「馬鹿」まで約束します。体力の低下、衰えの甚だしいこと哀しいかな実感「年寄りの冷や水」いや「冷汗」であった。


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