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前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

注目、前原大臣「ダムに頼らない治水を」

2009年10月28日 | Weblog
  前原大臣の見解は当然ではありますが、新鮮ですよね。これまで、県議会などでは私などごく一部の議員しか言ってこなかったことを大臣が表明したのですから。こういう時期に議席がないのは本当に残念!

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   NHK・・・前原国土交通大臣は、閣議のあとの記者会見で、群馬県の「八ッ場ダム」の建設は中止するという方針をあらためて示すとともに、今後、専門家チームを設置して、ダムに頼らない治水のあり方の本格的に検討していく考えを明らかにしました。

この中で前原大臣は「八ッ場ダムについて、建設中止するという政権公約の基本的な考え方を堅持しつつも、ほかのダムと同じように事業の必要性を再検証する対象に加え、地元住民の方々と意見交換をすることで事態の打開を図りたい」と述べ、治水効果や費用の観点から八ッ場ダムの必要性をあらためて検証して、その内容を地元の住民に示し、建設中止に理解を求めたいという考えを示しました。

そのうえで前原大臣は「ダムや堤防の整備の前提となっている洪水などの基準についても、今後、専門家チームを立ち上げて見直しを進め、河川整備の思想そのものを変えたい」と述べ、ダムに頼らない治水のあり方の本格的に検討していく考えを明らかにしました。

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   西川知事は先に足羽川ダム環境影響評価についての知事意見をだしました。
その内容は、環境影響評価法の趣旨に照らせば不十分な内容です。
一言で言えば、意見というより、事業者への「おねだり」といってもいいような内容です。

   いま一度、あらゆる角度から検討し、ダム計画そのものの見直しが必要です。