これまで20年間479号にわたり発行してきた「こんにちは 福井県議会議員 さとう正雄です」。昨日も2月議会報告の配布活動、あいさつ回りがつづきます。「まさか佐藤さんが落ちるとは思わなかった」「4年後もでてくれ。応援する」「鈴木さんに入れたよ。良かったね」「市会議員は2人当選して良かった」「これからも頑張ってください」などなど叱咤激励をうけながらの活動です。
■2月議会報告に掲載した「こぼればなし」
4月9日投開票の県議会議員選挙で私は次点で議席を失いました。この間、オール与党県政の「対立軸」として、「新幹線の巨額の財政負担と県民が不便になる問題」「日本で唯一の老朽原発再稼働など異常な原発推進県政の問題」「県議会議員と反社会的団体・統一協会の癒着の解明」など取り組んできました。また県民の皆さんの運動とむすんで、少人数学級や子どもの医療費助成制度の拡充、県立学校女子トイレへの生理用品配置など実現してきました。
「県政にモノ言える議席、県民要求の窓口としてひきつづき頑張って」の期待に応えられず本当に申し訳ありません。
しかしこれからも日本共産党役員として県民要求運動や県政課題への要望活動には取り組んでいきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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今期最後の定例県議会閉会本会議。記事に書いたように、新幹線関連に300億円余、の一方で特別支援学校給食費の値上げなどの予算案に反対しました。国保税増税へ誘導、恐竜博物館観覧料、子どもまで大幅値上げなどの議案に反対、の討論をおこないました。反対は私だけ、討論も私だけでした。今期も、「討論のある議会」をめざして努力してきました。私の議席がなかったら、「オール賛成」「討論のない議会」となっていたでしょう。選挙後の今後の議会を県民のみなさんも注視していただきたいと思います。
これまで20年間479号にわたり、県民の皆様に県政の課題などをお伝えしてきたこのお便りは県議会議員の政務活動費によりつくらせていただきましたので、「いったん」これが最終号となります。
選挙中に「政治が難しい、と思っている方でもわかりやすいように伝えてくださっています。誠実で謙虚で真面目な議員だと感謝してもしきれません。あなたに県議としてNo1議員のメダルを贈りたいです」とのメールもいただきました。あらためて議員活動を支えていただいたみなさんに感謝申し上げます。