NHK・・・・・予算削減 福井大反対署名提出 10月30日
国立大学の運営に関する予算を削減すれば人材育成などに支障をきたすとして、福井大学の学長らが、国に予算の確保を求める署名を民主党福井県連に提出しました。
国立大学の運営に関して国は来年度予算案の概算要求で交付金を大幅に削減していて、福井大学は、科学技術の研究や人材育成に支障をきたすとして予算の確保を求める署名活動を行ってきました。30日は、福井市の県職員会館に福井大学の福田優学長らが訪れ、衆議院議員で民主党福井県連の笹木竜三代表代行に集まった7000人あまりの署名を手渡しました。この中で福田学長は、教育現場の厳しい現状を説明し、「日本は、アジア諸国に技術力で追い抜かれつつある。今競争力を失えば何十年も元には戻らない」と予算削減に対する強い危機感を訴えました。これに対し笹木代表代行は、「民間企業からも教育予算の確保を要請されている。科学技術分野を中心に力を尽くしたい」と応えていました。福田学長は、「経済情勢が苦しいときこそ、国の将来を担う人材育成に力を注いでほしい」と話していました。・・・・・・・・
★
昨日は、大学関係者ともいろいろ話し合いました。
就職が厳しく数十社うけても決まらず、精神的にダウンしてしまった学生もいるとのこと。また、就職しても、自宅に帰れず、ほとんど会社に泊まりこみで仕事となり、体を壊してしまった・・・・など。
社会人としての出発が、こんな日本でいいはずはありません。
わたしたちは、大学予算の確保を当然求めます。また、諸外国では高等教育の無償化もすすんでいます。親の経済悪化で中退などを余儀なくされる学生もいます。将来の日本のことを考えれば、現状の予算確保にとどまらない積極政策が求められていると思います。
雇用は、大企業が内部留保を拡大し、50兆をこえる手元資金がうなっているのであり、雇用の責任を果たさせる政治のイニシアが必要でしょう。
ある先生は、「君は10分間の面接ではその良さをわかってもらえないかもしれないが、3日間働けば、その良さをわかってもらえる。がんばろう」と就職が決まらない学生を励ましているというお話もお聞きしました。
そうでしょうね。瞬間で能力を発揮できる人もいれば、何日か、否、何年かかかって輝く人材もいます。そういう人たちが就職できない、というのも社会的に大きな損失だと思いますね。
また、大学できちんと「労働者の権利」が教えられていず、社会生活に放り出されている問題と課題についても話しあいました。
こういう問題は、個々の教官にまかせるのではなく、大学組織としてリーフなどをつくって、卒業・就職していく学生に、労働基準法のことや、行政の相談窓口などの周知をきちんとおこなうことが必要ではないでしょうか。
国立大学の運営に関する予算を削減すれば人材育成などに支障をきたすとして、福井大学の学長らが、国に予算の確保を求める署名を民主党福井県連に提出しました。
国立大学の運営に関して国は来年度予算案の概算要求で交付金を大幅に削減していて、福井大学は、科学技術の研究や人材育成に支障をきたすとして予算の確保を求める署名活動を行ってきました。30日は、福井市の県職員会館に福井大学の福田優学長らが訪れ、衆議院議員で民主党福井県連の笹木竜三代表代行に集まった7000人あまりの署名を手渡しました。この中で福田学長は、教育現場の厳しい現状を説明し、「日本は、アジア諸国に技術力で追い抜かれつつある。今競争力を失えば何十年も元には戻らない」と予算削減に対する強い危機感を訴えました。これに対し笹木代表代行は、「民間企業からも教育予算の確保を要請されている。科学技術分野を中心に力を尽くしたい」と応えていました。福田学長は、「経済情勢が苦しいときこそ、国の将来を担う人材育成に力を注いでほしい」と話していました。・・・・・・・・
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昨日は、大学関係者ともいろいろ話し合いました。
就職が厳しく数十社うけても決まらず、精神的にダウンしてしまった学生もいるとのこと。また、就職しても、自宅に帰れず、ほとんど会社に泊まりこみで仕事となり、体を壊してしまった・・・・など。
社会人としての出発が、こんな日本でいいはずはありません。
わたしたちは、大学予算の確保を当然求めます。また、諸外国では高等教育の無償化もすすんでいます。親の経済悪化で中退などを余儀なくされる学生もいます。将来の日本のことを考えれば、現状の予算確保にとどまらない積極政策が求められていると思います。
雇用は、大企業が内部留保を拡大し、50兆をこえる手元資金がうなっているのであり、雇用の責任を果たさせる政治のイニシアが必要でしょう。
ある先生は、「君は10分間の面接ではその良さをわかってもらえないかもしれないが、3日間働けば、その良さをわかってもらえる。がんばろう」と就職が決まらない学生を励ましているというお話もお聞きしました。
そうでしょうね。瞬間で能力を発揮できる人もいれば、何日か、否、何年かかかって輝く人材もいます。そういう人たちが就職できない、というのも社会的に大きな損失だと思いますね。
また、大学できちんと「労働者の権利」が教えられていず、社会生活に放り出されている問題と課題についても話しあいました。
こういう問題は、個々の教官にまかせるのではなく、大学組織としてリーフなどをつくって、卒業・就職していく学生に、労働基準法のことや、行政の相談窓口などの周知をきちんとおこなうことが必要ではないでしょうか。