前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

村田浩治弁護士 仕事の流儀

2009年10月14日 | Weblog
    昨日は、朝かねもとさんと定例の街頭宣伝。手を振っていく方もチラホラ。民主党のマニフェスト絶対主義で住民のコンセンサスをえないやり方や、小沢幹事長が言い出した国会改革は少数政党排除、国会の行政監視機能を低下させるもの、と問題点を指摘した。
    高浜町の渡辺議員から県の防災ヘリについて「福井のヘリがこないので滋賀県にたのんだらしいが・・」との問い合わせ。さっそく県庁に聞きました。「その時は2日間の整備中でしたので、相互支援の取り決めで滋賀に依頼しました」との回答。結果は「なあーんだ」となりましたが、「説明責任」の大切さを感じました。
    その後、第九回中央委員会総会の志位委員長報告を視聴。いよいよ参議院議員選挙、党大会ですね。


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昨夜のNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」に、パナソニックの「派遣ぎり」とたたかっている敦賀市の河本裁判の弁護士でもある村田浩治弁護士が登場した。

わたしも一度、裁判になる前の打ち合わせに同席したことがあり、その時はじめてお会いした。ピンク色のパソコンが鮮やかだった。ソフトで、説得力ある語り口でまとめていく。福井の弁護士さんからも「派遣問題の第一人者」と聞いていた。

番組では「守るのは働くものの誇り」だ、「まじめにがんばる人たちが報われることが社会の基本」と語る。
村田弁護士のポリシーが、実家の町工場で働く家族の背中からたちのぼったことも、「執念」となっているのだろう。

「うーん」とうなったのは、「今の法律では認められなくても、声をあげつづけないといけないことがある」!
相談者に寄り添い、励ますこういう法律家のたたかい、労働運動や共産党の国会質問など多くの国民のたたかいが労働者派遣法を抜本改正させよう、との世論につながっていると痛感する。

鳩山内閣は、「パナソニック内閣」とも呼ばれているらしいが、「派遣ぎり」などで苦しむ国民の呻き、声に心をよせて「派遣労働者保護法」となるような法改正を期待したい。強く求めたい。