前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

日本原電敦賀原発2号機、直下に活断層、規制基準不適合。キッパリ廃炉に。新増設など許されません❣️

2024年07月27日 | 福井県政

 昨日の原子力規制庁の審査会合。日本原電敦賀原発2号機、直下に活断層、規制基準不適合、となりました。キッパリ廃炉にすることが必要です。もちろん、巨額の建設費で国民負担増の3、4号機の新増設など許されません❣️

 昨夜の再稼働反対金曜行動でも訴えました。この間、阪神淡路大震災、新潟中越地震、東日本大震災、能登半島地震、、、。そもそも全国どこでも巨大地震の危険があり、適地はありません。原発ゼロ、こそめざすべきです❣️

 

 

 

 


「エビデンス不全 身の丈超える交通網」の記事について考える。樹齢800年の福井市末町のケヤキの伐採の報を聞き・・・。

2024年07月26日 | 福井県政

  先日の日経に「エビデンス不全 身の丈超える交通網」の記事。福島空港の利用が落ち込み、県は毎年6億円前後の赤字補填。・・・日本は狭い国土に空路も陸路も縦横に張り巡らせてきた。・・誰にとっても交通網が整っているに越したことはない。問題は持続可能性だ。・・・地域を問わず、甘い予測はもはや通用しない。立ち止まる勇気も求められる。・・・・・・云々の記事。

 を読んで、かつての福井空港拡張計画を思い出した。県・自治体・議会・経済界・マスコミあげての推進計画。総事業費1000億円。しかし地元の反対があり、県議会では日本共産党だけだったが反対の論陣を張っていた。そして栗田知事、西川知事の凍結、中止の決断。もしつくられていたら、他県のように大きなお荷物になっていたことは間違いないだろう。

 いま、新幹線敦賀以西延伸。推進勢力の構図は変わらない。残念ながら県議会に日本共産党がいなく、全議員が新幹線推進の議員連盟に加入している。先日も議会挙げての上京陳情をおこなっている。総事業費は2倍の4兆円にも膨らみ、県民負担も倍増するが、杉本知事は「想定していた」などと述べたという。まさにエビデンス不全、ブレーキのない車で暴走しかねない。人口急減のなかで、従来型の巨大公共事業が従来型の負担の構造でおこなわれれば、福井県民への負担増はほかの分野への影響もふくめて計り知れない。このまま推進でいいのか⁉️

 

 

 

 福井市末町の樹齢800年のケヤキが倒木のリスクが高いため伐採されたという。私も幾度となく、街頭宣伝の場所に使わせていただき、老木の裂けてなお逞しい生命力に元気をもらったもの。ありがとうございました❣️

 

県民福井より

 

 

 


経済性に欠け国民負担増の自民党、関西電力が狙う原発新増設計画は許されない❣️

2024年07月25日 | 福井県政

 関西電力は先日原発新増設に言及しました。当然福井県内での計画となり、自民党、岸田政権、経済界が推進姿勢です。福島原発事故や能登半島地震で脆弱さと危険性が浮き彫りになりました。加えて最近の報道でも経済性に欠け国民負担増、となることが明白です。こんな自民党、関西電力が狙う原発新増設計画は許されない❣️杉本県政や県議会がさらなる危険と国民負担増へすすむことは許されない❣️

  昨日は、革新懇や共産党の会議、九条の会などでした。戦争準備の大軍拡国民負担増に突き進む政治を変えるためにガンバリマス。応援お願いします❣️

 

 

 

 

 


福井県とハピラインふくいに県民アンケート内容をふまえ、快速の充実、混雑時の車両増結など要望ーー新幹線・在来線考える会

2024年07月24日 | 福井県政

 昨日は、新幹線福井延伸と在来線を考える会が、福井県とハピラインふくいに県民アンケート内容をふまえ、快速の充実、混雑時の車両増結など要望しました。松原代表や森川事務局長ら世話人が参加。私も参加しました。県側は小淵地域鉄道課参事、ハピラインふくいでは小川社長らが対応しました。

 考える会は福井駅前で行ったアンケートにもとづき、「快速を金沢まで運行を」「混雑時間帯の車両増結を」などを要望。

 県側は、「より利便性が高くなるのであれば検討の必要がある。車両の数も不足している」と回答。ハピライン側は「快速化すると停車しない駅で不便となる。費用対効果ふまえ検討する」と答えました。また、混雑時の車両増結には「新たな車両確保には、JR西は提供の余剰車両はない。新造は高価。車両追加の即時対応は難しく、臨時増結などで対応したい」などと答えました。

 考える会では引き続き、新幹線敦賀以西問題や利用者の乗り換え利便性などについても県要望を計画しています。

 

 

 

 


北陸新幹線大阪大会で、大阪の狙いは⁉️かねもと衆院1区予定候補らと街頭宣伝、訪問活動で日本共産党の政策を訴えました。環境NGOの資料でも岸田政権の原発回帰は経済から見てもおかしい。

2024年07月23日 | Weblog

 昨日は東海道新幹線が保守車両の衝突脱線事故で終日不通の事態に。あまり記憶にない重大事態。保守作業は定期的にマニュアル化されて行われている作業ですから、事故要因の解明は難しくないでしょう。しっかり解明再発防止に取り組んでいただきたいもの。

 たまたま昨日は北陸新幹線大阪大会。杉本知事が X で発信している添付資料みても、大阪の広域交通ターミナルのまちづくり、とあります。
 かつての橋下知事時代の関西州構想に利用されるとの懸念が甦りますね。当時は米原ルートで滋賀県の負担分の相当額を大阪が持つ、との橋下知事発言でしたが。

 事業費倍増。単純に計算なら、福井県民の負担分も倍増。さて、今回はどのような球が大阪知事から投げられたのでしょうか⁉️😣 橋下知事の時同様、うかつにのる話しではもちろんありませんが。

https://twitter.com/TatsujiS/status/1815278975104786515

 

 昨日はかねもと衆院1区予定候補らと街頭宣伝、訪問活動で日本共産党の政策を訴えました。激励ありがとうございます😊また、訪問した県出先では丁寧にご案内もいただきました。感謝❣️

 

 

 環境NGOの資料でも岸田政権の原発回帰は経済から見てもおかしい、と痛感します。昨日の日経コラムにひざをうちました❣️

 

 

 

 

 

 

 

 


田村智子委員長の党創立記念日講演を支部会議で学習。猛暑のなか、渡辺常任と街頭宣伝。わざわざ家から出てきての激励も❣️小浜市長選、杉本知事も新幹線推進で支援した現職が敗れる。

2024年07月22日 | 福井県政

 昨日は田村智子委員長の党創立記念日講演を支部会議で学習。この間の県内経済団体との懇談や敦賀港特定利用港湾での自衛隊利用などを私からもお話し、活発な討論となりました😊

 猛暑のなか、渡辺常任と街頭宣伝。暮らし守る消費税減税、裏金自民党NO、清潔な日本共産党を❣️わざわざ家から出てきての激励、手振りも❣️ 

 小浜市長選。杉本知事も新幹線小浜ルート推進で支援した自民党公明党応援、現職の松崎さんが敗れる結果に。44歳の前市議が当選。マスコミでは、裏金自民党の高木衆議院議員が応援したことが影響した、との報道も。有権者が従来の政治からの変化を求めたことの表れでしょうか⁉️

 

 

 


福井県立美術館で古代エジプト美術館展が開幕。紀元前3000年ごろから30年ごろまでのマスク、装飾品、少女のミイラ、装飾品など❣️賑わってましたね。

2024年07月21日 | 福井県政

 昨日は福井県立美術館で古代エジプト美術館展が開幕。紀元前3000年ごろから30年ごろまでのマスク、装飾品、少女のミイラ、装飾品など❣️連れ合いと観に行きましたが、賑わってましたね。少女のミイラは豊富な髪の毛も鮮やかに。いつもはいろんな企画のご紹介が遅れるので、今回は早めに😣

 その後、地元で江戸時代に造られた石像のお堂が取り払われた、と聞いて観に行きました。飢饉塚とともにありますが、直接は関係ないとか。台座には文化2年、と彫られています。江戸時代から大事に守られてきた魂を鎮める役割を担ってきた石像と云われています。きれいなお顔。お堂がなくなり風雪にさらされていくと、痛んでいくことになります。歴史的なものを地元の少人数の町内会だけに管理をまかせてきた問題があると思います。

 古代エジプト美術館展を観たあとだけに、福井市に残る歴史的なものの扱いについて、行政もふくめてなんとかならないものか、と思いますね。100年、200年後にも残すためには。

 

 

 

 

 

 


井上さとし参議院議員、平あやこ衆院比例予定候補らと福井駅頭で街頭宣伝❣️北陸新幹線、敦賀以西の費用対効果議論について考える❣️

2024年07月20日 | 福井県政

 井上さとし参議院議員、平あやこ衆院比例予定候補らと福井駅頭で街頭宣伝❣️井上氏らは「能登半島地震をみれば日本には原発の適地はない。原発ゼロへ取り組みましょう。裏金自民党政治の大本、企業団体献金をなくしましょう」などと訴えました。その後、私は福井市内各地で街頭宣伝。激励ありがとうございました😊

赤旗より

 

 

 昨日の各紙には北陸新幹線、敦賀以西の工事費が倍増する見込みであり費用対効果が認可される基準を下回る可能性がある、などと報道。杉本知事らは「想定内。賑わい効果、大阪につなぐ国土軸が必要」などと発言しています。

 私はこういう議論に2つのことを感じます。

●小さく生んで大きく育てる公共事業などと云われてきたが、敦賀までの新幹線や足羽川ダムなどみてもとくにそうなっており、行政もチェック役の議会も税金の効果についての感覚がマヒしているのではないか。さらに、北陸新幹線の長野、新潟、富山、石川、福井のなかではすでに県民一人あたりの税金負担などはすでに最高で40万とも50万とも計算される。さらに敦賀以西小浜ルートとなれば、県民1人あたり100万超の負担でつくる新幹線となりかねない。県財政や小浜市財政を大きく歪める危険があります。

●金沢ー敦賀間の新幹線もフリーゲージなど乗り換え不便とならない案もふまえて認可されたが、それでも費用対効果は1.1とギリギリだった。結局、敦賀での全員乗り換え、途中の度重なる工事費上振れで1倍を下回っている。この点を議会などで問題にしても「金沢開業の賑わい効果をみれば想定超える効果がある」「事業開始後の費用対効果の再計算しないし、事業見直しもない」などの答弁、回答であり、なんとか事業スタートすることが役所など関係者の至上命題になっている。

 

県民福井、讀賣より

 

 

 


福井県に自衛隊などによる敦賀港の「特定利用港湾」指定受け入れに抗議申し入れ。街頭からも県民に訴え。--戦争する国づくり反対福井県連絡会

2024年07月19日 | 福井県政

 昨日は戦争する国づくり反対福井県連絡会は福井県に自衛隊などによる敦賀港の「特定利用港湾」指定受け入れに抗議申し入れをおこない、福井駅前で街頭からも県民に訴えました。

 県庁への要請には連絡会から事務局の南條光麿さん、各団体から木戸さん、松原さん、金元さん、村井さんら10名余が参加。私も同席しました。県港湾空港課の永木庄治課長補佐が応対しました。

 南條氏らは「県民に説明することなく敦賀港を特定利用港湾に指定し、今夏に国との確認書を取り交わすとの動きに私たちは断じて見過ごすことはできません。・・・・安保3文書にもとづくアメリカいいなりの戦争国家づくりの一環であると言わなければなりません。・・・敦賀港が報復などに巻き込まれ、市民の生命・財産が危険にさらされる恐れがあります。・・・・特定利用港湾指定の受け入れに抗議し、これを撤回することを強く要請します」との要請書を手渡しました。

 永木課長補佐は「個人としては戦争する国づくりに反対だ。特定利用港湾は有事を想定しているものではない。平素の訓練の枠組み。心配sれるように有事に直結するものではない。現在港湾関係の団体に説明に回っている。空いていれば使用するので、特定利用港湾となってもなにも変わらない」などと答えました。

 参加者らは「敦賀の平和の歴史をふまえて軍事利用はしないで」「南西諸島などの軍事強化と一体のものではないのか」「もともと安保3文書からでている政策だ」などの声があがりました。

 ではなにがメリットなのか、とたずねたのに対し、永木氏は「港湾整備のカネがくるので、政策的重要度をあげて早く整備をすすめたい。災害対応の準備ともなる」と答えました。

 災害対応は災害になれば知事の要請などに応じて各地の震災災害でも自衛隊は出動していますし、福井の災害でも対応できています。艦船が入るからと言っても、たとえば、豪雨や豪雪災害の対応に極端に差が生まれるとは考えられません。

 

 結局、杉本県政は、原発でも本州で福井県だけが老朽原発ふくめてどんどん危険な原発の再稼働を容認、港の軍事利用でも本州で真っ先に敦賀港を受け入れる・・・・・岸田政権のすすめる原発推進や港湾の軍事利用など住民の安全優先ではなく、「金目」ですすめられる国政に本州で唯一追随していると言われても仕方ありません。

 

 

 

NHKニュース

 

 

 

 

 


福井豪雨から20年。福井市内では各種の展示企画も。しかし、足羽川堤防決壊にいたる行政責任に触れるものがないのはなぜか?あの時は大変だったね、の思い出話だけでは教訓を活かすことにならないのではないか。

2024年07月18日 | 福井県政

 福井豪雨から20年。マスコミでの報道。福井市内では各種の展示企画も。しかし、足羽川堤防決壊にいたる行政責任に触れるものがないのはなぜか❓あの時は大変だったね、ボランティアも頑張ったね、との思い出話だけでは教訓を活かすことにならないのではないか。

福井市内各地で行政などが行なっている展示より

 

 

 

 

 

 

 

 

■福井の科学者 2024年1月号より

 

足羽川ダム事業費倍増。2004年福井豪雨を振り返って

①2004年7月福井豪雨はその直後の関西電力美浜3号機での11名死傷事故(8月)とともに忘れられません。いくつか特徴的なことがありますが列挙すれば以下の点があります。

⚫️全国各地の共産党や労働組合、市民団体から毎日のように駆けつけていただいたボランティア。
ボランティアセンターをたちあげ、福井県庁のボランティアバスなどとも連携しながら民家の泥出しなどに取り組みました。
また、全国の共産党から救援募金が共産党本部によせられ、美山町や今立町などをはじめ被災自治体にお届けしました。
⚫️発災日は福井市と美山町は道路が寸断され通行できませんでした。
事務局の山岡剛さんとともに大野市経由で入りました。越美北線は鉄橋がすべて落ちズタズタでした。
JR西日本の鉄道部にたちより、口頭で鉄道復旧と代替バス運行を申し入れました。
美山町役場と周辺地域も大きな被災でした。町長にお見舞いを申し上げ、緊急要望をお聞きしました。
その後町長は、たくさんの政治家が来たが、佐藤さんが一番最初にかけつけてくれた、と言っていただきました。
翌日には、高橋千鶴子衆議院議員とともに、被災地調査。高橋議員が国会で被災地救援を取り上げ、鉄道局長から、JRに越美北線復旧を指導する、との答弁を引き出し、県庁幹部からも喜ばれました。
⚫️当時の西川知事も決断し、住宅復旧のための支援制度がつくられました。
⚫️足羽川堤防が決壊し、福井市木田地域などが大きく被災しました。
ダムがないからだ、との議論が急速に広がり、いまの足羽川ダム建設容認につながっています。
 私は国土問題研究会に調査を依頼。河川工学の専門家らの調査により、決壊の大きな要因は当時足羽川内で連続して出水期に行われていた工事、と判明し、議会内外で県の河川管理の責任を追及しました。
 緊急にダムに頼らず、河川掘削など関連工事がおこなわれ、福井豪雨なみの水量でも安全な足羽川となりました。もっと早くやられていれば、堤防決壊は防げたでしょう。

詳細は「福井の科学者」2006年10月号に掲載されていますのでご参照ください。

 

②福井豪雨から10年後の2014年6月県議会で私は次のように指摘しました。

「福井豪雨から10年ということで質問をいたします。
 未曾有の豪雨により、福井市足羽川での堤防決壊を初め、福井市内各地、池田、美山、鯖江、今立など、県内広域に甚大な被害がもたらされました。足羽川ダムが着工しましたが、このダムによってこれら地域の被害を一律に軽減できるわけではなく、地域地域の河川整備を初めとした対応を着実に進めていかなくてはなりません。
 振り返れば、足羽川堤防の決壊という重大事態に際し、当時調査を行った専門家集団である国土問題研究会の調査報告が、次のように述べておりました。
 すなわち、「幸橋の工事、仮設迂回路、JR橋について見てきたが、河川管理者である福井県が、河川工作物の設置許可に当たって一番考慮しなければならない災害防止、流通阻害の防止という視点で工事工程、工事内容を十分把握した上で許可をしたとは考えられない。足羽川の破堤をきっかけにしてダム設置の必要性が福井県当局から語られるようになっているようであるが、適切な河川管理をしていれば、堤防からの越水は起こらず、破堤を起こさなくて済んだ可能性がある」。
 実に、ここまで福井県の河川管理責任に踏み込んだ分析は他にありません。しかし、福井県はあの巨大な被害に対して、みずからの責任を認めることはありませんでした。また、ダム計画に一方的に頼り過ぎることなく、もっとふだんから足羽川のしゅんせつや堤防強化など管理を怠らなければ、堤防決壊を防ぐことができたことも明らかでしょう。

 そこで、10年目の節目に改めて質問します。
 足羽川堤防決壊という河川管理者としては最も避けなければならない災害を引き起こした教訓をどのように整理し、この10年間生かしてきたのか。また、今後生かそうとしているのか、お尋ねいたします。
 さて、足羽川ダム着工、河内川ダム本体工事着工など、ダム建設が本格的に進められる中でも、各流域の河川整備計画を着実に進めなければ、県民全体の安全の向上に責任を果たすことはできません。そこで、この間の予算の推移を見てみます。河川事業関係予算は、平成10年度が261億円、福井豪雨直前の平成15年度が147億円と、ほぼ半減されておりました。その後を見ても、平成20年度が103億円、平成25年度が90億円と下がっております。そのうち、県の単独事業は、同じ年度で見ますと、34億円、15億円、11億円、10億円と減っております。つまり、福井豪雨災害後の応急的な工事で一時的に手当てはされたでしょうが、災害に常に備えていくという点では、極めて不十分ではないでしょうか。しかも、平成20年度はダム関係費が48億円ですから、半分はダムに使われています。平成25年度もダム関係は27億円ですから、3分の1がダムであります。
 現状でも、このような状況で、今後巨大ダム工事が本格的に進捗していく中で、本当に県内全域の河川整備計画の予算を確保できるのか、その見通しをお尋ねいたします。
 このことは、砂防関係の事業でも同じ傾向であります。平成10年度予算が183億円であったものが、福井豪雨時には78億円と半減されていました。豪雨後の応急復旧事業が終われば、平成20年度は42億円、平成25年度は21億円と大きな減りです。
 河川にしても砂防にしても、県民の身近な暮らしを守る公共事業が手薄になっているではありませんか。こういう状況のままで不要不急の足羽川ダムや新幹線建設などに巨額の財政を振り向けることは、結果的に県民に重大な損害を与えかねないことを厳しく指摘し、私の質問を終わります。」

 

③足羽川ダムの事業費が2023年、2倍に膨らみました。8月16日付の福井新聞論説でも「池田町で建設を進めている足羽川ダムの完成が3年遅れ2029年度にずれ込み、事業費も約1200億円増の約2500億円に膨らんだ。国土交通省は工程や事業費の想定の甘さについて、真剣に受け止める必要がある。足羽川ダムの今回の事業費増額に伴う県の実質負担は約160億円。20年の北陸新幹線金沢―敦賀の開業遅れに伴う追加建設費の実質負担より大きい。県は国交省に対し、国土強靱(きょうじん)化予算の活用などできる限りの地元負担軽減を求めているが、中央要請まで行った新幹線の事業費増額時と比べるとあっさりとした印象だ。県議会の議論も活発だったとは言えない。県民の安全につながる事業であり、コストを削減すればいいというわけではないだろう。ただ、あらゆる手段を使い地元負担の軽減に努めるべきだ。これ以上の完成遅れや事業費増額がないよう、工事の進捗(しんちょく)管理の徹底も求められる」と指摘されました。

 福井県もオール与党の福井県議会も「あっさり」事業費倍増を容認したことを皮肉っています。

 

足羽川ダムは、もともとの計画地は現在の池田町ではなく、当時の美山町でした。200軒もの移転を伴う計画でもあり県議会、福井市議会でも日本共産党だけが一貫して反対。美山町でも住民の皆さんの反対運動が粘り強く続けられ、当時の建設省が美山での計画を見直すよう求めたのです。

 当時のダム計画には福井市の水道用水や県の工業用水の計画も含まれていました。しかしその後の人口推計などにもとづき、県も福井市も利水計画から撤退を決めました。その結果治水専用ダムと変わり、福井市は足羽川ダム建設の負担金はなくなったのです。今回の大幅な事業費上振れが福井市財政に影響を与えることもありません。

 おかしな公共事業にチェックをかけ、異議をとなえ反対つらぬく住民とともに日本共産党が頑張って、ダム建設事業費の巨額負担を福井市が免れた、と言っても過言ではないでしょう。

 

■福井豪雨10年での私の県議会予算特別委員会質疑より

 

◯佐藤委員  一般質問の続きであるが、福井豪雨、関西電力美浜原発事故から10年ということで、再び尋ねたいと思うのであるが、足羽川はなぜ長期間河川改修やしゅんせつが行われず破堤を招いたのか。改修やしゅんせつが適切に行われていれば、県都の中心部での破堤という事態を避けられたことは、豪雨の後の激特事業の成果で明瞭ではないかというふうに思うわけである。
 そこで、その激特事業の成果を、まずお答え願いたい。あわせて、激特事業について、何年間かかったのか。それから、総事業費は幾らだったのか。費用対効果はどういう数字なのかということを尋ねる。


◯土木部長  足羽川については、昭和49年から河川改修に着手していた。日野川合流点から木田橋の約4.5キロメートルの区間について、工事実施基本計画に基づいて、低水護岸、それから花月橋とか九十九橋、桜橋の橋梁のかけかえなどを進めてきたところである。事業費として約80億円かけて改修を進めてきた。
 なお、福井豪雨災害については、足羽川洪水災害調査対策検討会において、6時間雨量は戦後最大となり、かつ、雨量確率で約1000分の1を示す大規模な雨によるものと認識している。河川改修やしゅんせつが適切に行われなかったという事実はなく、それらが要因ではないと結論づけられている。
 2問目であるが、足羽川の激特事業の事業期間、総事業費、費用対効果についての質問である。足羽川河川激甚災害対策特別緊急事業、略して激特事業であるが、事業期間については平成16年度から平成20年度であって、総事業費は166億5,000万円となっている。費用対効果であるが、改修前10年に一度の確率規模、毎秒約1,300立法メートル流れていたが、それが30年に一度の確率規模の流下能力に向上した。毎秒約1,800立法メートル流れる。さらに国が進めている足羽川ダムが完成することで、80年に一度の確率規模の流下能力、毎秒2,400立法メートルの流下能力となって、福井豪雨と同程度の豪雨にも対応できるということになる。


◯佐藤委員  きょう、お昼のニュースを見ていたら、九州は大変な大雨で、河川災害というよりは土砂災害の報道があった。端的に尋ねるが、福井豪雨が、例えば来週でも今週でも構わないが、同じような雨が降ったとなったら、また破堤するのか。


◯土木部長  破堤しない。


◯佐藤委員  それはやはり激特事業の成果だと思う。ただ、ダムがなくても破堤しないようにできたわけである。なぜそれができなかったかというと、やはりダムの計画がずっと何十年も不透明だった。だから、結局ダムの計画が決まらないと河川の計画も決まらない。こういうような仕組みがあって、結局、河川の改修にもきちんと本格的には着手できなかった。今回、ようやく足羽ダムの計画が決まったということももちろんあるし、それから、もともと破堤したという大問題があるから、そういう激特事業という緊急の応急対策でやられた。そして、福井豪雨規模の豪雨が流れてきても破堤しない川に生まれかわったということは事実であるから、そこはしっかり見ておいていただきたいというように思う。


 

 


斉藤清巳さんのお通夜に。お通夜のあと、うたごえの皆さんが斉藤さんの前で斉藤さんが作った歌を歌いお別れ。

2024年07月17日 | Weblog

 追悼 斉藤清巳さん。
福井県庁再稼働反対金曜行動から生まれた歌、「停まった」。
 今も毎回の再稼働反対金曜行動で福井センター合唱団 辻勲さんのリードで歌い継がれています。

今日のお通夜の後には越美北線、えちぜん鉄道存続で歌われた「ローカル線のうた」も国鉄分割民営化反対の運動やJALのたたかいのなかでうまれた歌とともに遺影の前で合唱されました。
 たたかいが歌をうみ、歌がたたかいを広げる。そんな人生でしたね。

これから先、何十年も何百年も、たたかう人たちを励まし続けるでしょう。

 

 

 

 

https://silmarilnecktie.wordpress.com/2015/11/18/『停まった』斉藤清巳・藤村記一郎作%E3%80%80楽譜/


街頭宣伝していたら、若者が横に立って「頑張ってください、応援します❣️」と。山田市議に男性が、「アリーナは見直してくれ」と。反応ビンビン😱😊

2024年07月17日 | Weblog

 昨日朝、福井駅頭で街頭宣伝していたら、30歳ぐらいの若者が横に立って「頑張ってください、応援します❣️」と熱烈応援。自民党裏金事件は世代を超えて怒りが広がっていますね。

 かねもとさんが話しているとき、山田市議に男性が、「アリーナは見直してくれ」と。私には「頑張って」と握手を求めてくる男性も。反応ビンビン😱😊

 チカラを合わせれば必ず裏金自民党政治を終わらせることが出来ます❣️

 かねもと幸枝衆院予定候補や私たちがみなさんのご自宅やお仲間の集まりに伺い国政県政市政の課題や日本共産党について、出向いてお話しする活動にも取り組みます。ご希望の日程などお気軽にお問い合わせください。 0776271380 まで😊

 

 

 

 


倉林明子党副委員長•参議院議員迎えた演説会に350名、きたる総選挙で日本共産党の躍進、市民と野党の共闘で自民党政治を終わらせよう❣️

2024年07月16日 | Weblog

 昨日は、倉林明子党副委員長•参議院議員迎えた演説会に350名、きたる総選挙で日本共産党の躍進、市民と野党の共闘で自民党政治を終わらせよう❣️の熱気ある演説会でした。

 山田ふみは市議の司会で、かねもと幸枝衆院1区予定候補、藤野やすふみ前衆議院議員•比例予定候補、倉林明子参議院議員が暮らし、能登半島地震と被災者救援ボランティア、原発の危険、消費税減税を、裏金自民党政治を終わらせよう、など訴えました。

 参加者からも沢山の募金と、「わかりやすい話しで感動した」「能登半島地震被災支援活動での日本共産党の頑張りがわかった」など感想が寄せられました。演説会後の懇談会では入党される方々も😊

 ご参加、ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました❣️ しんぶん赤旗のお申し込み、日本共産党入党のご相談、福井県の方は 0776273800 まで❣️

 

 

 

 

 


自民党裏金あいまいにするな❣️経済無策の政治から消費税減税•賃金引き上げの政治で暮らし守れ❣️街頭から訴え。本日、倉林明子参議院議員迎え演説会、ぜひお聞きください😊

2024年07月15日 | Weblog

 昨日は共産党支部の皆さんと、自民党裏金あいまいにするな❣️経済無策の政治から消費税減税•賃金引き上げの政治で暮らし守れ❣️など街頭から訴え。また地域訪問活動で演説会参加を呼びかけました。

 本日、倉林明子参議院議員迎え演説会、ぜひお聞きください😊 午後2時から福井フェニックス•プラザ2階ホール。藤野やすふみ前衆議院議員、かねもと幸枝衆院予定候補もお話しします。

 アメリカ、トランプ前大統領への銃撃暗殺未遂事件。安倍元総理の事件を思い出しました。政治の言論主張を暴力によって封じることは民主主義を壊すことであり断じて許されません😡😡

 

 

 

 

 


福井と敦賀の空襲を語り継ぐ展示とつどい❣️いよいよ明日、倉林明子参議院議員迎え日本共産党演説会。午後2時、福井フェニックス•プラザ。平和と暮らし守る政治をともに❣️

2024年07月14日 | Weblog

 昨日は福井駅前、ハピテラスで「福井と敦賀の空襲を語り継ぐ展示とつどい」が開催されスタッフとして参加しました。会場には、ゆきのした文化協会所蔵の焼夷弾、当時の写真、書籍、敦賀空襲の資料などが展示され、沢山の方々が見入っていました。

 屋敷実行委員長あいさつ、稲木信夫さんの詩「1945年7月19日を忘れない」を、ゆきのした文化協会の荒川勝巳さんが朗読、空襲体験者の大野勉さんと田中文夫さんが、生々しい空襲の体験をお話し。電話交換手の女性たちの非業の死。水路を逃げ、握っていた女性の手が、、、。ふたたび戦争する国とならないよう決意新たに❣️うたごえの皆さんの「折り鶴」(梅原司平)の合掌にあわせ、参加者が折り鶴を献じました。

 さて、いよいよ明日15日、倉林明子参議院議員迎え日本共産党演説会。午後2時、福井フェニックス•プラザ。平和と暮らし守る政治をともに❣️

 

 

 

 

 

地元紙でも報道されました