昨日は、京都の八木、日吉、美山、園部、京丹波の地域の9条の会がたちあげた「原発問題を考える会」の学習会でした。
きっかけは福井へ農民連として原発視察にこられた松田愛子さんが、「地元でも話しを聞きたい」と9条の会を中心に企画していただいたもの。前回は安斎育郎先生だったそうです。
共産党からも南丹市の仲絹枝市議、高野美好市議、京丹波町の東まさ子町議らにご参加いただきました。ありがとうございました。
私の話の後、みなさんから熱心な質問が相次ぎました。「福島原発事故の原因はなにか」「事故後に福井の原発の非常用電源の対策はどうなっているか」「ストレステストの内容は」「汚染は広大な地域に拡がっているが除染は可能か」などなど・・・・・・。
松田さんからは、「地元の動きや住民の意識、それに京都府との関連などを、実際に「原発をなくする」立場で地元政治の第一線で行動されている御話をいただき、励まされ元気をいただきました。「原発推進派となくそうとする私たちの綱引きです」とおっしゃったことばが大変印象に残りました。綱をしっかり握って、引っ張る仲間を増やしていき、息長く行動していこう と思っています」とのメールをいただきました。ありがとうございます。
連帯して「原発ゼロ」へがんばりましょう!
帰りの列車は指定席をとれず、自由席も満杯で、久々に立ちっぱなしでした。
★
赤旗・・なくせ原発 ふるさと返せ 福島集会 1万人超
「なくせ!原発 安心して住み続けられる福島を! 10・30大集会インふくしま」が30日、木々が色づき始めた福島市の「四季の里」で開かれました。実行委員会が「参加者は1万人を超えました」と発表すると、歓声があがり拍手がおきました。こわされたふるさとでの平穏なくらしを返せ、政府と東電は責任を取れと、「オール福島」の意思を訴える、原発事故後最大の集会となりました。
「福島で生きていきたい」「ふるさとを返して」など、平和なふるさとでくらしたいという切実な思いをつづったゼッケンを身につけた福島県内の参加者をはじめ、47都道府県すべてから駆けつけました。
また、仮設住宅や県外に避難している住民たちも参加。浪江町から二本松市の仮設住宅に家族とともに避難している理容業の男性(68)は、「原発のせいで家を失い仕事を失い、孫とも離ればなれになってしまった。賠償もせず被害者を裸で放り出したままにしている国と東電は絶対許せない」と話しました。
ステージから「ふるさとを汚したのは誰!」の歌が響くと、「東電だ!」と応じる参加者たち。子どもたちが大声コンテストで「外でかくれんぼしたい!」と叫ぶと、おとなたちは「遊ばせたい!」と応え、舞台と会場が一体となって盛り上がりました。
12人の集会よびかけ人を代表して早川篤雄氏(楢葉町・住職)と片岡輝美氏(会津若松市・会津放射能情報センター代表)があいさつ。
福島県農協中央会会長の庄條一氏、浪江町長の馬場有(たもつ)氏、飯舘村長の菅野典雄氏、福島県前知事の佐藤栄佐久氏があいついで登壇。発言のたびに拍手、「そうだ」のかけ声がとびました。馬場町長は、「本当に、悲しいです。悔しい。浪江町民2万1000人が県内や全国に避難している。そんな状況をつくったのは誰だ! 東京電力です。国策として進めてきた国にも責任があります」と訴えました。
日本共産党の志位和夫委員長があいさつし、「この集会の大きな成功を力に、さらに世論と運動をひろげ、原発にしがみつく勢力を追い詰め、包囲しましょう。安心して住み続けられる福島、原発ゼロの日本をつくるために、頑張りましょう」と呼びかけました。
集会参加者は「ふくしまに生き、明日につなぐ」と題したアピールを採択。アピールは「美しい大地・空・海を引き継ぐために! いま、声をあげましょう! 広げましょう! 『なくせ原発!』」とうたっています。
集会後、「なくせ原発」「徹底的に除染しろ」「全面賠償当たり前」など、シュプレヒコールしながらパレードしました。・・・・・・・・
福井県からも山川ともいちろう・あわら市議や玉村正夫・越前市議らが参加しました。
さて、フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は、福島第1原発事故で海洋に流出した放射性物質セシウム137の総量を約2万7千テラベクレルと発表しました。東電発表の30倍近くに相当し、史上最悪のようです。
先日の上杉隆さんのお話でも、海洋条約により日本に巨額の賠償が求められる可能性があるようです。国土の除染にも10兆円単位の巨額費用。
さらに、海洋汚染で国際的も賠償、ということになれば日本の国は大変なことになります。
あらためて、このような取りかえしのつかないリスクを抱えた原発からの撤退が求められると痛感します。
きっかけは福井へ農民連として原発視察にこられた松田愛子さんが、「地元でも話しを聞きたい」と9条の会を中心に企画していただいたもの。前回は安斎育郎先生だったそうです。
共産党からも南丹市の仲絹枝市議、高野美好市議、京丹波町の東まさ子町議らにご参加いただきました。ありがとうございました。
私の話の後、みなさんから熱心な質問が相次ぎました。「福島原発事故の原因はなにか」「事故後に福井の原発の非常用電源の対策はどうなっているか」「ストレステストの内容は」「汚染は広大な地域に拡がっているが除染は可能か」などなど・・・・・・。
松田さんからは、「地元の動きや住民の意識、それに京都府との関連などを、実際に「原発をなくする」立場で地元政治の第一線で行動されている御話をいただき、励まされ元気をいただきました。「原発推進派となくそうとする私たちの綱引きです」とおっしゃったことばが大変印象に残りました。綱をしっかり握って、引っ張る仲間を増やしていき、息長く行動していこう と思っています」とのメールをいただきました。ありがとうございます。
連帯して「原発ゼロ」へがんばりましょう!
帰りの列車は指定席をとれず、自由席も満杯で、久々に立ちっぱなしでした。
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赤旗・・なくせ原発 ふるさと返せ 福島集会 1万人超
「なくせ!原発 安心して住み続けられる福島を! 10・30大集会インふくしま」が30日、木々が色づき始めた福島市の「四季の里」で開かれました。実行委員会が「参加者は1万人を超えました」と発表すると、歓声があがり拍手がおきました。こわされたふるさとでの平穏なくらしを返せ、政府と東電は責任を取れと、「オール福島」の意思を訴える、原発事故後最大の集会となりました。
「福島で生きていきたい」「ふるさとを返して」など、平和なふるさとでくらしたいという切実な思いをつづったゼッケンを身につけた福島県内の参加者をはじめ、47都道府県すべてから駆けつけました。
また、仮設住宅や県外に避難している住民たちも参加。浪江町から二本松市の仮設住宅に家族とともに避難している理容業の男性(68)は、「原発のせいで家を失い仕事を失い、孫とも離ればなれになってしまった。賠償もせず被害者を裸で放り出したままにしている国と東電は絶対許せない」と話しました。
ステージから「ふるさとを汚したのは誰!」の歌が響くと、「東電だ!」と応じる参加者たち。子どもたちが大声コンテストで「外でかくれんぼしたい!」と叫ぶと、おとなたちは「遊ばせたい!」と応え、舞台と会場が一体となって盛り上がりました。
12人の集会よびかけ人を代表して早川篤雄氏(楢葉町・住職)と片岡輝美氏(会津若松市・会津放射能情報センター代表)があいさつ。
福島県農協中央会会長の庄條一氏、浪江町長の馬場有(たもつ)氏、飯舘村長の菅野典雄氏、福島県前知事の佐藤栄佐久氏があいついで登壇。発言のたびに拍手、「そうだ」のかけ声がとびました。馬場町長は、「本当に、悲しいです。悔しい。浪江町民2万1000人が県内や全国に避難している。そんな状況をつくったのは誰だ! 東京電力です。国策として進めてきた国にも責任があります」と訴えました。
日本共産党の志位和夫委員長があいさつし、「この集会の大きな成功を力に、さらに世論と運動をひろげ、原発にしがみつく勢力を追い詰め、包囲しましょう。安心して住み続けられる福島、原発ゼロの日本をつくるために、頑張りましょう」と呼びかけました。
集会参加者は「ふくしまに生き、明日につなぐ」と題したアピールを採択。アピールは「美しい大地・空・海を引き継ぐために! いま、声をあげましょう! 広げましょう! 『なくせ原発!』」とうたっています。
集会後、「なくせ原発」「徹底的に除染しろ」「全面賠償当たり前」など、シュプレヒコールしながらパレードしました。・・・・・・・・
福井県からも山川ともいちろう・あわら市議や玉村正夫・越前市議らが参加しました。
さて、フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は、福島第1原発事故で海洋に流出した放射性物質セシウム137の総量を約2万7千テラベクレルと発表しました。東電発表の30倍近くに相当し、史上最悪のようです。
先日の上杉隆さんのお話でも、海洋条約により日本に巨額の賠償が求められる可能性があるようです。国土の除染にも10兆円単位の巨額費用。
さらに、海洋汚染で国際的も賠償、ということになれば日本の国は大変なことになります。
あらためて、このような取りかえしのつかないリスクを抱えた原発からの撤退が求められると痛感します。