昨日は、総選挙結果をうけて福井駅頭で候補者としてたたかった金元幸枝書記長、山田市議、谷口常任らと宣伝。自民党国会議員の裏金問題、非公認候補にも税金の政党助成金から2000万円渡していた問題など、自民党を大敗させるスクープを連発したのは日本共産党と赤旗です。企業団体献金禁止、税金をつかみ金として渡すような政党助成金廃止で真の改革をすすめます。真相報道の赤旗新聞をぜひお読みください、などと訴え。じっと立ち止まって聞いてくださる方々、握手していく方々など、激励ありがとうございました。公約実現に誠実にがんばっていきます。
その後、午前午後と選挙用ポスターを掲示いただいたお宅をまわり、お礼とポスター撤去の活動に参加しました。ご協力ありがとうございました。
話題の しんぶん赤旗の購読申し込みが共産党本部に相次いでいるそうです。福井県の方は福井県の事務所でも購読申し込みを受け付けています。月ぎめの購読料は、通常の日刊紙は3497円(学生割引は2200円)、日曜版は990円。0776273800 まで。
福井女子中学生殺人事件、前川事件。
検察は再審開始に異議申し立てせず
再審開始へ
無罪となる公算大❣️
最初からアリバイがあり、本人も一度も犯行を認めない事件でした。でっち上げの証言によって殺人犯とされたことが明らかとなりました。
私も暴力団関係者や県警関係者から話を聞いたことがありますが、当時から「前川はやっていないのでなはいか」と言われていました。
当時の捜査の検証も改めて必要になるでしょう。
しかるべき時期に、県警として、また、県議会としても検証の議論を行なっていただきたいものです。
■NHK・・・福井 38年前の女子中学生殺害事件 再審開始へ
38年前、福井市で女子中学生が殺害された事件で、殺人の罪で服役した59歳の男性の再審=裁判のやり直しを認めた名古屋高等裁判所金沢支部の決定について、検察は異議申し立てをしないことを明らかにしました。これにより、男性が最初に再審を求めてから20年を経て、やり直しの裁判が開かれることになりました。
1986年に中学3年の女子生徒が福井市の自宅で殺害された事件で殺人の罪で懲役7年の判決が確定して服役した前川彰司さん(59)について、名古屋高裁金沢支部は今月23日、再審を認める決定を出しました。
決定では、有罪の決め手とされた目撃証言について、新たに検察から開示された証拠などをふまえ、「捜査機関が関係者に誘導などの不当な働きかけを行って証言が形成された疑いが払拭(ふっしょく)できず、信用できない」などと判断しました。
この決定について検察は28日、異議申し立てをしないことを明らかにしました。
判断の理由について名古屋高等検察庁の畑中良彦次席検事は「決定書の内容を子細に検討し、証拠関係を総合的に考慮した結果、異議申し立てはしないと判断した。今後の手続きは再審公判で行うことになり、適切に対応したい」などと説明しました。
前川さんは逮捕から一貫して無実を訴え続け、最初に再審を求めてから20年を経て、やり直しの裁判が開かれることになりました。
この事件では、もとの裁判で1審が無罪、2審が有罪と判断が変わり、再審請求の審理でも、13年前に出された再審を認める決定が検察の異議申し立てを受けて取り消される異例の展開をたどっていました。
前川さん会見「無罪を勝ち取るまで浮かれずにいたい」
前川さんは検察の対応を受けて会見を行うため、28日午後4時ごろから弁護団とともに福井弁護士会の会議室にいました。
そして、午後4時半すぎに検察が異議申し立てをせず、やり直しの裁判が開かれることになったことを伝えられると、笑顔を浮かべ、弁護団と握手したり抱き合ったりしていました。
前川さんは「安どしました。すべての人に感謝したい。あくまで再審開始ではなく、無罪の確定を目指してやってきた。無罪を勝ち取るまでは浮かれずにいたい」と話していました。
■毎日・・・福井・中3殺害、再審公判開始へ 検察側が異議申し立て断念
福井市で1986年に中学3年生の女子生徒(当時15歳)が殺害された事件で、殺人罪で懲役7年が確定して服役した前川彰司さん(59)の第2次再審請求を認めた名古屋高裁金沢支部決定に対し、検察当局は28日、異議申し立てを断念すると明らかにした。決定が確定し、前川さんの再審公判が開かれることになる。無罪となる公算が大きい。
検察側の対応が焦点となっていた。前川さんに対し、再審開始決定が出たのは2度目。第1次請求では2011年に高裁金沢支部が再審を認める決定を出したが、検察側の不服申し立てにより、名古屋高裁の異議審で取り消された経緯がある。
23日の高裁支部決定は、前川さんが有罪となる根拠となった知人らの証言について「捜査機関による誘導や不当な働きかけがあった疑いがある」として信用性を否定。弁護側が提出した新証拠と確定審での旧証拠を総合的に検討し、「(前川さんを)犯人と認めることができない」と結論付けた。
決定では検察への批判も展開。弁護側が新証拠とした捜査報告書について、検察が確定審の段階から事実関係の誤りを認識しながらも明らかにしていなかったと述べ、「不誠実で罪深い不正行為」と指摘した。
この事件は86年3月19日夜に発生。福井市の市営住宅に1人でいた女子生徒が刃物で刺されるなどして殺害された。前川さんは約1年後、殺人容疑で逮捕された。1審は無罪だったが、2審は心神耗弱状態だったと認めて懲役7年の逆転有罪とし、最高裁で確定した。【木島諒子】
福井女子中学生殺害事件
福井市の市営住宅で1986年3月20日、中学3年の女子生徒(当時15歳)が殺害されているのが見つかった。知人らの目撃証言などから前日19日夜に殺害したとして、福井県警は約1年後に前川彰司さんを殺人容疑で逮捕。1審は無罪だったが、逆転有罪とした2審は心神耗弱状態だったとして懲役7年を言い渡し、97年に最高裁で有罪が確定。前川さんが満期出所した後の第1次再審請求では、名古屋高裁金沢支部が目撃証言の信用性を否定するなどして再審開始を認めたが、異議審で名古屋高裁が取り消し、最高裁で2014年に確定した。