前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

政権交代を実現させた国民のたたかい

2009年10月11日 | Weblog
   昨日は車のパンクで予定していた会合を急遽キャンセル。発言を頼まれていましたが、残念でした。このほか、自治体問題などでの懇談、労働組合の大会でのあいさつ、9条の会の宣伝行動に参加など。宣伝中に、「あ佐藤さん、また赤旗を読みたいのだけれど」との声もかかり、総選挙後も共産党が注目されていることを実感・・・・

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   先日、越前市で開かれた南越地域の革新懇話会の例会によばれて参加してきました。私は「政権交代を実現させた国民のたたかいと今後の展望」と題して30分間話題提供をしました。福井県革新懇話会の松原信也さんも運動の面からお話。また福井県庁にだしていた新幹線問題での県の回答についてもお話されました。

   こういう会の場合、あとで「質問はありませんか」と司会の方が聞いても誰も質問しないと、「うーん、話がいまいちだったかな」と反省します。
今回は問題意識をもって参加された方が多かったこともあるでしょうが、
○公共事業の無駄遣いをやめて、資本主義は発展するのか。
○天下りの問題ではどのくらい税金がムダにつかわれているのか。
○地域の自民党は民主党に憎悪をいだいている。ダム問題でも桝谷ダムも県民の負担が増えただけで無駄なダムでなかったか。
○後期高齢者医療制度廃止の展望を考えると運動が重要だ。
○憲法は国民が国に守らせるものだ、とのアピールが必要。
○尼崎事故で、事故調査委員会とJRの癒着は大問題。
   などなどあいついで質問や意見がだされました。

   まさに、国民のたたかいが自民党政権を終わらせ、民主党をして路線の変更をせしめたことを感じました。
今後とも、どんな問題でも「政権まかせ・期待」に陥るのではなく、草の根からの国民の運動、そしてわたしたち共産党のがんばりが、新しい日本をつくっていくでしょう。その一翼をしっかり担う気概の方々とお話できて幸せな気分になりました。

   なお、人数の多少にかかわらず出前懇談会・つどいをおこなっています。わたしや地元の市町議会議員が、国政・県政・地元のこと、日本共産党のことなど20~30分でお話させていただきます。お気軽に声をかけてください。無料生活相談もおこないます。
お問い合わせは mmasao.sato@gmail.com
または電話 0776-27-3800(共産党) まで。

  以下、参考にわたしのレジュメです。

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政権交代を実現させた国民のたたかいと今後の展望

南越革新懇学習会   09・10・09  前県議 佐藤正雄

�、自公政権退場と国民のたたかい・日本共産党の果たした役割
1選挙結果

2最近の世論調査から

3[改憲派」「靖国派」への打撃
  「共産党がいなければ改憲できた」と言った中山太郎の落選はじめ改憲派議員が139人から53人に激減。当選議員の51パーセントは改憲反対。

�、福井でも変化が
県議会 民主党会派再編 自民党を離党して民主党に入党した議員、自民党籍のまま会派は民主という議員。最終日の新幹線推進などの意見書に「反対」。
社会保険病院存続。勝山では自民党議員も「社会保険病院存続で良かった」、自民党支持者も「政権交代して良かった」。


�、日本共産党のとりくみ
●党24大会  社会的連帯で反撃を
●今回の結果もわたしたちが営々としてがんばってきた結果。
 「共産党がムラタに申し入れたことをテレビでみて、こんなことができるのは共産党しかない。みんなに話している」
●建設的野党論の意味
8年前、小泉改革を民主は応援。しかし、国民のたたかい広がるなかで方針転換。
●野党外交
 

�、民主党政権はどういう政権か。運動とたたかいの展望は。
�過渡的な性格をもつ政権。「財界中心」「日米軍事同盟中心」という従来の政治の古い枠組みから抜け出す立場はみられない。国民の利益に反する問題点も少なくないが、国民要求を反映したさまざまな政策もかかげている。

�首班指名に先立って、九月十日に志位委員長と鳩山代表との党首会談。
「国民の利益にかなった良いことでは協力し、悪いことには反対する,問題点をただす」

★いま大事になっていること
待機主義、出されてくるものにたいして是か非かでなくて、わたしたちの要求を積極的に実現するために政策化し、要求運動をおおいに活発にし、論戦と草の根のたたかいをまきおこす。


�自民党は
 はじめて戦後第一党の座から転落し、野党に。自民党政治そのものの崩壊過程がはじまった。