前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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福井県立図書館におもう

2009年10月04日 | Weblog
久しぶりに県立図書館をたずねた。県庁幹部が論文を書いた雑誌を見るためだったが、残念ながら県立図書館にははいっていなかった。職員の方が、丁寧に県内の他の図書館にもないか探してくださったがなかった。
残念だったが、職員の丁寧な応対に気持ち良く図書館を後にした。

しかし、県庁として、県職員が発表した論考がのっている雑誌や書籍は県立図書館への「納本」などのシステムをつくってもいいのではないだろうか。

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ちょうど県立図書館では、「則武三雄と北荘文庫」「歌人 山川登美子」など企画をやっていた。また、松本清張、太宰治ら生誕100年作家のコーナーもつくられていた。

与謝野鉄幹の主催する新詩社の機関誌「明星」に咲いた大輪。与謝野晶子と登美子。折口信夫も晶子より登美子の方が純粋さの点で優れていると評価したという。もうもうとした生活と愛と死へのおそれを歌ったことが展示からわかる。
弟の亮蔵はプロレタリア作家。たしか、共産党の茨城県委員会の方からも聞いた記憶があるが・・・。

坂井中学校の授業で「明星」、晶子を習い、「ほうか」と思い立ち、さっそく学校前の文具屋で「週刊 明星」を買ったら、どうも内容が違った。担任から「なんでこんな雑誌を買ったのか」と聞かれて、正直に答えたら呆れられたな。
しかし、その担任は国語の成績に最高点をつけてくれた思い出がある。いい先生だったな。

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与謝野の孫、自民党の与謝野さんは下野。
ご本人は短歌はやらないのかな。では、私がかわって与謝野さんの心境を駄句で・・・・

     改革の 火で焼け焦げし この身体 
         新国会に 横たわりけり